6戦ぶりスタメンの2年目野手がV打&ルーキー右腕が1球火消しのプロ初勝利 若き力でソフトバンクがオリックスに今季初のカード勝ち越し
◆ソフトバンク5―2オリックス(25日、みずほペイペイドーム) 打球が中前へ抜けると球場が大きく沸いた。同点の六回2死二、三塁、庄子雄大がオリックス山崎颯一郎の直球をはじき返し、走者2人をかえす決勝打。お立ち台で笑顔を輝かせた2年目は「先輩方がチャンスをつくってくれたので、ここしかないという気持ちだった」と会心の一打を振り返った。 ■【動画】さすがすぎる守備…落下地点へ一直線!牧原の超ファインプレー!! 先発機会が多かった5月とは一変、6月はベンチスタートが続いていた。6試合ぶりの先発起用で、まずは自慢の選球眼と脚で魅せた。五回先頭で四球を選び、続く正木智也の打席で盗塁成功。その後、近藤健介の右翼線の当たりでさっそうと同点のホームを踏んだ。巻き返しの一振りに小久保監督も「ああいう活躍をしたらまたチャンスが出てくる」と高評価だ。 庄子の放った値千金の一打は、若い力の奮闘が生んだ。指揮官も「よく頑張った」と絶賛したのが、ドラフト3位ルーキー、鈴木豪太の「火消し」だ。同点の六回1死満塁でマウンドに上がると、わずか1球で若月を二ゴロ併殺打に打ち取り、ピンチを脱出。勝ち越し劇につながり、史上9人目となる1球でのプロ初勝利をつかんだ。 オリックス相手に今季初めてカード勝ち越しに成功。首位西武が敗れ、ゲーム差「1・5」まで詰め寄った。今季最多の貯金13に指揮官は「まだまだシーズン半分も行ってない」ときっぱり。それでも、2人の若い力の活躍はチームを加速させた。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】 ▼「ヒットも打たれすぎ。ファームに行かせます」小久保監督、前田純の2軍再調整を明言 6回途中11安打▼
西日本新聞社