【🎲 オリキャラ】もしも時透兄弟があまね様より先に🦛拾【一応CP・閲覧注意】

  • 1二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 19:56:24

    炎の呼吸使ってるけど実は日の呼吸適性100持ちで、後天的に痣を出しても寿命が減らない例外枠で
    最適正じゃない呼吸でも階級上から四番目に上がれるくらいには長く生き残れて他人に呼吸や剣を教えるのも上手くて
    料理洗濯掃除に女装のレベルまで高くて実は、時透父の従兄弟で兄上の血を引いている
    そして海外産のオーパーツである驚異的な速さで自律移動出来て
    人間みたいに喋るし凄い力を持った青いカバの絡繰を連れた

    オリキャラ隊士と出会っていたら…という世界線のお話

  • 2二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 19:59:26

    登場人物

    【樺隊士】
    フルネームは樺良雄(かば よしお)、時透兄弟より11歳年上で東京府北多摩郡の農村出身
    偶々出会った鬼狩りのカッコいい技と強さに憧れて、地方の名士の一人息子なのに実家を飛び出し鬼殺隊士となった親不孝者
    母方の従兄弟の遺児である時透兄弟と休暇中に偶然出会い、有一郎が高熱を出した事をきっかけに爆速で蝶屋敷へ保護した
    人当たりは良く蝶屋敷の面々とは親しいが、一部の柱と十二鬼月・上弦の壱からは目を付けられてしまっている…なお、隠の後藤さんとはズッ友である
    坊ちゃん育ちの割に家事は器用にこなせるが、絵の才能は炭治郎並みの画伯(勿論アレな意味)で音痴でもあり、どうやら芸術方面には向いていない模様
    ルリカさんを愛するあまり人間女性には興味ナシ、と思われたが近頃気になるヒトがいるようで…⁉︎
    好きな食べ物はとろろ蕎麦、アルコール耐性が非常に強い体質で全く酔わない

    【ルリカ】
    樺隊士が任務中に出会った小脇に抱えるサイズの青いカバの絡繰
    自身に注がれる愛情エネルギーが動力源らしい
    元は舶来の美術品だった、人間のように思考や会話が出来る縁壱零式級のオーパーツ
    性格はお淑やかでお嬢様口調、良雄さんが大好き
    上弦の壱を退けた代償として一時期、自力で動けなくなっていたが樺隊士をはじめ周囲からの愛情エネルギーを貰って完全復活した

    装備品:
    病気平癒・健康祈願の御守り(後藤さんに貰った物で折り鶴が刺繍されている)
    花柄のワンピース(いずみさん制作)

    【琥珀】
    ルリカが動けぬ身となり伝令の役目を果たせなくなった時期に、代理で樺隊士の担当となっていた喋るコハクチョウ
    渡り鳥である白鳥の能力を活かして鬼の痕跡を追うのが主な仕事である
    鬼殺隊こそ己の居場所と思っており、職務熱心だが余計な事まで喋ってしまいがち
    実は霊感があり、彷徨う死者の魂からも情報収集が出来るらしい…

  • 3二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:02:31

    【筒木少年】
    フルネームは筒木明(つつき あきら)、時透兄弟より2つ歳上の弟弟子
    茶道の流派である三千家に柄杓や茶筅・茶杓など竹製の茶道具を納める『柄杓師』の跡取り息子だが自分以外の家族が鬼の手で命を奪われ、復讐の為に鬼殺隊士の道を志して樺隊士に弟子入りした
    炎の呼吸を習っているが日の呼吸適性を持ち稀血体質でもあるため、鬼から目を付けられやすく最終選別での生存を危ぶまれている

    【いずみ】
    フルネームは桜いずみ
    樺隊士と、兄である大河(剣士となったが初任務にて殉職)と共に最終選別を通過した同期だが
    血が苦手なのと剣士適性の低さから隠となり、隊服の縫製係として働いている
    兄共々世話になった育手が病気で倒れ、介護の為に休職していた
    亡き兄と育手は彼女の事を樺隊士に任せたいと思っているものの、男性恐怖症故に道のりは遠い…
    生業である裁縫の他に料理は玄人はだしだが、洗濯は不得意であるようだ
    歌が上手だが性格上、人前で歌う事はほとんどない

