ソフトバンク首位に浮上 打率1割台の海野が殊勲打「良い意味で期待を裏切った」
毎年恒例の東京ドームでの主催試合で、ソフトバンクは投打の歯車がかみあって西武に6-0で快勝した。チームは約2カ月ぶりに首位に浮上。満員の観衆で埋まったスタンドに小久保監督は「東京にこれだけのファンがいるのはありがたい」と感謝を口にした。 海野が攻守で勝利を牽引した。打撃では四回、西武のエース・平良から先制の2点適時二塁打を放ち、チームはこの回一挙4点を奪った。この試合前まで打率は1割台に低迷。「なかなかチャンスで打てていなかったので、良い意味で(ベンチの)期待を裏切った」という一打に、試合後の小久保監督は「きょう(の試合)は海野でしょう」と真っ先に名前を挙げた。 捕手としても、先発した上沢の好投を演出。切れのある変化球を軸に投球を組み立て、西武の各打者に的を絞らせない巧みなリードが光った。 この日から始まった西武との3連戦に先勝し、チームは引き分けを挟んで3連勝。「いいスタートを切りたかった」と話す指揮官の表情にも充実感が漂った。昨年のリーグ覇者が、いよいよ調子を上げてきた。(浅野英介)