Side あなたの下の名前
最近、私にはちょっと気になってる人がいる
舜太がいるM!LKと同じEBiDANの原因は自分にある。さんだ
たまたま見た音楽番組のパフォーマンスがきっかけで、密かにMVを見漁ったりしてる
今日もリビングで画面にかじりつくように見てたら、後ろ
から舜太が覗き込んできた
舜太はそう言うと私の隣にドサっと座った
いつもは太陽みたいに無邪気なのに、今はいつになく気持ちが沈んでる 声のトーンもちょっと低い
そっと顔を覗き込むと、舜太はわざとらしく唇を突きだして私の手をツンツンとつついた
そう言うなり、私のスマホを取り上げてぐいっと私の肩を
胸元に引き寄せた 耳元で舜太の鼓動が聞こえる
不意に、縋るような切ない視線で見つめられる
少し潤んだ瞳の奥には「俺だけを見て」って独占欲が透けて見えてる
普段はそんな顔しないのに…ずるい。
普段とのギャップでドキドキしちゃうじゃん。
私がそう言うと、舜太はまたいつものように無邪気に笑った
そう言いながら、舜太は私のスマホで自分たちのライブ映像を流し始めた
嫉妬深いとこも、結局は私への大きな愛情の裏返し。
隣で楽しそうにしてるのを見ながら、やっぱり私の「特別」は彼だけだと改めてそう思った
お知らせです📢
少しでも多くの方に読んでほしいという思いから、今作品とミセスさんの短編集の2作品を、全体公開にすることにいたしました🙇♀️
ランキングに乗れるように頑張りますので、これからもご愛読よろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。