インターンシップの時から「手つきがプロ」モンゴルから来た20歳バイオ技術者 “言葉の壁”と本音 官民で挑む人材定着への道 新潟・長岡市
新潟放送
専門的な知識や技術を持つ “高度外国人材” 。 人口減少が進む中、地域産業を支える担い手として、期待が寄せられています。 【写真を見る】インターンシップの時から「手つきがプロ」モンゴルから来た20歳バイオ技術者 “言葉の壁”と本音 官民で挑む人材定着への道 新潟・長岡市 新潟県長岡市で上下水道施設の管理や水処理などを行う緑水工業。 去年11月、モンゴルから技術者を1人採用しました。 「水が汚れていないか調べて確認する実験です」 トグトフジャルガル・ミシェールさん(20)。 下水を川に戻すために処理した水が安全かどうか検査するバイオエンジニアです。 【緑水工業 バイオエンジニア ミシェールさん】 「モンゴルにいるときから日本の技術や働き方に興味がありました」 ■求められる “高度外国人材” 定着に向けた長岡市の取り組みとは 新潟県内で暮らす外国人は年々増加し、去年は過去最高の2万4737人に。 外国人労働者は1万6000人を超えました。 ミシェールさんは、大学などを卒業して専門的な知識や技術を持つ高度外国人材にあたります。 モンゴルの高等専門学校でバイオテクノロジーを学んだミシェールさん。 来日のきっかけは、インターンシップ制度でした。 長岡市は、市内の製造業者などで構成されるNPO法人「NAZE」とともにモンゴルから人材を受け入れ、育成する事業を展開しています。 【長岡市人材・働き方政策課 星野 康也 課長】 「人口減少が進む中で、地域産業を支える担い手が不足していることから、企業にとっても外国人材の採用というのは労働力確保の活路の1つとして、期待されているんじゃないか」 ■「手つきがプロ」業務は問題なし 大変なのは“言葉の壁”だが… ミシェールさんは去年3月、約2週間のインターンシップに参加。 即戦力を求める企業にとっては外国人学生の能力・適性を見極める重要な機会です。 【緑水工業 維持管理部 O&M業務課 西村 友之 課長】 「インターンシップにやってきた時から手つきがプロだなって。これなら実務でもやっていけるなというところで」 業務はモンゴルで学んできた知識でほぼ問題ないといいます。 ただ、“言葉の壁”はまだ克服できていません。
【関連記事】
- 「オウメとかアオウミとか… なんかおかしいな」“青海”が読めない不審な客 タクシーの配車係がとっさの判断 警察に通報し特殊詐欺防ぐ
- 部活から“地域クラブ”へ 教職員の負担減も「ごはん作って またお迎え」保護者の負担は?指導者確保は?? 現状と課題を探る 新潟県
- 「フルネームで呼ばれた瞬間、全部信じた」あと少しで“ニセ警察官詐欺”被害に… 800万円を用意した70代女性の告白
- 女性に言ってはいけない『たちつてと』子育てママ就業率9割の時代「ママの笑顔は家族の笑顔」 互いの理解につながる第一歩に
- 隊員80人のトリアージ「全員の搬送終えるのに1時間10分」事故対応した消防士が語る当時の状況【磐越道バス事故】