MESSAGE for lecca
OFFICIAL REVIEW
当時の制作秘話から初めて語られる逸話まで、10年間、leccaを一番近くで見て来たディレクターのベストアルバムにかける想い
このアルバムで唯一の新曲。
この曲もドラマの為の書き下ろしで、ドラマのタイトルが「最高のオヤコ」。
現在のleccaだから書けたと言っても過言ではない素晴らしいバラードだが、このアルバムに収録するということは言わばオールスター選抜チームの中に何の実績もない新人を放り込むに等しいので、正直不安もある。でも最新作が最高作と、そのモチベーションを10年間抱き続けた彼女が創り上げたまさに最新作、なによりとにかく名曲なので胸を張って収録します。
多くの新人アーティストが思いがちな、メジャーデビュー=ゴールという虚像にいち早く気付いたleccaが、新たな決意表明として自らを鼓舞するように書いたナンバー。
今までのことを一旦ゼロにして新たにここをスタートラインとしようというメッセージは、今も若者のみならず社会をある程度上手に渡ってきた大人達にも支持され続けている。
夏の間中、何ヶ月も、とにかく毎週末地方のフェスに飛び回っていた時の思い出をモチーフに書かれた曲。
2番バースの少しコミカルなオクターブ唱法が、実にleccaっぽくてカッコいい。
千葉県某所で行われたMVロケだが、撮影当日は土砂降りの雨。
何時間も天気待ちをした末、結局この曲で夕日が撮れなきゃ意味がないと急遽翌日に再撮された。
レゲエシンガーと評されることの多いleccaだが、叙情的なミディアムR&Bナンバーで人気が高い曲は数多くあり、これはその代表作とも言える。
2006年夏にリリースされたアルバムに収録されていたが、あえてその年の冬にセカンドプロモーションとしてMVを作成。
MTVやスペースシャワーで大きく取り上げられ、翌年の「なみだの日」と共に冬leccaなんて言葉も囁かれ始めた。
リリースから8年経った現在でも、多くの失恋女子の心を揺さぶり続けている名曲。
終わってしまった恋愛への思慕を淡々と歌った後、一転ブリッジで『あなたなしでは味もしない』と究極のパンチラインで涙腺を崩壊させながら、それでも前を向くんだと決意する展開はleccaの真骨頂である。
仮タイトルの「BAD DAYS」を「なみだの日」とした彼女の言葉選びも秀逸。
デビューから一貫してカッコよけりゃいいんだという精神は今も変わらないが、この当時はそれに増して、解る人にだけ解ってもらえりゃいいというかなり挑発的な側面もあって、いい意味で好き放題やってた頃の象徴的な1曲。lecca節爆発のダンスホールに90'sミドルスクールHIP HOPのオマージュとしてアナログサンプリングノイズをわざわざ入れた、シンプルで凶暴なビートは今聴いても気持ちいい。
leccaの名を全国に知らしめた記念すべき1曲だが、この手のメロディアスなミディアムチューンにあるまじき、暴力的とすら言える程ベースとキックをフィーチャーしたMIXがなされている。
これはleccaのルーツがフロアミュージックであり、ラジオフレンドリーな曲であってもその精神はなんら揺らぐ事はないという決意表明で意図的なものだったが、実は当時はさすがにもう少しコンサバに仕上げた方がいいのかなと、ちょっとドキドキしていた。
イントロのボイスモジュレーターで加工された声はlecca本人のもの。
leccaはタイアップ用に曲を書き下ろす場合、そのテーマで必ず2?3曲デモを用意する。
選ばれなかったものはお蔵入りすることが殆どなのだが、この曲と同時に書かれた"Copy Robot"は後にアルバム「パワーバタフライ」に収録された。
デモを聴いた瞬間にLIVEの光景が鮮明に浮かんだ。
想像通りLIVEで欠かせない必殺チューンに育ったが、サビで左右に飛び跳ねる通称ちからステップを考えてくれたダンサーのSHINEくんは陰のMVP。
長崎のMUSIC LIFEというフェスにいつも呼んでくれる九州男くんが、この曲をズルイ、羨ましいといつも言っている。
実はこの曲のトラックはリリースされる2年前から出来ていた。
歌詞はおろかトップラインのメロディーすら乗ってない状態でも、イントロ、ビート、コード進行を聴いた瞬間に名曲になる確信を得たが、しかるべき時期が来るまで我慢して、"For You"、“My measure"で評価を受けた後に満を持して発表した曲。
