【閲覧・CP注意】 「お前の人生はハッピーエンドにはならねぇと思ってた」 Part5

  • 1二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 17:51:22

    それでもできうる限りの幸せを与えて
    やりたいと思ったんだ……





    ※初心者のSSです
    ※ゴア系の描写が出ます
    ※日下部✕日車です

  • 2二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 18:00:02
    【閲覧・CP注意】 「お前の人生はハッピーエンドにはならねぇと思ってた」|あにまん掲示板それでもできうる限りの幸せを与えてやりたいと思ったんだ……※初心者のSSです※安価など有り、ダイスもあり※END分岐やその他の分岐がありますが、一度END分岐が出てても話の展開によってはさらに追加でE…bbs.animanch.com
    【閲覧・CP注意】 「お前の人生はハッピーエンドにはならねぇと思ってた」|あにまん掲示板それでもできうる限りの幸せを与えてやりたいと思ったんだ……※初心者のSSです※安価など有り、ダイスもあり※END分岐やその他の分岐がありますが、一度END分岐が出てても話の展開によってはさらに追加でE…bbs.animanch.com
    【閲覧・CP注意】 「お前の人生はハッピーエンドにはならねぇと思ってた」 Part3|あにまん掲示板それでもできうる限りの幸せを与えてやりたいと思ったんだ……※初心者のSSです※安価あり※あと1回END分岐があります※ゴア系の描写が出ますbbs.animanch.com

    Part1〜3



    【閲覧・CP注意】 「お前の人生はハッピーエンドにはならねぇと思ってた」 Part4|あにまん掲示板それでもできうる限りの幸せを与えてやりたいと思ったんだ……※初心者のSSです※ゴア系の描写が出ます※日下部✕日車ですbbs.animanch.com

    前スレ

  • 3二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 18:09:57

    【注意】
    ひととき穏やかな時間が流れていますが、この先も日下部さん・日車さん双方にとって非常に辛く、残酷な描写があり、結末に向けて救いのない描写や、場合によっては強い不快感を覚える展開が含まれます。

  • 4二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 18:59:04

    たておつ!

  • 5二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 19:20:59

    アッ覚悟してはいたけど予告が辛い……
    辛いけど見届けたい
    2人とも幸せになれるって信じてるぞ

  • 6二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 20:06:14

    立て乙!
    たとえ2人の行く末がどうなろうと見届けるつもりだ

  • 7二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 20:17:45

    たておつ!
    このスレの日車さんとアツヤ見てて辛いことが多いけど本当に大好きで…

  • 8二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 21:44:26

    スレ主の注意で、双方にとって「非常に」辛く残酷なってあるのが怖いんだよな
    地獄に底はないんだな…

  • 9二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 22:08:47

    もう随分と地獄の深いところにいる気がするんだけどまだまだなんだな
    我々が思っているよりずっと深いところに日車はいて、日下部は指の先も届いていないのかもしれない
    もしくは日車に手を引かれて日下部も一緒に地獄の底に至る最中なのかも

  • 10二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 22:35:13

     俺の身体を背もたれにして、日車は歯を磨いた。背中に預けられたあいつの体温と、狭い洗面所に響く微かな音。うがいを終え、水を吐き出した日車は、ふと思い出したように口を開いた

    日車「そういえば……煮付けはまだあるのか?」

     洗面台の鏡越しに、日車が問いかけてくる。俺は歯ブラシを置く手を止め、鏡の中の日車へ視線を向けた。

    日下部「いや、食いかけだったし、捨てた」

     日車は「あぁ」と小さく呟くと、少しだけ肩を落とした。

    日車「そうか……勿体ないことをしたな」
    日下部「ん?」
    日車「せっかく君が作ってくれたのに……美味しかったから食べたかった……」

     日車はそう口にすると、俺の胸元へ軽く頭を預けた。その重みと体温に、心臓が変な跳ね方をする。

    日下部「……お前、なぁ」

     俺はわざとらしく溜息をついて、コップのなかに歯ブラシを放り込んだ。カランも軽い音が鳴洗面所に響いた。
     後ろから抱え込むような体勢で日車の顔を覗き込むと、さっきまであれだけ真っ直ぐ見つめてきたくせに、今度は気まずそうに視線を泳がせた。

    日下部「……ったく。そんなに食いたいなら、また作ってやるよ」
    日車「……いいのか?」
    日下部「煮付けくらいでそんな顔すんな。今から作ってやろうか?」

  • 11二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 22:36:13

     日車は少しだけ口元を緩め、そして静かに首を横へ振った。

    日車「いや、今日はいい」
    日下部「なんで?」
    日車「……時間がかかるだろう?」
    日下部「別に構わねぇよ」
    日車「それなら……いや、今度でいい」

