ロシア、キーウに再び大規模攻撃 21人死亡、NATOサミット前日

フランクフルト=藤原学思
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 ロシア軍は5日夜から6日未明に、ウクライナの首都キーウと周辺に対して大規模な攻撃を実施した。キーウ市・州の当局者によると、6日夕(日本時間6日深夜)までに計21人の死亡と計82人の負傷が確認された。

 ウクライナ空軍によると、ロシア軍はドローン無人機)351機とミサイル68発を発射。このうち弾道ミサイルは23発だったが、ウクライナ側は1発も迎撃できなかった。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、SNSで「迎撃ミサイルの供給が不十分だ」と改めて強調。トルコの首都アンカラで7、8日に行われる北大西洋条約機構首脳会議(NATOサミット)において、防空体制の強化につながるような決定がなされるよう要請した。

 弾道ミサイルの迎撃には地対空誘導弾システム「パトリオット」用ミサイルが有効だが、ウクライナは他国からの供給に頼っている。そのため、米国に対して製造ライセンスの付与を求めているが、実現していない。

 NATOサミットにおいて、ウクライナ支援は主な三つの議題のうちの一つで、ゼレンスキー氏も出席する。トランプ米大統領との首脳会談も行われる予定だ。

 キーウ市への前回の大規模攻撃は1日夜から2日朝にかけて行われ、当局は、4日までに31人が死亡し、102人が負傷したと発表していた。

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この記事を書いた人
藤原学思
ベルリン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、ドイツ、中欧、偽情報、陰謀論
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    服部倫卓
    北海道大学教授=ロシア・東欧
    視点

    最近、ウクライナによるロシアの製油所および石油関連施設への攻撃成功が脚光を浴びているが、残念ながら、それと「対」の形を成しているのが、ウクライナ側の住宅・市民被害である。ロシアが報復としてウクライナの民間人を攻撃していることは、明らかだ。

    2026年7月7日 09:50

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