健康保険内で行われた治療であれば
返金されなくても異論はないでしょう
しかし
健康保険外(自費)で行われた治療だったら
どうでしょうか?
まぁ 今回の例は癌の手術ですからねぇ…
常識的には 病院が患者から印鑑を
ついてもらっているでしょう
そして書面上
『何が起こっても異議申し立てはしない、
費用の返還請求はしない』
ことに同意を得てから手術をするでしょうね
まぁ 命に係わることですからねぇ
結果はどうあれ
信頼した医師が
努力して手術をやってみてくれたことに感謝し
(一筆書いてはいなかったとしても)
返金を求める気になどならないでしょうね
これが任意契約です
結果がどうあっても返金の必要はないということです
全て医療行為は任意契約で行われていると思います
さて これが歯の治療だったらどうでしょうか?
同じ目線で考えられるでしょうか?
私は考えられませんねぇ…
保険治療であれば
治療が首尾よく行かなくても
患者が被せ物の具合に異議を唱えたとしても
謝罪しなくても全く問題ないのですが
保険外(自費)治療でしたら
『結果がどうあれ金を払えよ』
というのはさすがに可笑しいでしょう
歯科医院では
歯を削ったり被せ物を装着したりという治療や
歯槽骨に直接手を加えるような
外科的処置をする場合であっても
術前に同意書を取り交わすような歯科医が
それほど多くないことも
トラブルが多い一因になっているかと思います
術前に同意書を用意する歯科医も
多くはなっているかと思いますが
うまく行かなくても
被せ物が(審美的に)気に入らなくても
(当然のことですが)
歯科医が不利になるようなことがないような文言が
書かれているはずです
要するに
委任契約ですから返金するようなことはないし
たとえ一部返金があったとしても
極度に小さな金額になるかのどちらかです
弁護士によると
『患者が満足できない場合には全額返金』
としている歯科医は 私以外にはいないようです
歯科医になって30年
ずっと『納得できなければ全額返金』
といったスタイルでやって参りました
『どうして?』ですか?
それは 私が患者だったら
『納得できなければ全額返金』
でなければ納得できないからです