【鈴鹿8耐】ヤマハは2年連続2位 8耐ラストランの中須賀克幸「ベスト尽くした」5連覇の宿敵・高橋巧から「〝勝ち逃げ〟されなくて良かった」
◇5日 第47回鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝(鈴鹿サーキット) ヤマハファクトリーレーシングチームの中須賀克行/ジャック・ミラー/アンドレア・ロカテッリ組は2年連続2位に終わり、今季限りでの現役引退を表明している中須賀克行(44)は自らへの〝はなむけ〟の通算5勝目を挙げることができなかった。 「HRCは強くて…。優勝おめでとうとたたえたい。今回も2人(のチームメート)に支えられながら自分のセッションを戦ってベストを尽くしたが、惜しくも2位」と振り返り、「鈴鹿8耐自体は今年でおそらく最後になると思うのですが、全日本があるのでそちらでいい結果を出したい」と前を向いた。優勝したホンダHRCの高橋巧からは「中須賀さんが今年で引退すると発表されていたので〝勝ち逃げ〟されなくてよかった」と一風変わったねぎらいの言葉をかけられた。
決勝は2018年以来、8年ぶりの雨天レースとなり、序盤にはエンジンブローを起こしたマシンから漏れたオイルが路面に散乱して転倒車が続出。残り35分を切って事故車処理のため3度目のイエローコーションとなり、ホンダHRCとの差を詰められるチャンスとみられたが、2台目のセーフティーカーの後ろに入ってしまい、一気に半周差まで引き離されてしまった。 最後はSC先導のままで8時間を迎え、ゆっくりと隊列を組んだままチェッカーフラッグをくぐり抜け、反撃できなかった。 ホンダHRCが5連覇を飾り、ホンダ車としては通算32勝目をマーク。エースの高橋巧が個人8勝目を挙げ、自身の大会記録を塗り替えた。 3位に食い込んだのは世界耐久選手権にシーズンエントリーしているBMWモトラッドワールドエンデュランスチームで、海外メーカー初の表彰台を獲得した。
◇ ◇ ◇ 〈鈴鹿8耐・メーカー別勝利数〉 ホンダ 32勝 ヤマハ 8勝 スズキ 5勝 カワサキ 2勝 〈鈴鹿8耐 決勝結果〉 順・車番・チーム 1・30・Honda HRC(ホンダ) 2・21・YAMAHA FACTORY RACING TEAM(ヤマハ) 3.・37・BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMW) 4・1・YART Yamaha Official EWC Team(ヤマハ) 5・76・AutoRace Ube Racing Team(BMW) 6・12・Yoshimura SERT Motul(スズキ) ※上位マシンのみ
中日スポーツ