女子スポーツでトランスジェンダー選手の制限を容認 米最高裁が判決

有料記事

ワシントン=中井大助
[PR]

 米連邦最高裁は30日、学校に関連したスポーツ競技で、女子種目へのトランスジェンダー選手の参加制限を容認する判決を言い渡した。競技の参加資格を出生時の性別に限定する州の法律は、教育現場での性差別を禁じた連邦法や、法の下の平等保護を定めた憲法に違反しないと判断した。

 トランス女性の選手が女子競技に参加することについては各地で議論となっており、最高裁判決によると、米国内では27州や全米大学体育協会(NCAA)が、「生物学的男性」による女子スポーツへの参加を禁じている。国際オリンピック委員会(IOC)も3月、女子種目に出場する選手に遺伝子検査を実施すると発表した。

 最高裁が判決を言い渡したのは、ウェストバージニア州とアイダホ州の法律をめぐって、トランスジェンダーの選手が起こした訴訟。判決は、安全性や公平性の観点から、女子スポーツに男子が参加することを制限するのは合理的だと指摘し、「女子を自認し、ホルモン投与を受けている場合などに例外を設けるべきだ」という選手側の主張を退けた。

 判決はまた、通常の教育や雇…

この記事は有料記事です。残り245文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録

この記事を書いた人
中井大助
アメリカ総局長
専門・関心分野
アメリカの社会、政治、文化

関連トピック・ジャンル