「まさか」「人生でこれほど言われたことはない」ブラジル代表から挑発、SNSに批判的コメントが殺到した日本代表FWが明かした心中「悪いことをしたとは思っていない」【W杯】
「思ったことを正直に言っただけ」
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で最多優勝国のブラジル代表と対戦し、1-2で敗れた。29分に佐野海舟のゴールで先制したものの、56分に追いつかれると、後半アディショナルタイムに痛恨の逆転弾を叩き込まれた。 試合後、塩貝健人は、マテウス・クーニャらブラジル代表の選手たちから挑発を受けた。対戦が決まった後に日本の報道陣に発したコメントが切り取られ、「今のブラジルは昔ほど強くない」と対戦国に伝わり、小さくない騒動となっていたからだ。 そして、塩貝のインスタグラムには、批判的なコメントが殺到した。 「僕らが負けたので、どういう声があろうとも、それは自由だし。今さらあの発言を別に、撤回しようとかもないし。まぁ、このままで終わらないと思います」 翌日の取材で改めてこの件について、質問を受けた21歳のFWはそう語った。 「思ったことを正直に言っただけだと思います。まぁでも、どういう捉え方をされるのかは、わからないので。これからは気をつけたいなと思います」 「人生において、これだけ言われる事はないと思うので。こういう批判的なコメントだったり、目にしようと思わなくても出てくるので。本当に、この言われたままで終われないと言うところです」 そして、「まさかこんなに...僕はどうすることもできないので。まぁ最低限、発言は気をつけないといけないと思うし。あそこで勝つか負けるかで、また違ったと思うので。そこは本当に結果、勝負の世界だと思う」と言葉を続けた。 「別に悪いことをしたとは思っていないし。まぁでも今後、そういう面で、気をつけないといけないというのはあるので。意識して、なるべく、変な質問には答えないようにします(笑)」 ブラジルを貶めようとした悪意のある発言ではなく、率直な印象を語っただけで、標的となってしまった塩貝。だが、ピッチ上で見返す時間は十分にある。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)