    【小町】
    フルネームは稲川小町(いながわ こまち)
    いずみ達が修行していた山の近くにある集落の酒蔵『稲川酒造』の蔵元の娘
    母方の祖父は伝説的な酒豪である『酒仙』で、四百年前に日の呼吸の剣士に命を救われた竈門家の血を引く存在
    夢に出てきた『赫い剣士様』を彷彿とさせる見た目の樺隊士に一目惚れするが、現時点では全く相手にされていないようだ…
    桜兄妹の育手に弟子入りし、いずみの妹弟子となったが彼女自身は岩の呼吸の素質を持ち、また適性が低いため剣士には向いていない
    家事全般がやや苦手だが絵がとても上手で、自室の壁には彼女が描いた剣士様の絵が飾られている

  • 4二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:04:36

    【前回のあらすじ】
    いずみの師である育手が所有する山での野営訓練は、筒木少年の体調不良により一日で終了してしまった…
    鬼狩り山に現れた熊を狩った事で、集落の者達に歓待された樺隊士は酒の強さを競う酒合戦にて
    意気投合した老爺から『彼岸花に似た青い花』の情報を入手し共に花が咲く場所へと向かう
    そこはヒノカミ神楽を教えてくれた少年・竈門炭治郎の生家の近くであり、惨劇により無人となった家を管理していた三郎爺さんに偶然遭遇する
    ヒノカミ神楽────日の呼吸を代々継承し続けた竈門一族への敬意と、無惨に命を奪われた一家に哀悼の意を表して神楽を捧げる樺隊士
    目的である青い彼岸花は開花時期をとうに過ぎていたが、たまたま三郎爺さんが摘んで保存していた物を譲り受ける事が出来た
    集落に戻った樺隊士は老爺の孫娘である酒蔵の看板娘・小町と引き合わされるが彼女に一目惚れされてしまい…⁉︎

  • 5二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:06:24

    1スレ目

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    2スレ目

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  • 6二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:29:45

    たておつです!
    人物紹介がスレを重ねる毎に賑やかになって来て密かな楽しみです

  • 7二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:33:38

    相変わらずカナヲは何も喋らず、愛らしいが貼り付けたような笑顔を浮かべるのみ────
    その表情を「何考えてるのか分からない」と気味悪がる者も中には居るが…視線がルリカの方を向いているのを見るに、少なくとも不快では無いようだ

    樺隊士「そうだ、霞柱邸に戻って手紙書かなきゃいけないんだった! 俺達はそろそろ行くよ、じゃあねカナヲちゃん」
    ルリカ「また近いうちに、お会い出来たら良いですわね」
    カナヲ「…」ニコッ

    カナヲに見送られて蝶屋敷を後にする樺隊士達
    元々の気質もあるだろうし、カナエ達に拾われるまでの悲惨な境遇のせいでもあるだろうが…

    樺隊士「いつか、あの娘が心の底から笑えるようになったらいいね」
    ルリカ「ええ」

  • 8二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 20:52:53

    スレ立ておつです、祝二桁突入!いつも楽しみにしてます

  • 9二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 21:25:02

    >>6

    どこまで長くなるのかスレ主にも分かりません…登場しない人(一部人外)は削るべきなのか迷い中


    >>8

    こんなに長くお付き合い頂いているスレ住民の方々には感謝してもし足りないですね!

    中々お礼を言う機会が無いけど感想や保守の書き込みには本当に助けられております



    霞柱邸に戻り、炭治郎宛てに手紙を書く

    飲兵衛爺さんの案内で生家の近くまで行った事、そこで竈門一家が居なくなった家の片付けをしている三郎爺さんと出会った事

    炭治郎達が生きていると伝えた時に涙を流して喜んでいた事、他の地元の人達も帰りを待っていると伝えてくれと言われた事…


    樺隊士「あとは例の青い花について、何か知らないか一応聞いとかないとな」


    飲兵衛爺さん曰く、花が咲くのはかなり珍しいのと開花している時間が非常に短いため

    もしかしたら近所で暮らしていても、一度も見た事が無いかもしれない


    ルリカ「何かご存知の場合ですと、ご家族の事を思い浮かべて悲しい想いをさせてしまうかもしれませんわね」

    樺隊士「そうか…でも竈門家の生き残りで話が聞ける状態なのは、彼一人だからなあ」


    彼の妹・禰󠄀豆子は────おそらく無惨の血を与えられて鬼と化している

    鱗滝一門が秘匿する理由は、もしかしたら青い花やヒノカミ神楽と何か関係があるのだろうか?


