「1割7分じゃ考える余裕なんてない」ソフトバンク海野隆司が課題克服のために見せる姿勢
ソフトバンクの海野隆司捕手(28)が、19日からのリーグ戦再開に向けて「とにかく打つのみ」と打撃でのチーム貢献を誓った。 ■交流戦V争いは〝延長戦〟へ…3チームの条件は? 昨年、チーム最多105試合に出場した経験を生かした堅実な守りを見せる一方で、課題の打撃は打率1割7分6厘と伸び悩む。5月中旬にDeNAからトレード移籍してきた山本祐大捕手(27)が左手有鉤(ゆうこう)骨の手術で2~3カ月の長期離脱となる中、「チャンスだと思ってやる」と再び巡ってきた好機を逃すつもりはない。 積極的な姿勢は見せ続けている。13日のヤクルト戦では、走者がいない場面でもバスター打法を試みた。結果的に安打は出なかったものの、細川亨バッテリーコーチは「試合の中でトライするのが一番自分のためになるし、今後にもつながる。(バスター打法に限らず)どんどん考えてやっていってほしい」と背中を押す。 山本祐の加入は大きな影響を与えた。5月12日に加入して以降、山本祐が先発した13試合でチームは9勝。打率3割4分9厘、2本塁打と打撃でも貢献し、海野は出場機会を減らした。 その一方で、プラスに働いたこともある。「(山本)祐大が帰ってくるというプレッシャーもあると思う。(海野)隆司から『正捕手を取りに行く』という気持ちは伝わってくる」と細川コーチ。危機感を募らせているだけでなく、セ・リーグの打者について、山本祐とリード面で話し合うことで配球のパターンも増えたという。 リーグ戦再開後に掲げる打撃の目標について海野は「(打率)1割7分じゃ考える余裕なんてないので、どの場面でも打つのみ」ときっぱり。攻撃でもチームを引っ張る。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】 ▼どうなる交流戦Vの行方 決着は16日に持ち越し ソフトバンクは他球団の結果次第…条件は?▼
西日本新聞社