【川上憲伸の目】思わず声を上げた甘い球を見逃し…好機に凡退の中日・石川昂弥に「タイムを取るのも手。もっと相手投手が嫌がることを」
【川上憲伸の目】◇5日 中日0―1巨人(バンテリンドームナゴヤ) 中日はわずか1失点で敗れ、連勝が「3」でストップした。巨人の先発左腕・井上の前に7イニング無得点で今季7勝目を献上した中、中日スポーツ評論家の川上憲伸さんが注目したのは6回2死満塁の好機で空振り三振に倒れた石川昂弥内野手。「あの場面、投手が嫌がることをするのも手だった」と振り返った。 【実際の写真】「えっ!?けん玉www」ドアラVSブラックドアラ、7回裏の攻撃を前に初対決 中日は1点を追う6回、2死二塁から細川、サノーと連続四球で2死満塁とした。相手が制球に苦しむ中、石川昂は初球の内角スライダーを見送ってボール、2球目の内角スライダーを見送ってストライクとなると、3球目はど真ん中の149キロ直球だったが、これを見送ってストライク。この瞬間、CBCラジオで解説していた川上さんは思わず「あっ」と声を上げた。その直後、石川昂はボール球の外角フォークを空振りして三振に倒れた。 この日の石川昂は4打数2安打。川上さんは「9回にライデル(マルティネス)から低めの真っすぐを打ったのも評価できる」と話した一方、「やっぱり6回のチャンス。相手は苦しんでいて、完全に打者有利だった。もし、自分に迷いがあるのなら、カウント1―1から打席を外してタイムを取るのも手だった。それは投手への嫌がらせにもなる」と説明した。 川上さんは「四球が許されないあの場面、投手からしたらストライクを投げたい。しかも1球ストライクを取った後だから、体が覚えているうちに早く投げたい。そんな中でタイムを取られたらすごく嫌なもの」と話すと「さらに成長するために、もっと相手投手が嫌がることを学んでほしい」と期待を込めた。
中日スポーツ