「人皮装丁本(Anthropodermic bibliopegy)」(1694年)。
スペインで出版された人の皮で装幀された書物です。人間の皮で装丁された本が世界には存在しています。傷口を縫合しており、皮はしっとりとした質感になっています。中身はローマ教皇による宗教書です。書肆ゲンシシャにてご覧いただけます。
「人皮装丁本」にまつわる逸話。フランスの詩人が、恋人の夫人を愛するあまり、死後にその皮を剥いで、自分の努力の結晶である詩集を装幀し、永遠に彼女を記念しました。ロシアの詩人は狩猟で誤って自分の脚を撃ち、切断し、皮で装幀した詩集を恋人に贈りました。