初の電波オークション、「ミリ波」全国枠はドコモが落札…イベントや主要駅など「通信集中エリア」増強へ
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総務省は30日、より高い価格を示した事業者に電波を割り当てる「電波オークション」の結果を公表した。高速大容量通信が可能な「ミリ波」と呼ばれる周波数帯のうち26ギガ・ヘルツ帯の一部が対象で、電波を使ったサービスを全国展開できる「全国枠」はNTTドコモが落札した。
ドコモはイベント会場や主要駅周辺など、主に通信が集中するエリアで、携帯電話通信などの容量増強に活用する方針。
電波は従来、総務省が利用計画などを元に割り当ててきた。オークションは高速通信規格「5G」の普及に向けて6月11~25日に初めて実施した。
全国枠の入札には、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3事業者が参加。最低価格の39億3000万円から4回の入札を経て、ドコモが10年間の利用権を62億8800万円で落札した。
特定の地域に限って利用できる「地域枠」は、通信設備の共同利用サービスを提供するJTOWER(ジェイタワー)と、通信機器開発のハイテクインター(東京)が参加し、市町村単位でそれぞれ落札した。
ミリ波は伝送可能な情報量が多い一方、届く範囲が狭く、限定したエリアでの活用が想定される。