    樺隊士「まぁ今の段階だと、ただの憶測に過ぎないな…よし、出来た!」


    書き上がった手紙を、ルリカが背負う鞄に収納する

    鴉と違って足に手紙を括り付ける事が出来ないので、彼女専用の特別製だ


    ルリカ「では行って参りますわ」

    樺隊士「頼んだよルリカさん」

  • 10二次元好きの匿名さん26/05/31(日) 22:15:29

    久しぶりの伝令としてのお仕事に張り切るルリカさん、意気揚々と狭霧山に向かったものの

    霧が深く道が分かりにくいからか前回は炭治郎に会っただけで帰ってしまったせいか

    あるいは久々のお仕事で感が鈍ったのか鱗滝さんの家の場所が分からなくて困り果てていた所に…


    dice1d3=1 (1)

    1. 炭治郎と遭遇

    2. 鱗滝さんと遭遇

    3. 琥珀さんと遭遇

  • 11二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 01:36:08

    中々鱗滝さんに会わないな…と思ったけど生物じゃないから鼻を潜り抜けられるのか。善逸の耳も潜り抜けてたしステルス性能高い

  • 12二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 06:26:05

    ルリカ「どうしましょう…道に迷ってしまいましたわ…」


    右を向いても左を向いても、濃い霧の中に針葉樹の木々が立ち並ぶ同じような光景────

    目的地である鱗滝老人の家どころか、出直そうにも来た道が分からない…


    ルリカ「こういう時は山の尾根を目指して登るのだと、良雄さんが以前仰ってましたわね」


    人間が遭難した際の対処法が、人ならざる身に通用するかは未知数である…しかしながら、それ以外に今の状況を打破する手段を思いつかない


    ルリカ「多少回り道にはなりますが、わたくしは必ず使命を果たして見せますわ!」


    つぶらな瞳をキリッとさせて、気合いを入れ直したところで人の気配が近づいて来た


    炭治郎「あれ? 君は確か…」


    昇る朝日が描かれた耳飾り、緑と黒の市松模様の羽織、赤みがかった髪と瞳と額の痣────目的の人物である竈門炭治郎だ!


    炭治郎「樺さんとはぐれたのかい?」

    ルリカ「今日はわたくしだけです。体が直ったので、伝令の御役目に復帰致しましたのよ」


    背中の鞄から手紙を出して貰い、これにて任務完了だ!

    あとは炭治郎からの返事を受け取って帰るのみだが…


    dice1d2=2 (2)

    1. 家の外で待つ

    2. 中に招き入れられる

  • 13二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 13:20:09

    張り切りルリカさん小さい子みたいでかわいいね…
    雰囲気でわかったのか炭治郎に迷子対応されてるのも流石長男

  • 14二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 19:20:57

    炭治郎に抱えられて鱗滝さんの家の前まで来たルリカさん…手紙の返事を書き終わるまで外で待つと言いますが、嗅覚の鋭い彼は「もうすぐ雨が降るよ」と鼻をひくつかせます


    仕事中なので流石によそ行きのワンピースは着ていないが、出来れば濡れるのは勘弁願いたい
    しかし鱗滝老人の家の中には、おそらく『彼女』が────躊躇している間に炭治郎は戸を開けて、ルリカを抱えたまま中に入ってしまう

    炭治郎「ただいま帰りました!」
    ルリカ「お邪魔いたします…」

    小さな家の中に居たのは、夕飯の支度をしている天狗面を付けた老爺
    そして新たに増築されたと思しき窓の無い区画に敷かれた布団の中には…

    炭治郎「ただいま、禰󠄀豆子」

    毛先が赤みがかった長い黒髪、竹製の口枷を咥えさせられた少女が眠っていた

  • 15二次元好きの匿名さん26/06/01(月) 23:06:36

    いよいよ禰豆子ちゃん登場!
    100%善意ゆえだけどこのご対面でシュレディンガーの禰豆子ちゃんの存在が確定してしまった…

  • 16二次元好きの匿名さん26/06/02(火) 06:31:50

    一見すると人間そのものの姿で、ただ寝ているだけのようである…しかし無抵抗の女の子に口枷などするはずが無いし、何より炭治郎が彼女の手を摩った時に鋭い爪が生えているのを見てしまった

    ルリカ(意識が無い状態とは言え、まさか拘束もしていないだなんて… )

    これでは万が一、鬼殺隊の者に見つかった際に一切弁解の余地が無いではないか!

