浜岡原発(静岡県御前崎市)の地震動データを中部電力が不正操作していた問題で、原子力規制委員会は1日、規制委による不正の調査が始まった2025年5月以降にも、中部電が改ざんを続けていたと明らかにした。地震動の選定過程が自然に見えるようにデータを捏造(ねつぞう)したとみられ、規制委の山中伸介委員長は「『不正隠し』と推測される。非常に悪質で、極めて残念だ」と述べた。
選んで欲しくない地震波に「印」
中部電は14年以降に始まった浜岡原発3、4号機の再稼働に向けた規制委の審査会合で、耐震設計の前提となる「基準地震動」を設定して審査資料を提出した。しかし規制委が25年2月に寄せられた情報提供をきっかけに調査したところ、不正な計算を経て設定されていたことが判明し、審査は白紙状態となっていた。
規制委によると、不正隠しとみられる事案は、今年6月に行った中部電本店(名古屋市)への立ち入り検査で判明した。
中部電は基準地震動を…
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