ソフトバンク期待のスラッガー・正木智也が驚異の188キロ弾でキャリアハイの8号!高校時代から特大本塁打を量産【主筆・河嶋宗一コラム『グラカンvol.126』】
今季ソフトバンクで大きく成績を伸ばしているを伸ばしている正木 智也外野手(慶応)。32試合の出場ながら、24年の7本塁打を上回り、すでにキャリアハイとなる8本塁打を記録しています。また、打率.302、22打点、ОPS.962と優れた打撃指標を残しています。慶応、慶応義塾大で取材してきた筆者としては嬉しい活躍です。 【動画】正木智也の強烈な打球!!
衝撃を受けた2ホーマー
正木選手を追いかけるようになったのは、高校2年夏(2016年)の神奈川大会です。準々決勝で、慶応は前年甲子園優勝の東海大相模と対戦し、正木選手はこの試合で2ホーマーを放ちます。インコースに入った速球を豪快に振り抜き、スタンド上段に打ち込んだ当たりを見て衝撃を覚えました。 正木選手はこの試合の本塁打について、「どちらもインコースでした。コースは狙っていなくて、反応で打てました」と振り返ります。 この2本塁打で得たものは大きかったようです。 「この試合の前に足の上げ方を変えたんです。そこで一気に調子を上げることができました。そこで感じたのは、何かを少し変えるだけで良くなるものだということ。積み上げてきたものは大事ですけれど、少しの工夫で良くなると感じましたね」 2年秋に栃木で開催された秋季関東大会の花咲徳栄戦では、清水 達也投手(現・中日)から特大の本塁打を放ちました。三塁側から見ていて、打撃フォームの流れが非常にカッコよく、まさに華のある選手でした。 正木選手は当時、大きく騒がれていた早稲田実の清宮 幸太郎選手(現・日本ハム)と同世代でしたが、長打力は引けを取らないものがあったと思います。 バットを立てて構えて、手元までボールを呼び込み、弧を大きく描いたスイングが印象的でした。この打撃フォームについて正木選手は、「ヘッドの重みを効かせることを意識しすぎるとドアスイングになりがちなので、インサイドアウトにしつつ、ヘッドの重さをぶつけることをやっていました」とその意図を語ります。 このように、高校時代からフォームについて深く考えて取り組んでいました。高校通算50本塁打を放ち、プロのスカウトからも注目されましたが、そのまま慶応義塾大へ進学します。