Vol.580「国民と共に生きる覚悟」
(2026.7.7)
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…政府が強引に今国会中の成立を目指す皇室典範の改正(正確には大改悪)、その目的は「皇族数の確保」とされているが、もちろん大嘘だ。目的はただひとつ、「愛子さまの排除」である。何が何でも愛子さまは天皇にはしないという前提で全てが進められているのだ。愛子さまが人生に賭けたご覚悟が端的に示されているのが、愛子さまが中学1年生の時に書かれた短編小説だ。国民の気持ちに寄り添い、国民と苦楽を共にし、国民の幸せを常に願う…そんな天皇の務めを、おそらくほぼ無意識のうちに、海に浮かぶ診療所で生きものを癒す看護師の小説に託して書いておられる。こうして将来の夢を育てた幼き日の愛子さまは、ついに「国民と共に歩む」道を断念せざるを得ないのか?今上陛下が上皇陛下から受け継ぎ、そして愛子さまにも受け継がれている「国民と共に歩む」という覚悟。これがどれほどの覚悟なのか、国会議員は一切理解できていない!
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…「昔の天皇さまには、お世話係の女の人が大勢いて、そのうち何人かが見初められて、お世継ぎを産むためのお相手になったんだよ」…子供の頃、家族からこんな話を聞いたことがある。昭和の庶民がイメージしていた、いわゆる「女官」の仕事だ。また、テレビで見た中国や韓国の宮廷ドラマは、皇帝のキサキや側妾、侍女らが暮らす「後宮」と呼ばれる男子禁制のハーレムで繰り広げられる愛憎劇であり、徳川将軍家の「大奥」のイメージもあって、私の中では、日本の女官もシナの後宮も同じようなものだという思い込みができていた。ところが、歴史を紐解いてみると、日本の女官は、他国の皇帝や大王に仕えた宮女とは、役割も立場もかなり違っていたのだ。日本の「女官」とは何者だったのか?さらにシナの後宮には必須だった「宦官」が、日本にはいなかった理由とは?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…竹田恒泰は自分の息子を、己の野心にとって都合のよい手駒・道具と思っているのでは?今回の天皇陛下のオランダ・ベルギー訪問で感じたことは?日本の若い男性は愛子さまからの求婚に応じられないのでは?女性からのプロポーズをどう思う?恋愛で結婚した国民女性が皇族になるのと、旧宮家の国民男性が養子で皇族になるのは、元国民という意味では同じ?俳優の佐藤二朗さんと橋本愛さんの騒動をどう思う?長距離移動の楽しみというものはある?…等々、よしりんの回答や如何に!?
1. ゴーマニズム宣言・第608回「国民と共に生きる覚悟」
政府が強引に今国会中の成立を目指す皇室典範の改正(正確には大改悪)、その目的は「皇族数の確保」とされているが、もちろん大嘘だ。
目的はただひとつ、「愛子さまの排除」である。
何が何でも愛子さまは天皇にはしないという前提で全てが進められているのだ。
このまま愛子さまは排除され、本人の今までの覚悟も、生き方も否定されるのだろうか?
愛子さまが人生に賭けたご覚悟が端的に示されているのが、愛子さまが中学1年生の時に書かれた短編小説だ。
以前にも紹介したが、まだ読んだことのない人もいるだろうし、何度読んでもいいものなので、ここに全文掲載させていただく。
私は看護師の愛子。最近ようやくこの診療所にも患者さんが多く訪れるようになり、今日の診療も外が暗くなるまでかかった。先生も先に帰り、私は片付けと戸締りを任されて、一人で奥の待合室と手前の受付とを行き来していた。
午後八時頃だろうか。私は待合室のソファーでつい居眠りをしてしまった。翌朝眩しい太陽の光で目が覚め、私は飛び起きた。急いで片付けを済ませて家に帰ろうと扉をガラッと開けると、思わず落っこちそうになった。目の前には真っ青な海が果てしなく広がっていたのだ。
診療所は、一晩でどの位流されたのだろうか? いや、町が大きな海へと姿を変えてしまったのかもしれない。助けを呼ぼうとしたが、電話もつながらない。私は途方に暮れてしまった。
あくる朝、私は誰かが扉をたたく音で目を覚ました。扉の外には片足を怪我した真っ白なカモメが一羽、今にも潮に流されてしまいそうになって浮かんでいた。私はカモメを一生懸命に手当てした。その甲斐あってか、カモメは翌日元気に、真っ青な大空へ真っ白な羽を一杯に広げて飛び立っていったのであった。
それから怪我をした海の生き物たちが、次々と愛子の診療所へやって来るようになった。私は獣医の資格は持っていないながらも、やって来た動物たちに精一杯の看護をし、時には魚の骨がひっかかって苦しんでいるペンギンを助けてやったりもした。愛子の名は海中に知れ渡り、私は海の生き物たちの生きる活力となっていったのである。そう。愛子の診療所は、正に海の上の診療所となったのだ。今日も愛子はどんどんやって来る患者を精一杯看病し、沢山の勇気と希望を与えていることだろう。
国民の気持ちに寄り添い、国民と苦楽を共にし、国民の幸せを常に願う…そんな天皇の務めを、おそらくほぼ無意識のうちに、海に浮かぶ診療所で生きものを癒す看護師の小説に託して書いておられる。
こうして将来の夢を育てた幼き日の愛子さまは、ついに「国民と共に歩む」道を断念せざるを得ないのか?
