2008年単行本発行
 
久しぶりの 米澤穂信です。

 五つの短編からなる 
連作ミステリー。 

舞台は、地方の名家。 
その土地に大きな影響力を持つ 
旧家の人々と、 
そこに仕える少女たちの物語です。
 母屋、離れ、蔵……
 
お嬢様に仕える
少女たちの 聡明さと慎ましさ。
 お嬢様たちの気高さと華やかさ。

 調度品や屋敷の空気まで
 目に浮かぶようでした。 

そして、 
姉妹とも友人ともいえる 
二人の信頼と親密さ。 

物語には、 推理好きなら思わず 
「おや?」と感じる言葉や 
小さな仕掛けも
散りばめられています。

私は甘美で不穏な
匂いだけは、わかりましたが

 時代設定を勝手に 昭和初期と
思っていたのですが、
 途中で バタイユやサドの
翻訳書が登場し
「あれ?」 となりました。 

昭和初期ではなく、 
1960年代頃なのでしょうか。
私の勝手なイメージでは、
 昭和初期の方が 
この物語に似合う気がしたので。
少し残念⋯⋯ 

ちょっとした病や怪我でも 
命を落とすことがあった時代。

 死が、今よりずっと 
身近にあった時代。 
そこには、
 現代が失ってしまった 
美しさも感じました。

いえ⋯
死は今も変わらず、 
あなた様の大切なお方のように、
 そっと寄り添って
いるのかもしれません。
 
🍀🍀🍀

へっへ(笑)
この小説風に書いてみたのさ
似合わないかぃ?

🍀🍀🍀

キンシバイ@近所の公園

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