    鱗滝老人「樺殿の遣いか」
    ルリカ「えっ? ええ…」

    いきなり声を掛けられて、ルリカの意識は現実に引き戻される────鞄などの残り香から判断したのか、もしくは炭治郎から話を聞いていたのかもしれない

    ルリカ「申し遅れました。わたくし樺良雄隊士の伝令役を務めさせて頂いております、ルリカと申します。つい最近までは身体の不調により、御役目を果たせなくなっておりましたが…この度復帰致しました。以後お見知り置きを」

    ルリカ(ここに居るのは『鬼の少女』ではなく『炭治郎君の妹』なのですわ。彼らがそう扱っているのなら、わたくしもそれに準じましょう)

  • 17二次元好きの匿名さん26/06/02(火) 12:39:57

    冨岡さん霞柱邸訪問の際にはもう一門で情報共有されてたっぽいよね
    結局入院騒動で有耶無耶になっちゃったから樺さん達はそのまま知らないのか~

  • 18二次元好きの匿名さん26/06/02(火) 14:57:32

    空気が読めるルリカさん優しい

  • 19二次元好きの匿名さん26/06/02(火) 19:33:39

    鬼の眠り姫・禰󠄀豆子をあくまで『炭治郎の妹』としてだけ扱う事に決めたルリカさん

    と言っても特別に何かする訳では無いので、彼が手紙を読んで返事を書き終わるまで時間潰しに世間話でも…と適当な話題を振ります


    dice1d4=1 (1)

    1. ヒノカミ神楽を教わった樺隊士のその後

    2. 禰󠄀豆子はいつから眠ったままなのか

    3. 手紙の内容について

    4. 樺隊士の教え子達の話

  • 20二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 00:15:26

    色々ありましたね…師弟で閉鎖病棟行きになったり(白目)

  • 21二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 01:18:26

    ルリカ「あの後、良雄さんはヒノカミ神楽を一生懸命練習して全ての型を習得致しましたのよ」
    炭治郎「本当かい⁉︎ すごいなあ」

    予告通り降り出した雨の音を聞きながら、ルリカは愛する人の話をする
    鬼狩りとして鍛えた体でもヒノカミ神楽を使う時は大きな負担がかかる事、何度も体力の限界を迎えて倒れては弟子達に心配をかけた事…

    ルリカ「良雄さんの教え子は三人おりますが、新しく来た子にもヒノカミ神楽の素質があったのです。二人して流行り病に罹ったと勘違いされて、蝶屋敷の隔離病棟に入れられた事も…」
    炭治郎「蝶屋敷?」
    ルリカ「主に任務で負傷した隊士を治療してくれる鬼殺隊の施設ですわ。『蟲柱』胡蝶しのぶ様が現在の主です」
    炭治郎「そこへ行けば、もしかしたら禰󠄀豆子を治す方法が見つかるかな…?」
    ルリカ「残念ながら、あまり期待はなさらない方が宜しいかと思われます。蟲柱様は確かに、鬼の生態に関する知識が豊富な御方。しかしながら鬼殺隊はあくまで人食い鬼を滅する為の組織故に…」

    蟲柱の武器が鬼に効く毒である事、蝶屋敷には鬼のせいで身寄りが無くなった子供達が引き取られている事を教える
    炭治郎にとっては掛け替えの無い『家族』である禰󠄀豆子だが、蟲柱達がその想いを尊重してくれるとは限らない
    良くて実験動物扱いか最悪の場合、蝶屋敷の少女達に危害を加える前にと殺処分される可能性すら考えられる…

  • 22二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 06:25:53

    落胆の溜息をつく炭治郎を可哀想に思うが…この場合、下手に希望を与える方が酷だろう
    何せ鬼となった肉親を人間に戻す為に鬼殺隊に入る、だなどと前代未聞の話なのだ

    ルリカ「鬼殺隊が禰󠄀豆子ちゃんを受け入れる可能性があるとすれば、一番確実と思われる道は鬼殺隊の長である『お館様』、産屋敷耀哉様に認められる事でしょうね」
    鱗滝老人「お館様の命であれば誰も逆らえぬ。柱であろうとも」

    逆に言えば────お館様が禰󠄀豆子を『不用』と断じた場合、鱗滝一門も彼女をこれ以上庇えなくなるという事でもある

    ルリカ「少なくとも、わたくしは禰󠄀豆子ちゃんのような鬼を知りません。鬼にとって肉親は栄養価が高く、本来ならば炭治郎君は真っ先に食われていたはずなのです…これは本来、強靭な意志力などで抑え切れるモノでは無いというのに」

    水柱が頸を斬らなかった理由は分かった
    この娘は特異な鬼だ…しかしそれだけでは鬼殺隊が禰󠄀豆子を生かし、人間に戻す研究を始める理由にはならない

  • 23二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 13:26:09

    こればっかりは原作ルートで実績を重ねてくしかない本当に仕方ない…
    事前に身の振り方を知れただけ上々と思おう

  • 24二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 20:31:44

    今のところ禰󠄀豆子は『現時点では無害と思われる』だけの存在であり、いずれ意識を取り戻せば人を襲う危険性が残っている────そのため鬼殺隊としては排除を選ばさるを得ない
    目覚めた状態でも人間を襲わない事が確認でき、なおかつ鬼殺隊にとって有用な能力でも持っていれば…あるいは、といったところか

