2026-07-05

キキが黒猫のジジとお話が出来なくなった理由

きのう映画館で娘と一緒に魔女の宅急便を久しぶりに見た。

娘は初見だったので映画を夢中で見た後、予想通りホウキにまたがる魔女ごっこが始まり、そして黒猫を欲しがる。

で、これも予想の範囲だったんだけど

「パパぁぁ、なんでジジは喋らなくなったのお?」

質問だ。

テンプレ通りに

「うーん、なんでだろうねえ?パパもわからんわ。〇〇(娘の名前)はどうしてだと思う?」

みたいな感じでやり過ごした。



それにしてもどうして、キキとジジはお話が出来なくなったんだろう?

あらためて考えてみた。

というか、、、ホントのところ、、、映画見ていて、ああそういうことか、、、と気づいていた。

それまではずっと映画に夢中になってキキの方にばかり注目していたから気づけなかったんだ。

でも、今回は映画より娘の方ばっかり見てた。

そのぶん映画を横目で見ることになって客観性が出たのだ。

まりお話が出来なくなったのは、キキの問題でなくてジジの問題だったのだ。



(、、、魔女の宅急便のようなスーパーメジャー級の作品考察から

 もうとっくの昔にこれから書くようなことは指摘されているのだろうとは思う。

 ただ、私はそれまで、そこに気づくことはなく、今回はじめて気づくことが出来た。)



映画では、キキが社会人になる過程での困難に巡り合い、

打ちのめされ、

ひどく落ち込んだあと、

少し元気を取り戻して、

さあ、、、

というときにジジが喋らなくなっていることが深刻な問題であることに気づく。

そして、あわてて、確認のためにホウキにまたがり飛ぼうとするが

飛べなくなっていることに気づくのだ。




魔法ほとんど使えなくなっている!!




まり、キキから魔法消失した、

からジジとお話が出来なくなった。

とそういう仕立てになっている。

ただ、今回映画を見ていて気づいたのは、その前のジジの行動だ。

いつもはキキと行動をともにするジジだが、

近所の気になるメス猫とお友だちになってからデートを重ねるようになり、

そのうちにキキと別行動をするようになる。

そうしてキキが落ち込んで風邪を引いてベットで寝ていたその翌朝。

ジジは朝帰りをする。

そのときにはキキはジジと話が出来なくなっていた。




まり、ジジが童貞ではなくなった。



このことこそがキキとお話が出来なくなった理由なのでは?

まり、キキの魔法力の弱体化(ホウキで飛べない)と、

ジジが話を出来なくなった展開が合わさっていたことで

キキの方に問題があると捉えていたのだが、

これはジジのほうが使い魔としての資格消失してしまたからではないのだろうか?

そうであれが辻褄が合う。



映画ラスト、キキのもとにやってきたジジはひとこと

「ニャーン」

と猫らしく鳴くことで

観客にデッキブラシで空を飛んで魔法力を回復させたキキは相変わらずジジとお話が出来なくなったままだと知る。

これを我々は、キキが子どもから次の段階へと成長の階段ステップアップしたためだと捉えていた。

キキが、ジジとお話をする資格喪失したのだと思っていた。

しかし、そうではなかったのかもしれない。

童貞であることを捨てたジジは、最早主人に完全に寄り添う存在ではなくなったのかもしれない。

あるいは、すでにもう、キキとは友人だが、使い魔ではなくなっていたのかもしれない。

そんなことを書いているうちに娘がなんかわめいてる、ああああああもおおおおお、なので、おわり

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