吉松県議「2千万円渡した」中尾副議長「事実無根」
九州朝日放送
福岡県議会議員2人が正・副議長に就任する前、自民党県議団幹部の要求に応じて多額の現金を渡したとされる疑惑で、吉松源昭県議が6日、KBCの取材に対し、およそ2千万円を渡したと証言しました。 相手「あした、松本会長が荷物を預かります」。 吉松県議「ああ、そうなんですか、はい」。 相手「預かります。責任持ってちゃんと立ち会いますから」。 この音声データは7年前、自民党県議団に所属していた吉松県議が、議会棟の部屋で録音したという会話です。 相手は、現在、副議長を務める中尾正幸県議だったといいます。 「荷物」について話していた2人でしたが。相手「ちょっと大金やけんね管理しとかんと」。 吉松県議「ええ。そうですね」。会話の相手は、「大金」と口にしました。吉松県議は、議長選への意欲を示した後の2018年12月から、議長に就任する2020年6月にかけて、中尾県議ら自民党県議団幹部に対し、「宿泊ゴルフ代」として最大1千万円、食事会後の「お車代」として1人当たり50万円など、合わせておよそ2千万円の現金を手渡したと証言しました。 1千万円は知人から借金し、一部は、同時期に副議長に就いた江藤秀之県議と折半して用立てたとしています。 吉松県議は「たかられた、カツアゲされたという認識なんですね」 「断ったら何をされるかわからない」 「役職を外されたり党内で冷や飯食わされたり、最悪、自民党を追い出されたり。恐怖感があってそういった中で従わされたわけだけど」「議長になるためとかいう話とは、ちょっと私の認識とは違う」と主張しました。 一方、現金を要求したとして名指しされた中尾副議長は6日会見を開き、真っ向から否定しました。 中尾副議長は「吉松さんの方から『やっぱりお金がいるんでしょ』と持ちかけられまして。1千万円の話も出ました。松本会長と私は丁寧にお断りしました」 「事実無根だと私は思っております」と主張しました。 録音データについても、中尾副議長は「ちょっと大金、こんな言い方するかなと思って」と述べました。中尾県議の言い分に対し、吉松県議は「信じられない」「よくそんなことが言えたな」と述べました。 高額な海外視察費用など、福岡県議会で問題が相次いでいることを受けて、口を開くことにしたという吉松県議は「もうやっぱり警察にしっかり捜査をやってほしいと」「法的に抵触するということがあれば、私もそれなりに責任を負いますので」と述べました。 【お知らせ】 吉松県議は2026年7月7日午後1時から記者会見を開きます。 KBCでは会見の様子をライブ配信します。 https://kbc.co.jp/news/
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