知念大成
| 読売ジャイアンツ #94 | |
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NPB AWARDS 2025 ファーム表彰式での知念大成(2025年11月26日撮影) | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | 沖縄県南城市 |
| 生年月日 | 2000年4月27日(26歳) |
| 身長 体重 |
181 cm 85 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 外野手 |
| プロ入り | 2025年 育成選手ドラフト5位 |
| 初出場 | 2026年7月7日 |
| 年俸 | 400万円(2026年) |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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知念 大成(ちねん たいせい、2000年4月27日 - )は、沖縄県南城市出身[1]のプロ野球選手(外野手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]2歳上の兄が野球をしていたことをきっかけに幼年期からボールに触れていた。小学生時代は学童軟式野球チームのみんとんBBCでプレーし、左投げであることから投手と外野手を兼任した。南城市立玉城中学校の軟式野球部ではバッティング練習のしすぎで肋骨の疲労骨折などの怪我をしてきたものの、県大会優勝を経験している[2]。
沖縄尚学高等学校では最速150km/hに迫る速球を武器に投手として活躍したが、3年間で甲子園大会出場はなかった[3]。1学年上に砂川リチャード、岡留英貴がいた[4]。
高校卒業後は沖縄電力へ入社。1年目の2019年は投手と外野手を兼務し、投手として日本選手権登板を経験[5]。その後は完全に外野手に転向して[6]計5年間在籍したが、「どうしてもプロに行きたい」という思いから、周囲の反対を押し切り2023年オフに退社した[3]。
オイシックス時代
[編集]2023年11月27日、翌2024年からイースタン・リーグに新規参入するオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブへの入団が発表された[7]。背番号は24。入団会見時には来季の目標として、自分の持っている力を最大限に出し、究極というものを超えてチームにひとつでも多く貢献できるように、また、野球を通じて新潟県を熱く盛り上げたいとの思いから「究極」という言葉を色紙に書いた[8]。
2024年は1年目から外野のレギュラーに定着。特に6月は打率.364、2本塁打と好調で、ファーム月間MVPを受賞した[9]。最終的な打率は.323(この年規定打席到達者ではリーグ唯一の三割打者)で[10]、NPB登録外選手ながらイースタン・リーグ首位打者に輝いた[11][12]。このほか、安打、三塁打もリーグ1位で[13][14]、長打率もリーグ2位を記録する[15]活躍で、複数球団から調査書が届いた[16]が、指名には至らなかった[17][18]。NPB AWARDSでは、イースタン・リーグの優秀選手賞にも選出された[19]。
2025年、7月20日開催のフレッシュオールスターゲームに初選出。3番で先発出場すると初回に先制2点本塁打を放つなど2安打2打点の活躍で最優秀選手(MVP)に輝いた[20]。打率は前半戦はリーグトップで[20]、最終的にはリーグ2位の.283と前年よりは率を落とすも、長打力が増して9本塁打を放った。チームの主軸として打線を牽引し66打点を挙げてイースタン・リーグ打点王に輝いた[21]ほか、2年連続で安打数リーグ1位、長打率リーグ2位を記録[22]。しかし、安定した成績を残した一方でインパクトのある数字は記録できておらず、調査書は1球団からしか届かず、知念本人はドラフト直前「手応えはないです…」と語っていた[23]。同年10月23日に行われた、2025年ドラフト会議において唯一調査書を送っていた読売ジャイアンツに育成5位で指名された。巨人がこの年最後に指名した選手であった[23]。ファーム参加チームの野手のNPBドラフト指名は知念が初めて。担当スカウトは斉藤宜之[24]。スカウトからの評価は低かったものの、2024年までオイシックスの監督を務め、2025年に巨人のコーチに就任していた橋上秀樹が球団に獲得を依頼したことで最下位指名されたとものである[25]。同年11月7日からは指名を受けた巨人の秋季キャンプ第3クール初日からチーム本隊に合流した[注 1][26]。
巨人時代
[編集]2025年11月14日、巨人と育成選手として仮契約を結んだ。支度金は290万円、年俸400万円(いずれも金額は推定)で、背番号は003[27]。
2026年1月28日からの宮崎での一軍合同自主トレ、2月1日からの一軍キャンプに、新人の育成選手ながら参加した[28]。2月14日からの沖縄・那覇での2次キャンプでもメンバーから外れず[29]、春季キャンプを完走した。オープン戦にも8試合に出場したが、15打数3安打で打率.200、1打点の成績で、開幕前の支配下登録移行までには至らず、3月15日から二軍に合流した[30]。開幕後、ファーム・リーグ公式戦には10試合以上に出場して打率4割強と好調で[31]、4月17日から21日にかけては4試合連続複数安打とアピールしていた[32]が、左翼手として先発出場した4月22日の対埼玉西武ライオンズ戦(ジャイアンツタウンスタジアム)、3回の守備で左翼後方の打球を背走しながら好捕した際にフェンスに激突した。左側頭部がフェンスに直撃する形になり、自力で起き上がることができず、担架に乗せられて退場した[31][33][34]。このプレーで左膝を負傷し、溜まった水や血を3回抜くという約1か月間の安静期間を経て[35]、5月22日の三軍戦で実戦に復帰した[32]。6月30日からは二軍に昇格して約2か月ぶりにファーム・リーグ公式戦に出場し始め、7月4日の対ハヤテベンチャーズ静岡戦(富士北麓球場)では佐藤宏樹から巨人入団後初の二軍公式戦初本塁打を記録した[36]。二軍戦復帰後の4試合で打率.363、1本塁打、5打点と好調で[37]、7月5日までで二軍戦通算17試合の出場ながら打率.439の好成績を記録していた[38][39]。7月6日、支配下契約を結び、背番号は94に変更された[37][38][39]。翌7日に出場選手登録された[40]。同日の阪神タイガース戦(東京ドーム)の2点差がつけられていた7回2死一・二塁の場面で代打で一軍戦初出場を果たす。遊撃強襲の内野安打で初安打も記録し、続く代打・坂本勇人による走者一掃逆転打につながった[25][41]。