    ルリカ「禰󠄀豆子ちゃんの意識が戻らない以上、彼女の分まで炭治郎君に頑張って頂く他ありません。まずは最終選別を突破して、鬼殺隊に入隊する事。任務をこなして信用と実績を積み重ね、鬼殺隊の中で揺るがぬ地位を築き上げるのです」

    実力さえあれば煩い外野を黙らせられるし、強い鬼を倒せば多くの人々を救える
    万年人手不足の鬼殺隊ゆえ、優れた才能の持ち主は喉から手が出るくらいに欲しい

    炭治郎「俺に出来るのかな…」
    鱗滝老人「出来る出来ないの話では無い、やるのだ。この件、既に我らだけの問題では無い。樺殿を巻き込んでいる────事が成る前に露見すれば、彼も只では済まない」

    厳しい声で鱗滝老人が弱気になった弟子を戒める
    確かに下手をすれば樺隊士の立場も危うくなりかねないが、別にその事で炭治郎を追い詰めるつもりは無いのでルリカは慌てて気遣いの言葉を重ねた

    ルリカ「誤解なさらないで下さいましね? 良雄さんは、表立って炭治郎君達の味方になれない事をずっと歯痒く思っていたのです」
    鱗滝老人「当然だ。樺殿には三人の教え子が居る」

    いずれも身寄りが無く、まだまだ彼の庇護が必要な年齢だ────柱と甲級、そしてヒノカミ神楽…日の呼吸の適性持ちという錚々たる顔ぶれであるが

    ルリカ「あの子達には何も知らせておりませんし、将来有望な事この上無い逸材揃いですから。まず切り捨てられる心配は御座いませんわ」
    炭治郎「でも樺さんの方は…」
    ルリカ「既に上弦の壱から目を付けられているのですから、命の危機など今更ですわよ」

    本当は全くもって大丈夫では無いのだが「自分達に関わったせいで…」と、こんな良い子に思って欲しくは無かった

  • 25二次元好きの匿名さん26/06/03(水) 23:58:50

    禰豆子ちゃんも起きないしで流石の長男もちょっと弱気になるよね…
    樺さんがここに居たらかけそうな言葉を言ってくれるルリカさんは以心伝心の出来たパートナーですわよ

  • 26二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 06:12:13

    先行きが明るいとは言えない話で場の空気を重くしてしまった…ちょうど夕飯の支度が出来たようだし話題を変えよう

    炭治郎「君は何も食べないんだね? そうやって人間みたいに考えて話すのに、生き物の匂いがしない…不思議だなあ」
    ルリカ「わたくしは良雄さんや、わたくしを可愛がって下さる方々の傍に居るだけで満たされますのよ。この国の外から運ばれて来たのだそうですが、わたくしが誰に何の為に造られたのか記録は一切残っておりませんわ…わたくし自身の記憶も」

    自身が何モノなのかという謎と、もし『以前』の記憶を取り戻すような事があればどうなってしまうのかという不安
    動けない時はいつも樺隊士と一緒だったから、彼の愛情に包まれていれば何も怖くなかった
    こうして離れていると、ふとした拍子に思い出して底無し沼にゆっくりと沈んでいく心地になる…

    炭治郎「そうか…君も色々大変なんだね」
    ルリカ「ですが良雄さんの傍に、鬼殺隊の中に居場所を得る事が出来ましたわ。この組織は異質なモノに対して割と寛容ですのよ」

    願わくば竈門兄妹も、そうなって欲しいと思うルリカであった────

  • 27二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 14:22:49

    そういや無惨より年上なんだなルリカさん
    長いことエネルギー切れで停止してたなら良い記憶じゃないだろうし忘れたままのが良いこともある

  • 28二次元好きの匿名さん26/06/04(木) 20:51:53

    手紙を読んだ炭治郎に返事を書いて貰い、樺隊士の元へと持ち帰って来たルリカさん
    三郎爺さんが自分達の生存を祈り、家を手入れして帰りを待ってくれている事を知った炭治郎は涙を浮かべて喜んでいました
    飲兵衛爺さんの事も、小さい頃に母親に連れられて青い彼岸花を見た事も憶えていたようです


    ルリカ「ただいま戻りましたわ」
    樺隊士「おかえりルリカさん」

    ルリカが帰還した時、樺隊士は秘伝の軟膏を作っているところだった
    蜜蝋を溶かし込んだ胡麻油に薬効成分を抽出し終わって、後はひたすら固まるまでかき混ぜるだけである

