「1千万円のキーワードない」福岡県議会副議長、現金授受疑惑を再否定 声紋鑑定巡り「自分の声だとしてもお金受け取ってない」
「大金やけん、管理しとかんと」など生々しいやりとり
福岡県議会の議長就任を巡り、吉松源昭県議から「現金を要求された」と名指しされた中尾正幸副議長が8日、記者団の取材に応じた。現金授受のやりとりを録音した音声データについて「自分の声だったとしても、お金は受け取っていない」と改めて否定した。 【実際の音声】「大金やけんね」などのやりとりが録音されている 吉松氏は2019年10月15日、県議団幹事長だった中尾氏とゴルフ代1千万円の受け渡し方法を話し合った際、その会話を録音。「松本(国寛県議団)会長が手荷物(1千万円)を預かる」「大金やけん、管理しとかんと」など生々しいやりとりが残されていた。
これについて、中尾氏は6日の記者会見で「自分に似ているが、記憶にない」と否定。8日も「松本会長も含めて3人で会った記憶がない」「1千万円のキーワードはなく、要求したわけではない。『荷物』の意味は分からない」と繰り返した。 その上で、音声が中尾氏本人だったとする声紋鑑定の結果が出たとしても、現金授受自体がなかったことから、自身に責任は「ない」と明言した。(本紙取材班)
西日本新聞