選手としての特徴
[編集]50mは5秒8の俊足、投手として最速151km/hを計測した強肩、打球速度が最速176km/hといった身体能力の持ち主[5][42]。
思い切りのよいスイングが魅力[5][43]だが、宮本慎也は理に敵った打撃フォームではないと言い切っており、オイシックス時代の知念の打席での構え、スイングの軌道は「とてもプロの一軍レベルでは通用する感じはしなかった」と述べている。その一方、卓越したバットコントロールの持ち主であり、見栄えは悪いながらバットに当てる「当て勘」はずば抜けていると評価しており、課題を克服する成長力もあると述べている[25]。
走塁面はオイシックス監督時代の橋上秀樹より、「今は走塁にしてもイチかバチかになってしまう、いい時はいいけど、悪い時はその反対」と指摘されているが、外野守備は「見えないファインプレーも多いんですよ。外野手としては理想的な走り方をしていますし」と高く評価されている[42]。
巨人のスカウトディレクター・榑松伸介は、知念のプロに入りたいという気持ちがプレーに現れ、そのハングリーさを高く評価した[24]。
人物
[編集]詳細情報
[編集]記録
[編集]- 初記録
タイトル
[編集]- イースタン・リーグ首位打者賞:1回(2024年[45])
- イースタン・リーグ打点王:1回(2025年)
表彰
[編集]- フレッシュオールスターゲーム最優秀選手賞(MVP):1回(2025年)
背番号
[編集]- 24(2024年)
- 00(2025年)
- 003(2026年 - 同年7月5日)
- 94(2026年7月6日 - )
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ 「【ドラフト会議】南城市出身の知念大成(沖縄電力→オイシックス)、巨人に育成5位」『沖縄タイムス+プラス』2025年10月23日。2025年10月24日閲覧。
- ↑ “知念 大成(沖縄尚学)「秋の状態を取り戻し、夏は100%の状態で頂点に立つ!」”. ライブドアニュース(高校野球ドットコム) (2018年6月13日). 2024年10月10日閲覧。
- 以下の位置に戻る: 1 2 “「10人いたら10人反対」超安定企業を辞め2軍球団へ オイシックス知念大成の熱すぎる思い「ドラフト30位でも…」”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュース・コラム (2024年6月26日). 2024年9月3日閲覧。
- ↑ “プロ野球に65年ぶりの新球団が誕生!“超低空”のアンダースローや準硬式出身の「異色右腕」にスカウト陣が大注目(2ページ目)”. デイリー新潮 (2024年1月14日). 2024年9月3日閲覧。
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- ↑ “知念 大成-選手プロフィール”. 一球速報.com. OmyuTech. 2024年10月2日閲覧。
- ↑ “新入団選手のお知らせ | ニュース”. オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ. 2024年8月30日閲覧。
- ↑ 新潟日報メディアネット『オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブオフィシャルイヤーブック 2023』新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ、2023年12月。ISBN 978-4-86132-846-6。
- ↑ 一般社団法人日本野球機構. “2024年6月度「スカパー!ファーム月間MVP賞」受賞選手 | 2024年 表彰選手”. NPB.jp 日本野球機構. 2024年8月30日閲覧。
- ↑ “2024年度 イースタン・リーグ 【打率】 リーダーズ(打撃部門)”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年9月30日閲覧。
- ↑ “イースタン・リーグが全日程終了”. NPB.jp. 日本野球機構 (2024年9月29日). 2024年9月30日閲覧。
- ↑ 「今季からファーム新規参加2球団は最下位もオイシックス知念大成は首位打者…ドラフト指名あるか」『日刊スポーツ』2024年9月29日。2024年9月30日閲覧。
- ↑ “2024年度 イースタン・リーグ 【安打】 リーダーズ(打撃部門)”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年9月30日閲覧。
- ↑ “2024年度 イースタン・リーグ 【三塁打】 リーダーズ(打撃部門)”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年9月30日閲覧。
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- ↑ 「【7日の公示】巨人は6日支配下登録の知念を出場選手登録 - スポニチ Sponichi Annex 野球」『Sponichi Annex』2026年7月7日。2026年7月7日閲覧。
- ↑ 「巨人・知念大成がプロ初出場初打席で初安打!からの代打・坂本勇人が走者一掃の3点適時二塁打!」2026年7月7日。2026年7月7日閲覧。
- 以下の位置に戻る: 1 2 羽鳥慶太 (2024年6月26日). “「10人いたら10人反対」超安定企業を辞め2軍球団へ オイシックス知念大成の熱すぎる思い「ドラフト30位でも…」”. THE ANSWER. p. 2. 2024年10月2日閲覧。
- ↑ 「【巨人2軍】育成5位・知念大成 巨人入団後、公式戦初ヒットを記録 塁上で笑顔 記念ボールもベンチへと返る」『日テレNEWS NNN』2026年3月17日。2026年4月22日閲覧。
- ↑ 「【巨人】知念大成がプロ初打席初安打 高橋遙人から代打で快音 6日に支配下登録されたばかり」『スポーツ報知』2026年7月7日。2026年7月7日閲覧。
- ↑ “イースタン・リーグ表彰 | 2024年 表彰選手”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年9月30日閲覧。