松蔭のドラゴンズジュニア出身“強打の二刀流”主将、コールド勝ちけん引「無理だと思っている人は誰もいない」シード愛工大名電への挑戦権獲得【高校野球愛知大会】
◇5日 全国高校野球選手権愛知大会2回戦 松蔭7―0春日井工科(熱田愛知時計120スタジアム)=7回コールドゲーム 主将の一打で松蔭打線に火が付いた。相手の先発を打ちあぐね、0―0で迎えた4回1死。3番の恒石圭吾外野手(3年)が甘く入った直球を見逃さず、中堅手の頭上を越える三塁打を放った。四球と盗塁で1死二、三塁としてから小野の2点適時打で先制。3―0の7回は、1死満塁で恒石からの3連続適時打で試合を決めた。
昨秋、今春ともあと一歩のところで県大会出場を逃しただけに、恒石は「シンプルに勝ててうれしい。最後のアウト1個まで意識できた」と初戦突破に笑みがこぼれた。 昨秋以降の公式戦は打率4割以上で、守備では中堅手と投手を兼ねる左腕。小学6年時には中日ドラゴンズジュニアに選出され、今春のセンバツ4強に貢献した中京大中京の主将・荻田らとプレーした。高校は強豪私学からの勧誘もあったが「国公立大学に行きたいので全部断って松蔭に来た」と学業と両立する道を選んだ。
最後の夏は自身がくじを引き、初戦突破でシード校の愛工大名電と対戦する組み合わせに決定。仲間に謝ろうとしたが「みんなの顔を見たら、無理だと思っている人は誰もいなかった」と笑う。今夏の目標は「個の力では勝てなくても、みんなで考えて格上に勝ちたい」。”格上”との対戦も束になって挑む。
中日スポーツ