     ふいに日車が俺の胸から頭を離した。何かを思い付いたように俺を見上げる。

    日車「……その代わり、一つ頼みがある」
    日下部「なんだ?」
    日車「今日は……リビングで過ごしたい」
    日下部「リビング?」
    日車「あぁ、君と、一緒に」

     返答に窮し、邪な感情が顔を出す。
    ちがう。日車は、そんなつもりで言っているわけじゃねぇ。分かっている。それでも、その願いは、俺には誘惑にさえ聞こえた。

    日車「ずっと側に居てくれたのに……最近は、少し距離を置いているだろう?」

     おずおずと告げられたその言葉の裏側には、日車なりの、俺に対する不器用な歩み寄りが透けて見える。俺が怯えさせてから、意識的に置いていた距離を、もとに戻そうとしてくれている。

    日車「だから、今日は、近くにいたい」

     喉の奥が変に張り付く。

    日下部「…………分かった」

     短く答えると、日車は安心したように笑った。

  • 12二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 22:38:59

    少しでも救いのあるエンドになることを祈りながら読んでる…
    お互いを大事に思ってるからこその地獄が辛い…

  • 13二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 23:24:18

    日車がどんなに素直になっても歩み寄っても、「最後くらいは…」が頭からどうしても離れない
    今後も辛い展開なのは理解してる
    それは納得できてるんだ
    でもこの穏やかな日々から急転直下というか、せめて予想外な展開になって2人の幸せに影をさしてほしいんだ
    見かけ上の幸せじゃなくて本当の幸せを束の間だろうと享受してほしい
    日車が日下部のためにって自分を犠牲にして、心を殺してこんなことをしてたら辛すぎる…

  • 14二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 07:49:15

    日車の行動に日下部の献身に対する対価の支払い感が拭えなくて辛い
    心から感謝してのお礼のつもりだとしても奉仕の匂いを感じてしまうんだ
    そりゃ日下部だって自分の思いの押し付けしまくってるけどさぁ、日車の要望をひとつでも聞き入れたらおしまいなんだって…
    どうしてこのふたりはどこまで行っても平行線なの

  • 15二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 17:16:20

    最終的に冥冥と話すことになるんだろうけどその時はどんな状態なんだろう
    日車にも冥冥のことを明かして2人で納得して冥冥の話を聞くのか、日車が寝てる隙に日下部と冥冥だけで話すか、最悪な展開で日車の身に何かあって日下部が何でも良い助けてくれってことで冥冥に頼るのか
    子供になったのはあの廃病院って描写があったけど日車が納得して廃病院にいって子供になったとは思えないんだよな〜

  • 16二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 00:47:50

    保守

  • 17二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 07:46:58

    保守

  • 18二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 17:26:05

    日下部「ベーコンいるか?」
    日車「いや、それよりもパンの耳が欲しい」
    日下部「耳? なんでだよ。好きなの?」
    日車「外側が好きなんだ。コッペパンの皮とか、クロワッサンの皮とか」
    日下部「変わってるな」

     そう言いながら、齧りかけのパンから耳を千切ると、日車は嬉しそうに皿を差し出した。
     昨日までの張り詰めた空気が嘘のように、今はただ静かな充足感だけがここにある。簡単に用意した質素な朝食を、日車は大切そうに味わっていた。
     リビングのソファに並んで座り、他愛のない話をしながら朝食を口にする。窓から差し込む朝日が部屋を照らし、穏やかな時間だけがゆっくりと流れていた。

     食べ終えた皿を重ね、立ち上がって流しへ運んで戻ると、日車はソファへ深く腰を預けたまま、ぼんやりとしていた。

    日下部「疲れたか?」
    日車「ううん……大丈夫……」

     そう答えながらも、日車の視線はどこか重たかった。昨夜からの変わりように違和感しかなかった。あれだけ笑って、喋って、甘えてくる。嬉しい反面、無理をしているように見えてならない。身体は力なくソファへ沈み込み、四肢はだらりと投げ出されている。

    日下部「やっぱ少し横になるか?」

    日車は首を横へ振った。

    日車「眠くは、ない」
    日下部「でも、しんどいだろ」
    日車「でも……まだ朝だ……寝たくない」

     投げ出していた細い腕をゆっくり持ち上げると、日車は自分の隣をぽん、と軽く叩いた。早く座れと無言で促してくる。

    日下部「……ったく、強情だな」

     苦笑しながら日車の隣に腰を下ろす。俺が座ると同時に、日車は俺の服の裾を握った。眠気を必死に追い払おうとしているのか、指先がぎゅっと丸まってはは、開いて、もう一度丸まる。

  • 19二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 18:28:14

    もしかして日車、年相応と言うか恋人としての甘え方が分からない?
    甘えていた自分を思い出そうとして幼少期の記憶掘り返してない?
    …幼児退行し始めてない?

