ドジャースサヨナラ勝ちで60勝MLB一番乗り 今季初の延長戦で“乱闘騒ぎ”にも動じず…ラッシングが劇打 大谷翔平は米通算299号2ラン含む3安打4打点
◆米大リーグ ドジャース8X―7ロッキーズ=延長11回=(6日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】逆方向へ「ザ・大谷弾」!32歳1号で通算300号王手!! ドジャース・大谷翔平投手(32)が6日(日本時間7日)、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。右上腕二頭筋の張りから復帰2戦目にして、メジャー通算299号を含む3安打4打点の大暴れを見せた。 ナ・リーグ西地区首位を独走するチームは、同地区最下位のロッキーズを相手に守護神スコットが9回にまさかの3失点。6―6とされ、今季92試合目で初の延長戦に突入した。10回の守りでは1死三塁からマッカーシーの一ゴロの間に三塁走者キャリッグが一時勝ち越しの生還。その際にスライディングした足が捕手ラッシングと交錯したことで乱闘騒ぎにも発展したが、その裏に追いつくと、7―7の11回にラッシングの一打でサヨナラ勝ちを決め、両リーグ60勝一番乗りとした。貯金は今季最多タイの「28」となった。 13連戦も最終カード。大谷はロッキーズ先発左腕のフリーランドに対して試合前の時点で通算13打数7安打の打率5割3分8厘、2本塁打、5打点と得意にしていた。初回先頭の第1打席は中直に倒れるも打球速度111・8マイル(約179・9キロ)と強烈な当たり。これが伏線だった。1点を追う3回無死二塁で迎えた第2打席。初球の87・9マイル(約141・5キロ)カットボールを振り抜くと、打球速度105・9マイル(約170・4キロ)、角度29度、飛距離379フィート(約115・5メートル)で左中間席にたたき込んだ。32歳初アーチは出場6試合ぶりの19号逆転2ラン。大谷は二塁を回ったところでこっそりピースサインをつくって喜びを表現した。 3回1死二、三塁の第3打席でもフリーランドから中前へ2点適時打。今季3度目の1試合4打点をマークすると、7回1死の第4打席では右腕アグノスから右前打を放ち、今季7度目で最多タイの3安打猛打賞とした。マルチ安打も出場6試合ぶり。復調を予感させる一日になった。サヨナラ機の9回2死二塁の第5打席は申告敬遠だった。 32歳の誕生日だった前日5日(同6日)の本拠地・パドレス戦で右上腕二頭筋の張りから2試合ぶりに復帰した大谷。7回2死一、二塁では左腕モレホンの100・4マイル(約161・6キロ)シンカーに詰まりながらも中前適時打とし、32歳初安打&初打点をマークした。ロバーツ監督は「ここ数試合は打席で本来の内容ではないけど、健康面に問題があるとは思わない。これからも普通にプレーしていく」と話した。実際、この日の試合前には投手調整のキャッチボールを3日ぶりに再開し、右腕に関する不安を払拭していた。 大谷は右上腕二頭筋の他にも、左膝がまだ万全ではない。6月中旬に炎症が発覚して以降、今なお試合後にアイシングを施す姿が見られることもある。「100%でできていないモヤモヤ感」を本人も抱きながらプレーをしているが、前半戦は残り5試合。日本人史上初の米通算300号を決めてオールスターに向かうつもりだ。
報知新聞社