中国原潜ミサイル発射、対米戦力向上を誇示した可能性…日本側は事前予告に「深刻な懸念」伝達
完了しました
【北京=東慶一郎】中国海軍は6日、海軍の戦略原子力潜水艦から太平洋の公海に向けて、訓練用の模擬弾頭を搭載した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射したと発表した。中国の戦略原潜が搭載するSLBMには中国沿岸から米本土を射程に収めるとされるものもあり、訓練の公表を通じて対米戦力の向上を誇示した可能性がある。
発表によると、発射は6日午後0時1分(日本時間午後1時1分)で、「指定海域に正確に着弾させた」という。年度計画に基づく訓練で、関係国に事前通告をしたとし、「国際法と国際慣例に合致し、特定の国を標的としたものではない」と主張している。
木原官房長官は6日の記者会見で中国のSLBMについて、日本の領域や排他的経済水域(EEZ)の上空通過は確認されていないと説明した。中国は発射地点を公表していないが、複数の日本政府関係者によると、中国・海南島の東側の海域から南太平洋に向けて発射された可能性が高いという。
1
2