夏の高校野球愛知大会 栄徳、延長戦制す…8回一挙4点、野村好救援
栄徳6―5名古屋市工
夏の甲子園への切符をかけた第108回全国高校野球選手権愛知大会の1、2回戦が5日、県内各地の球場で行われた。雨の影響で予定されていた27試合のうち、5試合が中止となり、1試合が継続試合となった。 栄徳6―5名古屋市工 栄徳が延長タイブレイクの末、逆転勝利を遂げた。五回途中からリリーフした野村柊投手(2年)が無失点の好投を見せ、逆転の流れを呼び込んだ。 入りの難しい初戦に先発したエースの川合瞭投手(3年)が失点を重ねた。打線もつながりを欠き、序盤は無得点の苦しい展開だった。 5点差をつけられてマウンドに上がる際、ベンチから「いつも通りいけよ」と声をかけられて覚悟が決まった。「練習から球は走っていた」と緩急を使いながら最速143キロを誇る直球で押す「いつもの」投球で要所を締め、反撃を待った。 八回に4点差を追いつき、無死一、二塁から始まる延長十回タイブレイクでは、送りバントで走者を進められたものの後続を2者連続三振に切って取り、流れを渡さなかった。 8奪三振で被安打1の活躍に野村投手は「流れをもって来る投球ができた」と振り返り、「次もリリーフの役割を果たす投球をしたい」と引き締めた。