デモテープには4パターンのサビが存在する。
デモテープで既に涙腺を崩壊させられたが故に、アレンジにいつも以上にプレシャーがかかった1曲。
昔のヨーロッパの小編成楽団が奏でる葬送行進曲をイメージしてアレンジした。
タイトルがカタカナなのは、現実主義者のleccaが本当はあるはずはないと思ってる世界だけど、やはり何処かで存在していて欲しいという祈りに似た気持ちを表現したものだそう。
常々、彼女が母親になったらどんな曲を書くのだろうと楽しみにはしていたのだけど、まさか身籠ったとたんに、一発目でこんな母性全開の雄大な曲が出来上がるとは思ってもいなかった。
この世界観を表現するにはフルオーケストラしかないと思い、しかもその壮大さを支えるビートは、ふくよか且つアグレッシヴという一見矛盾した音を創れる人ということで、それぞれを村山達哉氏とNao'ymtくんにお願いした。
個人的にも大好きな1曲。
高い目標を見つけようと歌う"スタートライン"を第1章、目標を目指してもがけと宣言した"My measure"が第2章とするならば、この曲は目標にたどり着いたが故の新たな苦悩を描いた第3章ともとれる。
leccaらしいのは、この悩みもここに来たから気付けた事だとあくまでもポジティブに解決策を探っているところ。
スタートラインを引いた日も、自分の価値判断で頑張った日も、やっぱり悩んでる今も、間違いなくその時の今日だと続けて聴いてみるのも面白い。
いつかはRHYMESTER。
デビュー以来個人的に勝手に幾つか立てていた大きな目標の一つだった。
あえてレゲエのライムマナーに従いつつ貫禄の存在感で圧倒する宇多丸師匠。
自らトラックをトリッキーに難しくした上でワン&オンリーなフロウで魅了する神、Mummy-D。
そしてそんな大先輩達に臆すること無く堂々と対峙した彼女を心から誇らしく思った。
TOP JUNCTION TOUR 最終日の4人のパフォーマンスはもはや伝説の域。
とにかくタイトルが一番のパンチライン。
女性を年齢で判断しがちな世間の愚を笑い飛ばし、多くの女の子をアジテートした名曲”ミソ-gal"の続編とも言うべき曲だが、まだ若い娘達と何にも変わんないんだとコミカルな中にも毒っ気を帯びていた”ミソ-gal"に対し、リリックにもトラックにも、この年にならなきゃ解らない事もあるんだよと諭すような余裕感に満ちているのが新しい境地を物語っている。
ドラマのタイアップで書き下ろされたのだが、このドラマのテーマが犯罪を冒してしまった人間がなんとか更生しようとするというものだった。罪を肯定することなど出来ないし、罪を冒した人にだけ共感を得る歌にする訳にもいかない。
ましてや物語をドラスティックにファンタジーに転嫁することなど彼女が一番嫌がるところだし、形にするのは大変だろうなと思っていた。
結果この曲に込められた、今出来る事は変えられない過去を背負って前を向くだけだというメッセージは、以前からのleccaの本質と変わらない。
だが、ドラマのプロデューサーに「このドラマのための歌だ。」と言わしめ、全く違う人生を歩んで来たであろう高橋大輔氏のようなアスリートにも共感してもらえたのは、彼女のリリックスキルの成長の証だと思う。
Release Information
leclecca 初のBEST ALBUM「BEST POSITIVE」 2016.1.27 on Sale ca、デビュー10周年にして初のBEST ALBUM「BEST POSITIVE」発売決定!
ファン支持の高い代表曲である「TSUBOMI feat. 九州男」、「For You」、今なお多くのトップアスリートから絶大な支持を受け続ける「My measure」などヒット曲満載のBEST盤!
1月10日放送のMBS/TBS系全国ネット 新春ドラマ特別企画「最高のオヤコ」メインテーマに決定した新曲「ねがい」も新録。
【放 送】 MBS/TBS系全国ネット 2016年1月10日(日)よる9時~放送 【出 演】 藤山直美 仲里依紗/六平直政 市川知宏 小倉久寛/賀来千香子 榎木孝明
http://www.mbs.jp/saiko-oyako/
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【応募期間】 2016年1月26日(火)正午~2016年2月1日(月)正午