アメリカの移民排除の歴史、再び…国境管理の強化・ICEの一斉摘発など強硬な取り締まりも
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トランプの米国 建国250年<4>
米ニューヨーク港に立つ自由の女神は、海を渡ってきた移民にとって希望の象徴であり続けてきた。近くのエリス島で入国審査を受けた人々は、台座を含めると高さ約93メートルの女神像を仰ぎ見て、新生活に期待を膨らませた。
1886年に設置された女神像の台座には、詩人エマ・ラザラスの「自由の息吹を求めて身を寄せ合う民衆を、我に与えよ」との詩が刻まれている。観光ガイドのマイケル・モーゲンソーさん(53)は「移民にとって米国は希望の灯台だった」と語る。ユダヤ人の曽祖父母はロシア帝国領だったウクライナ南部での迫害を逃れ、長い航海の末、1905年にエリス島に上陸したという。
建国以来、米国は移民を受け入れ発展してきた。欧州の貧困や迫害、政治的混乱を逃れた人々は工場や鉱山、鉄道、建設現場を支えた。米国の人口は建国当初の約390万人から1920年には1億人を超えた。
だが、雇用や賃金への不安、宗教・文化の違い、人種差別を背景に排斥の歴史は繰り返された。こうした排除の論理は、中国人排斥法をはじめ一連の移民制限法で制度化されていった。
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