相模原市の橋本駅西側で準備が進められていた相模原3・3・8号大西大通り線が、2026年6月26日に事業認可されたため、着手後の様子を見て来ました。
橋本駅に隣接してリニア中央新幹線の(仮称)神奈川県駅の建設が進んでおり、あせて相模原市やUR都市機構による駅周辺のまちづくりも進められています。既に駅周辺整備を行う土地区画整理事業や、2つの都市計画道路は事業認可がされ事業に着手していますが、駅西側のアクセス道路となる本路線は、他事業と比べ約1年遅れでの着手となりました。
事業概要
相模原3・3・8号大西大通り線は相模原市緑区西橋本2丁目から相模原市緑区西橋本3丁目に至る都市計画道路です。
このうち上記で示した第一工区で道路を整備する事業が行われています。
第二工区は第一工区の進捗状況により着手とされており、現時点では着手時期は未定です。
| 第一工区 | |
| 施行者 | 相模原市 |
| 延長 | 約360m |
| 幅員 | 22m |
| 車線数 | 2 |
| 事業施行期間 | 2026年6月27日〜2033年3月31日 |
| 2026年6月27日現在 | |
| 第二工区 | |
| 着手時期未定 | |
| 2026年6月27日現在 | |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
タグ:相模原3・3・8号大西大通り線、リニア神奈川県駅(橋本駅)周辺まちづくり
大西大通り線の様子
第一工区に着手
都市計画道路の事業認可は、2026年6月26日に、認可権者である神奈川県知事によりなされ、告示されました。
事業施行期間は2033年3月31日までで、本路線のほか、関連外郭部として相模原3・3・1号国道16号線が含まれています(どの範囲までかわからないため調査中です)。
今回、都市計画法に基づく事業認可がなされたことで、事業区域では、土地の形質の変更や建築物等の建築などに制限が生じるほか、土地建物の売買においても一定の制限が生じます。また、土地収用法の規定が適用されることとなります。
撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ)
国道16号の橋本変電所前交差点の北側、かつや相模原橋本店やトヨタレンタカー橋本駅16号店がある付近から西側が事業区間です。いずれの店舗も含む形で、ここから西向きに事業区域となります(写真の鉄塔は含まない模様)。
このちょうど直下では、リニア中央新幹線のトンネル工事が進められています。
相模原3・3・8号大西大通り線の代表幅員は22mで、2車線の道路となる計画です。2車線の道路としては広く、説明会資料では、両側に歩道幅5m、自転車道幅2.5mを取るようなイメージ図が掲載されています。なお、国道16号交差点付近は、幅員28m程度として決定されている模様です。
新聞報道等でもあるように、この路線の事業着手にあたっては、事業区域の住民らから反対の意見が出され、市長自らが住民らに説明を行っています。
この都市計画道路は、リニア中央新幹線の計画後に立案されたものであり、一般的に、昔から決定済みの都市計画道路と比べて反対が起きやすい傾向があります。
一方、現地を見る限り、他の反対運動が激しい路線のようにのぼり旗が目立つ状況ではありませんでした。
登記簿によると、写真②の左手の土地は、既に相模原市に買収済みのようです。
都市計画道路自体は、市道相原大山まで決定済みですが、今回認可されたのは西橋本二丁目交差点までとなります。
橋本駅周辺は、国道16号を先頭に渋滞が発生しやすく、この日も現道である市道大西では、約250m程度の渋滞が発生し、交差点通過までに信号3サイクル程度を要していました。
説明会資料では、この都市計画道路の必要性として、圏央道へのアクセス向上や、交通の円滑化が挙げられています。橋本駅西側の道路事情の改善は急務であり、駅西側のアクセス道路として重要だと思いますし、現状の渋滞を回避して生活道路に車が流れ込む状況はよくないですが、国道16号がそこにある限り、渋滞の抜本的改善にはならないだろうなと思います。(説明会資料では渋滞解消までは書いていない)
第二工区でも道路認定
津久井方面は、市道相原大山にかけて都市計画決定済みですが、今回の事業認可区間には含まれていません。市ではこの区間を「第二工区」として位置づけています。
市の資料によると、「第一工区の進捗を踏まえ着手」としています。
一方で、第二工区を含めた全区間で、道路法に基づく道路認定と道路区域決定(2025年4月)がなされています(道路認定は2025年3月定例会上程可決、市道大西大通り)。
道路区域に編入されると、道路法に基づき、私権の制限が生じます。また、土地の形質の変更や建築物等の建築に制限が生じます。一方で、第二工区は都市計画法の認可は得ていないため、土地収用法は適用されません。
市の資料では、当初、第一工区のみ先行して道路認定する計画としていましたが、「後続工区の地権者の皆様から相続やライフサイクルの変化等を理由とした買取の希望があった場合においても、市が買取に応じることができるようにし、路線全体として確実な整備を行うため」や「道路整備に係る事業費の増嵩につながる土地利用を防ぐため」として、第二工区も含めた認定を行うこととしたとしています。
他の道路整備も用地買収始まる
橋本駅周辺では、このほかにも2つの都市計画道路事業と、土地区画整理事業が進められています。
各路線等の状況は、リンクからご覧ください。このページでは概況だけに留めます。
土地区画整理事業
リニア中央新幹線の(仮称)神奈川県駅の建設が進められている旧県立相原高校校地を中心とした区域では、2025年9月25日に事業認可を得て、UR都市機構施行の土地区画整理事業が行われています。
まだ駅整備が進められているため、土地区画整理事業の工事着手はまだ先と見られます。
相模原3・3・7号橋本西通り線
緑区役所方向からのアクセス道路となる相模原3・3・7号橋本西通り線は、2025年1月24日に事業認可を得て、相模原市が事業を行っています。
現時点で大きな変化は見られません。
相模原3・4・21号橋本駅氷川線
東側からのアクセス道路となる相模原3・4・21号橋本駅氷川線は、2025年1月24日に事業認可を得て、相模原市が事業を行っています。
登記簿によると、カーテンじゅうたん王国横の土地は既に買収されたようです。
撮影日:2026年6月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
大西のバス停とはずいぶん違う場所なのですね。昔の地名なのでしょうか。
二本松1丁目周辺の通りまで来てくれないかなー二本松商店街がシャッター街になってきているから!もっとひらけるため、リニアがきてほしい