凍傷治療 手探りで開拓 諏訪中央病院 (長野県茅野市)皮膚科部長 光楽 文生さん (59)
2026年4月28日 05時05分 (4月28日 10時06分更新)
長野、山梨の両県にまたがる八ケ岳連峰の麓で、手足の凍傷に苦しむ患者と向き合ってきた国内の第一人者。発症がまれな凍傷は治療にあたる医療機関や医師も限られ、試行錯誤しながら切り開いた道のりは、まさに独行だった。
東京都板橋区出身。文系の大学に進むも、就職活動で悩み、中退して信州大医学部を再受験。アトピー性皮膚炎に苦しんだ経験から、皮膚科を志した。信州大病院や長野県岡谷市の市立岡谷病院(現・岡谷市民病院)での勤務を経て2008年、諏訪中央病院へ。その冬、初めて凍傷の患者に出会った。
凍傷は患部が凍結して組織が損傷すると同時に、血栓によって細かい血管がふさがる。重症化すると組織が壊死して切断...
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