  • 20二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 23:27:19

    >>19

    アッ……

  • 21二次元好きの匿名さん26/07/04(土) 07:34:03

    会話は穏やかなのに緊張感のある展開

  • 22二次元好きの匿名さん26/07/04(土) 16:23:44

    甘えるとわがままの間を行ったり来たりしてる日車だなぁ
    思ったことを口に出したり望むままに振る舞ったり日下部を振り回したり
    違和感を感じながらも日車にされるがままの日下部も大分日車の闇に呑まれてる感ある
    こんなに平和で微笑ましい朝の風景なのにね

  • 23二次元好きの匿名さん26/07/04(土) 23:50:39

    勝手に幼児退行だ!!なんて言ってしまったけどショタ車は別に中身まで幼くはないんだよな
    多少外見に引っ張られてはいそうだったけど成人としての意識はあった
    じゃあ今の日車は何なんだろう、やっぱり無意識に『日下部が喜ぶであろう日車』を演じてる?

  • 24二次元好きの匿名さん26/07/05(日) 07:32:04

    甘えとわがままを言う日車可愛いけど不穏さが拭えないよ日下部は違和感覚えてるけど強くは指摘できないだろうし

  • 25二次元好きの匿名さん26/07/05(日) 16:18:12

    パンの耳を千切って渡す日下部とそれをお皿で受け取る日車
    ここだけ見るとふたりとも幼くて可愛い
    今まで進んで食事を摂ってこなかった日車がちょうだいしてるの、本当なら喜ばしいことなのに

  • 26二次元好きの匿名さん26/07/05(日) 23:18:33

    素敵な会話と朝食だ…
    二人で揚げたパン耳サクサク食べてほしい
    そして悪いオタクだからこういう穏やかな展開見ると先のことが怖くなっちまうんだ
    ここから子どもの姿にならないといけないし呪霊に狙われるしで気になって夜しか寝られない

  • 27二次元好きの匿名さん26/07/06(月) 03:43:29

     母猫に甘える子猫を連想して、ふと、病室に置きざりにした人形を思いだす。虎杖に似た猫の人形。日車が気に入っていたから、また同じ物を……いや、虎杖から貰ったっちゅーのが重要か、取りに行って返してやらねぇといけねぇ。

    日下部「このままじゃなぁ……」
    日下部「くさかべ?」
    日下部「ん? 無理すんなよ、ここにいるから」

     眠たげに俺を見上げる日車の髪を撫でると、日車は甘えるように俺へ頭を預け、とろりと目を閉じた。

    日車「いてくれるのか……」
    日下部「あぁ、当たり前だろ」
    日車「なら……テレビとか……持ってきてくれないか?」
    日下部「テレビ? 見たいもんでもあるのか?」
    日車「いや俺じゃない……君が暇だろう?」
    日下部「俺は別に……」
    日車「……君が退屈そうにしているのを見るのは、なんだか落ち着かないんだ。……本でもゲームでも、君が好きなものを持ってくればいい」
    日下部「俺は、お前とこうして座ってるだけで十分なんだけどな」

     俺の台詞に、日車は薄く瞼を持ち上げた。狭い隙間からでも動揺の色が見て取れた。言葉を失っているのか、それとも出ないのか、ただ何度か唇を動かしては閉じ、結局何も言わずに引き結んだ。

    日下部「……まぁ、お前が気にすんなら持ってくるわ」

     寝室に移していたテレビを台ごと転がしながらリビングへ戻る。続いて携帯ゲーム機と本を何冊か抱えて戻る頃には、日車はさっきと変わらない様子でソファに凭れたまま、静かに俺を待っていた。

    日下部「ほら、これで退屈しねぇだろ」

     テレビを定位置に据え、ソファに座り直して日車の傍らにゲーム機を置いてやると、日車は納得したのか薄く微笑んだ。

    日車「……ありがとう」

     日車は先程と同じように俺の肩に深く頭を預けた。日車の温もりが肩から伝わり、俺もまた、心が緩んでいくのを感じる。日車の呼吸が、徐々に深くなっていく。俺のシャツを掴んでいた指先も、今は力が抜けて、ふわりと開いていた。

  • 28二次元好きの匿名さん26/07/06(月) 07:40:00

    本当に日下部は日車が大事なんだね
    日車もここまで何も求められない(いてくれるだけでいい)のは初めてだろうな

スレッドは7/6 17:40頃に落ちます

オススメ

レス投稿

1.アンカーはレス番号をクリックで自動入力できます。
2.誹謗中傷・暴言・煽り・スレッドと無関係な投稿は削除・規制対象です。
 他サイト・特定個人への中傷・暴言は禁止です。
※規約違反は各レスの『報告』からお知らせください。削除依頼は『お問い合わせ』からお願いします。
3.二次創作画像は、作者本人でない場合は必ずURLで貼ってください。サムネとリンク先が表示されます。
4.巻き添え規制を受けている方や荒らしを反省した方はお問い合わせから連絡をください。