    樺隊士「どうだった? 炭治郎君は、そろそろ大岩を斬れそうかい?」
    ルリカ「以前お見かけした時よりも、顔付きが精悍になっておられましたわ。あの調子でしたら選別を受ける日も、そう遠くなさそうです」
    樺隊士「そうか…どうにかして手鬼の事を、前もって知らせてやれないかなぁ。選別用の鬼を捕まえて藤の囲いの中に放つか、前の受験者の遺品を集める仕事をしている時に偶然見かけたって事にして…とか」
    ルリカ「良雄さんの立場ですと不正を疑われかねませんわよ?」
    樺隊士「やっぱり駄目か〜。なんだか元気が無いけど、向こうで何かあった?」

    膏薬をかき混ぜる手を止めて、ルリカの目を覗き込む────純粋に心配している柘榴石の瞳を見て、ルリカは躊躇いがちに口を開いた

    ルリカ「炭治郎君の妹さんにお会いしましたの」

  • 29二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 02:16:43

    ほうれんそう大事
    今が秋頃なら年を越したら炭治郎達も選別かな
    それまではやきもきしそうね

  • 30二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 06:47:35

    『鱗滝一門が鬼を匿っている』という疑惑がついに確定してしまったのだ
    炭治郎の妹・禰󠄀豆子がまだ人を食っていなくとも、食人衝動を抑えられる特殊な個体であったとしても────鬼殺隊の者が鬼を庇う事は、時には切腹すら許されぬ重罪である

    ルリカ(お母様の仇を討ち、故郷を救ってくれた水柱様を告発したくない。その一心で良雄さんは今まで、事実を明らかにする事を避けてきたというのに…)

    樺隊士「その様子だと、病状が思わしくないのかな? 今すぐ命の危険がある訳では無いんだよね?」
    ルリカ「妹さん…禰󠄀豆子ちゃんは眠っておられましたわ。炭治郎君の話では、狭霧山に来てすぐ意識を失いそれ以降────ずっと眠り続けているのだそうで」
    樺隊士「そんなに長く⁉︎ 人を食うどころか血の一滴すら口にしないで生命維持が出来るなんて、いくら鬼でも信じられないな」

    これは直接会って己の目で確かめた方がいいかもしれない…考え込む樺隊士は、しょんぼりした様子のルリカを見て安心させるように微笑み頭を撫でる

    樺隊士「こっちに累が及ぶのを避けたいなら、二度と関わらなければ良い。けど、あの子達を心配して帰りを待ってくれてる人達の事を知ってて…我が身惜しさに黙ってるなんて出来ないだろ?」

    ヒノカミ神楽の件もあるし、遅かれ早かれこうなってたよ────ルリカを抱き上げ膝の上に乗せて、あやすように言った

    ルリカ「良雄さん…膏薬が固まってしまいますわよ?」
    樺隊士「今はルリカさんが最優先」

  • 31二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 12:57:45

    凶報でもしっかり役目をこなしてくれたルリカさんえらい
    しょんぼりルリカさんを労ってあげられる樺さんも好き

  • 32二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 18:43:13

    ルリカさんのヒロイン力が強過ぎて他が霞んでしまう…

  • 33二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 20:42:46

    水柱が頸を斬らず、兄である炭治郎共々自らの師の元へ送った…人を食わぬという鬼・竈門禰󠄀豆子
    鱗滝一門の者達やルリカの言葉を疑う訳ではないが、にわかには信じ難い話である
    百聞は一見にしかず────こうなれば自分の目で真相を確かめる他無い! …が、その前に

    樺隊士「後藤君達に野営道具壊した件で、謝罪と弁償しないとなぁ…」
    ルリカ「獣害は流石に不可抗力では御座いません事? 後藤さん達もきっと分かって下さいますわ」
    樺隊士「いやぁでも、あそこに食べ物を置き去りにしなけりゃ熊だって漁ったりはしなかっただろうし」

    犯人? である熊の毛皮は「僕コレ欲しい」と無一郎がねだった為、霞柱邸に置いておく事となったのだ
    果たして熊胆と熊の味付け干し肉、純米大吟醸で詫びの品になるのだろうか…?

