「ファンは弱い時も応援する」サカナクション山口さんが気付いた“うつ病の自分とドラゴンズ” 一生応援される音楽を
■“うつ病”とドラゴンズ
2022年、山口さんはうつ病にかかりました。2年間の休止を経てバンド活動を再開しましたが、今も病気と闘っています。 山口さん(2025年1月のYouTube配信): 「うつ病になってさ、希死観みたいなものと闘いながらやってたけど。あとはここからはさ、あとはもう未来よ。同じ病気で苦しんでる方とかさ、僕とは違うけど苦しんでる方がいっぱいいて、僕の活動が励みになってるって言ってくれる人もいっぱいいるわけよ」 山口さん: 「うつ病になった時に、まず最初にできなくなったのが音楽だったんです。好きなものからできなくなるって本当だなと思ったんですけど。釣りも好きなんですよ。釣りもできなくなって、大好きなドラゴンズも離れていくのかなと思いきや、ドラゴンズだけはうつ病の状態でもちゃんと好きでいられたんですよ」
「僕が病気で苦しかった時、ドラゴンズも弱かったんですよ。すごくドラゴンズもしんどい時期だったんですね。その中でもファンの人たちは一生懸命応援してたわけですよ、ドラゴンズを。弱いドラゴンズをね」 「僕も音楽の活動ができてない中で、自分を忘れられてしまうんじゃないかとすごく不安だったんですけど。そんな中、ドラゴンズを弱い時も応援してくれる人たちがいるってことは、自分が苦しい時にもずっと応援してくれている人たちがいるんだろうなって、そこにうまく切り替えられたというか。自分もやっぱりドラゴンズを一生かけて応援するんですよ。自分の音楽も一生かけて応援したいって思ってもらえるような音楽を作ろうという、そういう気持ちになれたのが大きいですね」 Q.今も闘病中というか状態が良くない時が? 山口さん: 「この病気は一生付き合っていく病気なんで、いい時も悪い時もありますけど。今もなお、音楽をやりながら闘っている感じです」
■“推し活”とドラゴンズ
2025年、中日ドラゴンズの主催試合の観客動員数は、過去最多の252万832人。女性ファンと子供たちが増えています。 今、3人に1人が“推し活”をしているといい、市場規模は3.8兆円です。空前の推し活ブームについて、山口さんは…。 山口さん: 「みんな社会に対して不安だったり、不満があるんですよ。それを解消したり忘れるために、推し活っていうものを利用してるんじゃないかなと思っていて。野球ってすごく推しやすいと思うんですね。試合を見て、見るだけで応援になるわけですから。だから僕は野球をもっと見てほしいですね」