中部大・津波英太郎、「目指すところが変わった」大学ジャパン候補合宿でプロへの決意新たに【2026年ドラフトスター候補生(2)大学生編】
2026年2月27日 00時09分
3月のセンバツ高校野球を皮切りに、アマチュア野球の2026年シーズンが本格的に幕を開ける。中部地区には今秋のドラフト会議でプロ入りを目指す金の卵が多士済々。高校、大学、社会人の有力選手がプロへの思いを語った。第2回の大学生編は中部大の津波英太郎投手(21)。
「今年で最後なので、圧倒したい」。津波が、今春の愛知リーグへの意気込みを語った。
地元の三重県四日市市の公立高、四日市中央工には「卒業したら就職しよう」と入学。だが、高校3年で最速143キロを投じる好投手に成長し、夏の三重大会ではノーヒットノーランも達成。プロのスカウトからも注目されるようになった。「大学に行くならプロを目指す」と中部大に入り、ついにドラフトイヤーを迎えた。
1年の春季リーグからベンチに入り、全日本大学選手権で東京ドームのマウンドも経験。2年からはエースとしてチームを支え、2年春と3年秋に最多勝利、3年秋には最多奪三振のタイトルも獲得した。ただ、防御率が1点台だったのは1年の春のみ。「最多勝は(仲間が)打ってくれて取れたので、防御率を低くしたい」とここまでの結果に満足はしていない。2、3年の2年間は「真っすぐを気持ち良く投げられなかった」と振り返る。この冬は日常生活から体のバランスに意識を向け、万全なコンディションで春を迎える。
転機となったのは、昨年12月に初めて参加した大学日本代表候補合宿での出会い。今秋のドラフト上位候補に挙がる東北福祉大の猪俣駿太や青学大の鈴木泰成と交流し「2人にがめつく聞いた」と笑う。足の裏の感覚を取り戻すために歩き方から見直していた最中で、2人から聞き取った重心の感覚が大きなヒントになった。
全国トップクラスの選手のプレーや行動を目の当たりにし「目指すところが変わった」というのも何よりの収穫。リーグの枠に収まらない投手を目指す。
全国大会を経験した1年の春から3年が経過。「もう一度、行きたい」という大舞台へ仲間を連れていくことが、プロ入りへの一番の近道になる。
▼津波英太郎(つは・えいたろう) 2004年11月24日生まれ、三重県四日市市出身の21歳。183センチ、85キロ。右投げ右打ち。羽津小4年時に野球を始め、羽津中では軟式野球部に所属。四日市中央工高では1年夏からベンチ入りし、3年夏の三重大会でノーヒットノーランを達成。中部大では1年春に全日本大学選手権出場。昨年12月の大学日本代表候補合宿に参加。最速151キロ。
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