有村治子参院議員が永年在職25年 人への敬意「有村節」
参議院本会議で語られた「国民すべてに仕える政治」の原点
自民党総務会長を務める 有村治子 が、2026年4月24日の参議院本会議において、国会議員在職25年の永年在職議員表彰を受けた。
平成13年(2001年)の初当選以来、女性活躍担当大臣、行政改革担当大臣、自民党女性局長、参議院自民党政策審議会長などを歴任し、現在は自民党総務会長として党運営の中枢を担っている。
今回の表彰では、同じく25年表彰を受けた議員として、宮沢洋一氏、松山政司氏、小池晃氏らの名前も並んだ。参議院公報によれば、本会議では議長が表彰文を朗読し、「常に憲政のために力を尽くされた」とその功績を称えた。
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「1億2千万余の日本国民みんなに仕える」
有村議員が語った挨拶の中でも、特に印象的だったのが、初当選時に後の衆議院議長・ 大島理森 から受けたという言葉だった。
『自民党の議会人になった以上は自民党を支持してくださる方々はもちろんのこと、野党を支持される人々も無党派の皆さんもまだ投票権を持たない赤ちゃんも含めて、1億2千万余の日本国民みんなに仕える矜持を持って事に当たろうじゃないか。これが自民党の誇りであり使命だよ』
この言葉について有村議員は、
「この心構えによって、たとえ主義主張が対立することがあっても、敬意を持って人と接することの重要性を教えていただきました」
と振り返った。
さらに会場の空気を和ませたのが、閣僚時代の国会答弁を振り返った次のくだりだった。
「大臣時代、野党からの厳しい論戦に窮しましたが、この方もまた私がお仕えすべき大事な日本国民なんだと思うと、不思議と冷静さを保てる場合もありました」
この発言には議場や関係者からも思わず笑みがこぼれ、「有村節」ともいえる柔らかなユーモアと、人への敬意を重んじる政治姿勢がにじみ出る場面となった。
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対立の中でも「敬意」を失わない政治姿勢
近年の国会では、与野党対立の激化やSNS時代特有の分断が目立つ中、有村議員の言葉は「政治家は誰に仕える存在なのか」という原点を改めて問いかける内容でもあった。
特に、
* 与党支持者だけではなく野党支持者にも仕える
* 無党派層にも責任を持つ
* まだ投票権を持たない子どもたちの未来にも責任を負う
という視点は、単なる党派政治を超えた「議会人としての矜持」を感じさせる。
有村議員はこれまでも、沖縄復帰50年問題、女性政策、安全保障、人権外交など幅広いテーマに取り組んできたことで知られる。
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25年の節目、なお続く議会人としての歩み
参議院では、25年在職表彰は「永年にわたり憲政に尽力した議員」に対して院議をもって贈られる重みのある表彰制度である。
四半世紀にわたり国政の第一線に立ち続けてきた 有村治子 。
その挨拶は、単なる功労表彰の謝辞にとどまらず、「政治家とは誰のために存在するのか」という民主政治の本質を静かに語るものだった。
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参考
* 参議院議員 有村治子プロフィール
* 参議院公報(令和8年4月24日)