「非常に新鮮です」 県内最高齢の高校生は78歳! 高校生活を新たにやり直したいと勉強中 山梨
78歳の男性が今年4月に高校へ入学し、やり残したことにチャレンジしています。 「私はそれをあげたいです」 「アイ・ウォント・ギブ・イット」 「あなたに」 「トゥー・ユー」 【写真を見る】「非常に新鮮です」 県内最高齢の高校生は78歳! 高校生活を新たにやり直したいと勉強中 山梨 英語の授業を受けているのは上野原市の加藤忠亮さん78歳です。 今年4月、都留高校の定時制に入学しました。 都留高校定時制1年生 加藤忠亮さん: 「毎日毎日(学校に)来るのを楽しみに来ています。先生は非常に丁寧に熱心に教えてくれるので、わからないことだらけなんですが、それなりに勉強の方は進んでいます」 都留高校の定時制は、月曜から金曜に毎日4コマの授業があります。 加藤さんは、午後5時すぎに登校し、授業がはじまる前に給食を食べます。 加藤さん: 「私の経験の中でこういうことなかったものですから非常に新鮮で」 授業は午後9時ごろまでです。 「SAY!」 「アイ・ライク・ディス・ワン」 「いいと思いますよ!Good」 今年度の都留高校定時制の入学者は3人で、加藤さんは県内で最高齢の高校生となりました。 都留高校(定時制) 佐藤正俊教頭: 「好奇心が旺盛で学ぶことそのものを楽しんでいる。教える側の我々も本当に学ぶことの意味を感じさせてくれる存在です」 上野原市出身の加藤さんは中学卒業後、当時の谷村高校機械科に進学しましたが1年生の9月に中退。 加藤忠亮さん: 「素行不良ですね、ケンカばっかりしていまして、学校行くのが嫌になっちゃった」 家業である精密部品製造の仕事を手伝い、その後プレス金型製造に転換して業績を伸ばしました。 47歳のときには当時の上野原町議会議員となり市に移行後も含めて3期務めるなど地域に貢献。 2014年には会社を閉めて自由な生活を送っていたところ、2019年72歳のとき、加藤さんの腰に激しい痛みが走ります。 加藤忠亮さん: 「前立腺がんのステージ4って診断されまして、いいところ3か月か半年という感じでしたね、(当時)おふくろがいたんですよ、ちゃんと看取れよという話になって、これは死ぬに死ねないなと思った」 粘り強く投薬治療を行い4年半が経ったおととしの春、ほぼガンが消滅するまでに回復。 加藤さんの母親は96歳で大往生を遂げ看取ることができました。