堅守とパンチ力で待望の正遊撃手 窓口で発券担当の元JR駅員…水野達稀選手
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内野の要、遊撃手として球際の強さを随所で発揮し、何度もチームを救ってきた。昨季は適任者が見つからなかったこのポジションで、負傷離脱した一時期を除いてグラウンドに立っている。
1メートル71、75キロと小柄だが、鋭い打球を広角に飛ばす。スピードと強打の象徴である三塁打も量産。アマチュア時代からウェートトレーニングに励み、ベンチプレスは重さ140キロを持ち上げる。元々パンチ力を評価していた新庄剛志監督は、「守備はかなり良くなった。あとは打率とか打点とか盗塁とか、きっかけをつかめばスターになれる」と断言する。
香川・丸亀城西高を卒業後、「プロへの近道」と地元の社会人チーム、JR四国(高松市)で3年間プレーした。当時の勤務地は香川県宇多津町にある宇多津駅で、駅員として窓口で発券作業などを担当した。日本ハムからドラフト3位で指名された際にJRの制服姿で記者会見に臨んだ左打者は、プロ3年目で開花した。
私生活では同郷の女性と結婚し、今年9月には第1子となる長男の誕生を公表。「責任感はだいぶ強くなった。これからは新しい家族のためにも、より一層野球に取り組んでいきたい」。新米パパは愛息のためにも奮闘を続ける。
(おわり)