  • 34二次元好きの匿名さん26/06/05(金) 22:00:53

    軟膏も詫び兼差し入れ用だったやつか
    レア酒があればまぁまぁ平気やろ

  • 35二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 06:47:12

    >>34

    持ち物が限られている状況では非常に有難い薬ですが、自作するのはハードルが高いので作って持って行くと喜ばれます

    臭いがネックとなって女性陣にはやや不評ですが、効能は折り紙付き



    樺隊士「という訳で…こちらがお詫びの品です」


    秘伝の傷薬と乾燥させた熊の胆嚢、嗜好品としてそのまま食べられるよう味付けしてある熊の干し肉と非売品の純米大吟醸を持って来た


    樺隊士「借りた物壊しちゃってごめん。これで勘弁してくれないかな?」

    後藤「いやオメー刀で熊狩ったのかよ? 普通に引くわ…てか逃げろや!」

    樺隊士「それは駄目なんだ。『人間の荷物の中には美味しい食べ物が詰まってる』って学習してしまった個体を見逃したら、周りの集落に迷惑が掛かるからね」

    他の隠「怪我人は出なかったのが不幸中の幸いだなあ」


    熊の爪によってバリバリに引き裂かれた鞄を見て、怒る以前にドン引きする後藤達

    いくつかは修理して使えるらしく、弁償は最小限に留まった


    樺隊士「じゃあこの話はこれで終了、という事で…早速ルリカさんの素敵な衣装を見てくれないか?」

    ルリカ「体が直った報告の方が先ですわ良雄さん」

    後藤「うおぉ⁉︎ ルリカちゃんが洋服着てんじゃねーか‼︎ どこで買ったんだよソレ⁉︎ 」

  • 36二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 12:19:13

    後藤さんは良い反応くれるし自慢したい気持ちはわかるw

  • 37二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 21:01:54

    もちろん後藤さんは、ルリカさんの完全復活にも目いっぱい喜んでくれました



    樺隊士「買ったんじゃないよ。いずみさんが作ってくれたんだ」

    後藤「桜が⁉︎ 職場復帰したって聞いたけど、お前口説き落とせなかったんじゃねーの?」

    樺隊士「彼女は…俺のような奴にはもったいない女性だよ…」


    フッ…と自嘲気味に笑うと後藤は「なんだ結局振られたのかよ」と呆れた様子で言う


    後藤「ルリカちゃんに渡した御守りの神社で、今度は縁結びのやつ貰って来てやろうか?」

    樺隊士「別に要らないけど…ルリカさんが、こうして全快出来た事の御礼はしたいな」

    ルリカ「願いが叶った後の御守りは、授かった神社にお返ししなくてはなりませんわ」


    御利益のおかげかルリカがこうして復活したので、御守りを授かった神社に御礼参りをする事に


    dice1d3=3 (3)

    1. 休みを取って行った有名どころの大きな神社

    2. 仕事の合間に立ち寄った小規模な神社

    3. 鬼殺隊ゆかりの藤の家も兼ねた神社

  • 38二次元好きの匿名さん26/06/06(土) 22:17:20

    ルリカさんも鬼殺隊の一員って気持ちでそこにお参りしてくれたのかな
    憎いぜ後藤さん…!

  • 39二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 00:32:18

    鬼殺隊縁のってなると、案外あまね様の実家か分社だったりして

  • 40二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 08:30:27

    青い彼岸花入手で祟りデバフが付いた場合、ここで解呪イベントが発生したかもしれませんね

    完全回避したので特に何も起きない…はず



    そこは藤の名所としても知られる場所で、祀られているのは

    かつて日の本に医薬を広めた事から薬祖神とも呼ばれている大己貴神・少彦名神だ

    怪我人病人が絶えない鬼殺隊にとっては、是が非でも欲しい加護であるが…


    後藤「今回は神さん、ちゃんと願い聞いてくれたかんな。賽銭は奮発するか」

    樺隊士「今回は…か」


    まず戦死する事の無い部署で働いている事もあって、後藤は交友関係が広い

    その中には現役の剣士も居て、今まで何度も『見送った』のだろう…


    ルリカ「まずは御守りをお返し致しましょう」

    後藤「確かこっちに…あった!」


    『古神札納所』と書かれた看板を見つけたので役目を終えた御守りを納める

    ルリカが身に付けていたソレを、少々名残惜しく見つめた後「有難うございました」と頭を下げた

    参道から社殿に向かう途中、俗世と神域を隔てる象徴である朱塗りの太鼓橋を渡る────


    dice1d2=1 (1)

    1. 何も感じない

    2. 『何か』に見られている気がする…

  • 41二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 13:59:59

    後藤さんからしたらズッ友樺さんが元気してるのって奇跡に近いんだろうね…益々生きねば…

  • 42二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 19:53:37

    特に妙な気配を感じる事も無く、拝殿の前まで来て二拝二拍手一拝の作法通りにお参りする樺隊士達


    まずはルリカの体が元通り動くようになった事への感謝を伝える
    そして出来たら今後も見守って欲しい、無事で居て欲しい人々の顔を思い浮かべるが…

    (双子と筒木君、父さんと幹夫君…あと炭治郎君と禰󠄀豆子ちゃんもだな、いや善逸君だってこれから選別だからなあ。鬼殺隊に入ったとは聞いてるけど、獪岳君もあれから顔を見てないし心配だ。山程仕事がある胡蝶さんも、危険な任務に赴く水柱様も…それから)

