Replying to @BB45_Colorado
電気の検針員(主に目視検針担当者)の大半がスマートメーターの導入により不要になり、雇用は大幅に減少しました。具体的な全国総数や「いなくなった人数」の公式統計は公表されていませんが、傾向と規模感は把握できます。
背景:スマートメーターの導入と影響
• 従来:アナログメーター時代は、電力会社の検針員(または委託業者)が毎月各家庭・事業所を訪問して目視で使用量を確認していました。1人あたり1日100〜350軒程度を担当。
• 現在:2010年代後半〜2020年代にスマートメーター(通信機能付き)が全国的に普及(2024年末頃にほぼ完了)。30分ごとの使用量を自動で遠隔収集可能になり、定期的な目視検針がほぼ不要になりました。
• Bluetooth(または類似の近距離無線)は一部のモバイル検針や補助ツールで使われますが、主力は広域無線ネットワークです。結果として、検針員の訪問業務が激減(通信不良時などの例外対応のみ残る)。
これにより、検針業務の人件費削減が主な目的の一つでした(年100億〜200億円規模のコスト影響も指摘されていました)。
人数規模の目安
• 東京電力(東電):2014年頃に検針員約4,500人(東ガスは約1,500人)。これが全国最大規模の事例の一つ。
• 他の電力会社(関西電力など)も同様に数千人規模の検針体制があったと推測されます。
• 全国合計:正確な数字は見つかりませんでしたが、大手電力会社全体で数万人規模の雇用(直接・委託含む)が影響を受けた可能性が高いです。スマートメーター化完了後、現在は求人がほとんどなく、残務は最小限です。
多くの検針員はパート・委託が多く、高齢化も進んでいたため、自然減 + 再配置・退職で対応されたケースが多かったようです。一部で「クビになった」という個人体験談もありますが、全体として「業務の自動化による大幅削減」です。
現在の状況(2026年時点)
• 電力の検針員はほぼ姿を消した状態。残る業務はオプトアウト(スマートメーター拒否)世帯の対応やトラブル時のみ。
• 水道・ガスはまだ完全移行途上で、検針員需要が残っていますが、電力は先行してほぼ終了。
正確な「いなくなった人数」は企業ごとの非公開情報や集計がないため推定値ですが、東電1社だけで4,500人規模だったことを考えると、全国で相当な雇用変動があったのは確実です。少子高齢化や人手不足対策としても推進された効率化です。
詳細な統計が必要なら、経済産業省や各電力会社の報告書をさらに深掘りできますが、現時点の公開情報ではここまでが主な実態です。