「男系固執」の国会議員たちは、この小説を読んではいないだろう。皇室の方々の人格なんか、一切興味がないのだから。
高市早苗や麻生太郎や男系固執議員が必要としているのは、「Y染色体ロボット」だけだ。政治利用できるロボットが欲しいだけなのだから、天皇陛下や愛子さまの「国民と共に歩む」という覚悟など分かるはずがない。
本来なら、国会議員とは「公僕」である。
日本国憲法15条2項は「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」と定めている。
ここでいう「公務員」は広い概念であり、国会議員・大臣・裁判官など、立法・行政・司法に属する公的職務の担い手を含むとされている。
国会議員も首相も国民の支配者ではない。奉仕者である。
しかも「全体」の奉仕者である。
決して「一部」、すなわち支持団体や政党、ましてや統一協会の奉仕者であってはならないのだ!
現在の国会議員、特に与党の議員は「憲法違反の国会議員」だらけであり、こんなのは単なる「税金ドロボウ」である。
本来ならまず国民全体のことを考えなければならないはずの国会議員には「国民と共に歩む」という意識など皆無であり、それゆえに愛子さまに国民の支持が集まる理由も全く理解できない。
国会議員は愛子さま人気なんて一時的な流行で、単なる「ポピュリズム」だと思い込んでいる。
だからこそ、どこの馬の骨かもわからん「旧宮家」系の男を養子入りさせて皇族にして、その子供が男だったら天皇になるという荒唐無稽な制度が作れるなんて妄想ができる。
たとえ最初は国民の反発があったとしても、どーせ国民感情なんか移り気なもんだから、そのまま時間が経てば慣れちゃって、なし崩し的に旧宮家系皇族にも敬意を持つようになるだろうと、タカをくくっているのだ。
「国民と共に歩む」の意味がわからない国会議員は、その考えの間違いには死んでも気付かない。
「国民と共に生きる」という天皇像は、上皇陛下が作り上げた「平成流」のスタイルである。
上皇陛下は「天皇は伝統的に国民と苦楽を共にするという精神的な立場に立っておられた」というお考えのもと、この伝統的な精神を現代に活かした天皇像を模索され、被災地ご訪問などで国民と同じ目線で語らう「平成流」の姿を、生涯を懸けて培ってこられた。
そして今上陛下は、それを全力で継承した上で「令和流」をつくろうとされている。
今上陛下は皇太子時代、1995年2月22日のお誕生日会見で阪神・淡路大震災に関する質問に対し、まず「天皇陛下(当時)は常に象徴として国民とともに苦楽を共にするという精神的な立場に立つと言っておられます」と述べた。
そして、その上で「私も天皇陛下のこのようなお気持ちを体し」被災者を励ましたいとおっしゃった。
確認できる範囲では、今上陛下が上皇陛下の「国民と共に生きる」という精神を引き継ぐご意思を公にされたのは、これが最初である。
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小林よしのりライジング
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気に…


木蘭さんの記事が素晴らしい。 宦官に関して、ボンヤリとしながら「なんでか?」と考える機会は幾度となくありましたが(三國志読めば必ず出ますからね…)、なるほど…と思われる運びでした。今回は資料提示もあり、益々冴え渡る…と思った次第です。ありがとうございました。
9番! 配信お疲れさまでした 最新のネトウヨ音頭を聞きました、聞いた感じ前よりもパワーアップしてる感じがありましたね! 夏のイベントで流れる時が楽しみです😊
ハチーーッ!!リチャード・ギア風に 配信ありがとうございます!🥰
今週も配信ありがとうございます。 あちこちで叩かれだした高市。 党内からも異論が出てきたようです。 それでも支持率65%。 支持しているヤツラのコメントは高市擁護ですが、 皇室典範には触れないのが多いですね。 「信者」以外はさすがに「養子案」は触れられないようです。 多くの国民を…