Photo by iStock
Photo by iStock

強すぎる「こだわり」

大貴さんだけでなく、周囲を辟易させたのが、Aさんの“こだわり”だった。

「たとえば田辺さんを田中さんと読み間違えるみたいなミスって、誰にでもありますよね。相手がそういうミスをした時、Aさんは『田辺さんです!』と話の腰を折ってまで指摘してしまう。自分のミスは認めないけれど、他人には厳しいんですよね」

Photo by iStock(画像はイメージです)
-AD-

そんなAさんの口癖は「change the world」だった。

「Aさんは、発達障害者の自分こそが世界を変えると思っていて、会社に対して『昼寝の時間を認めてほしい、シリコンバレーでは当たり前のことだ』など、たくさんのことを要求していました。実際、シリコンバレーでは、会社に仮眠室やジムがあるところも珍しくないそうです。

でも、そういう配慮が認められるのは、会社に貢献する人材を確保するため、もしくは優秀な人材のパフォーマンスをさらに上げるためではないでしょうか。会社で仕事をする以上、誰しも一定の成果を出さなければならないと思います。

少なくとも私にはAさんが成果をあげているようには見えないどころか、自分の失敗を失敗とも思ってないようでした。最終的なチェックはもちろん私がしますが、私はまずAさんに自分の仕事を覚えてほしかった。しかし、Aさんはそちらにはあまり興味を持たず、change the worldの名の下に会社に“合理的配慮”を求めるのには熱心でした」

\現代ビジネスの記事を見つけやすく/
Google検索で優先表示

おすすめ記事

※当サイトで提供している情報は、投資その他の行動を勧誘する目的で運営しているものではありません。銘柄の選択、売買価格等、各種投資に関する最終決定は、ご自身の責任と判断でなさるようにお願いいたします。弊社は、当サイトの情報をもとにユーザーが行った投資行動の結果に関して、一切の責任を持ちません。