小林よしのり

建国神話から育てられる感覚について

小林よしのり

皇室・皇統問題
2026年7月7日 06:54

今日は『ゴー宣』第311章のコンテに着手。

高倉下という不思議な神様が出て来るが、日本の建国神話にはまことに不思議な神様、不思議な逸話が多い。

この神様も神武東征の最中に出て来るわけで、神武天皇が実証できないにせよ、日本の建国神話の要素としては知っておく必要がある。

高倉下とは、おそらく高床式の倉ではないかとか、それが神となったのは、古代の人々にとって、倉がいろんな農作物や武具などを貯蔵する場所で、神聖な感覚を持っていたのではないかとか、どこか細々と近代化した現代の感覚にも通じる心理が残っているのかもしれない。

だから冷蔵庫を開けたら妻が反射的に怒るのかとか、あれは電気代の節約だけではないのかもしれないとか、妄想するのも面白い。

古代から現代まで通底する感覚にも自覚的であった方が、未来まで残る感覚が何であるか想像するのに役立つだろう。

古代を知ることは未来予測の直感を育てる意識にも繋がっていて、皇位継承問題であまりに未来予測ができない男系ネトウヨを見ていれば、完全に歴史感覚を喪失してるせいだろうなと推測できたりする。

男系のみで皇位が続いてきたという嘘に、よく騙されるなと思う。

人間は女から生まれるのであって、男から生まれることはないのだから、何百年も男系だなんて、それこそ実証できるはずがない。

旧宮家が崇光天皇から600年も男系で続いてきたなんて、どこかに家系図でもあるのか?

どうやって証明するのだ?

側室もいた時代があるのだから、どこかで女系も混じっているに違いない。

信じる奴が馬鹿なんだ。

直感で分からないのは、歴史感覚を喪失しているからなんだろう。

オウム真理教と戦ったときに、歴史感覚をなくした若者がどれだけ狂うかを思い知った。

ある意味、今も男系カルトと戦っているのだから、日本人の劣化は止まらなかったな。