    後藤「お前、いつまで祈ってんだよ?」
    樺隊士「ごめんごめん」
    ルリカ「神様に守って頂きたい方が大勢おられるので時間が掛かったのですわ」
    後藤「まぁいいんじゃねーの? 昔のお前、そういう相手作ろうとしなかったもんな」

    母も師も…選別を共に乗り越えた友も亡くした
    死と常に隣り合わせの職業柄、敢えて親しい人間を作ろうという気も起きなかったが────

    (参ったなあ。今じゃ無くしたくないモノが、両手で抱え切れないほど有る)

  • 43二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 20:44:44

    強くなれる理由を知った樺隊士

  • 44二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 21:26:06

    いつの間にか死ぬ訳にはいかない理由が沢山出来てしまっていた樺隊士

    参拝を終えたので、授与所にて次の御守りを選びます


    dice1d5=5 (5)

    1. 厄除け

    2. 心願成就

    3. 家内安全

    4. 必勝

    5. 開運

  • 45二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 21:56:43

    避ける厄が鬼の事なら全く寄り付かなくなるのは困るし、願いは自分の力で叶えるモノだ

    決して御守りに刺繍されている招き猫が可愛かったからという理由では…ついでにおみくじも引いておこう


    dice1d7=6 (6)

    1. 大吉 2. 中吉 3. 小吉 4. 吉 5. 末吉 6. 凶 7. 大凶

  • 46二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 22:08:39

    ここで凶!
    ふと思ったけど樺さんって来年本厄でもあるんだよね
    それでなくとも激動の年だし慎重にの啓示かな…

  • 47二次元好きの匿名さん26/06/07(日) 22:51:45

    樺隊士「うわ、凶だ…幸先悪いなあ。せっかく開運御守り貰ったのに」
    後藤「ソレがあったから大凶が出なくて済んだ、とかだったりしてな」
    ルリカ「あちらに結び所が御座いますから、不運を此処に置いて帰るというのも一つの手段ですわ」
    樺隊士「いや…まずは内容を読んでからだ。慎重に行動すれば避けられる災いを、神様が警告してくれているのかもしれない」

    特に今は────鱗滝一門が鬼の娘を匿っている疑いが確定したばかりだ
    自分の迂闊な言動で、下手をすれば水柱達が全員切腹する羽目になりかねない…


    願望 叶うまでは遠し
    待人 現れず
    勝負 油断大敵
    仕事 支障あり
    転居 思い留まる事
    縁談 纏まらず
    恋愛 言動を慎むべし
    健康 節制に努めよ


    樺隊士「要するに、今は何もするなって事かな?」

    近々禰󠄀豆子に会いに行こうかと思っていたのだが、やめておいた方が良いのかもしれない…

  • 48二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 01:25:09

    うーん、鱗滝さんとは手紙くらいはやり取りしておきたい所だが…向こうが干与を望まないかもな

  • 49二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 06:35:59

    凶のおみくじは不幸の予言というより、『慎重に行動せよ』という警告の意味と捉えられる場合が多いみたいですね

    今が運気の底で、これからは上がっていくだけなのでチャンスが来たらすぐに掴めるよう力を蓄える時であるとも



    ルリカには新たに厄除けの御守りを渡しておいた

    思い切った行動に出るのは避け、通常通り筒木少年を鍛えるのとヒノカミ神楽の修行に集中する事にした樺隊士


    樺隊士「結局炭治郎君にも、あの青い花の正体は分からないみたいだしなぁ。胡蝶さんからの報せを待つしか無さそうだ」


    定期検診の時に何か話を聞けるだろうか────またしても極太注射針の痛みを思い浮かべて身震いする…


    樺隊士がしばらく霞柱邸でおとなしくする事が決まったので、番外編的なお話を挟みますかね


    dice1d5=4 (4)

    1. ルリカさん樺家へ行く

    2. いずみさんの職場復帰

    3. 頑張れ小町さん!

    4. 無一郎と千寿郎君

    5. 有一郎と風柱

  • 50二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 13:12:20

    その後が気になってた千寿郎くんだやったー!
    5も意外な組み合わせで気になるけど若年の子達が仲良くしてるのはなんぼあっても良いですからね

  • 51二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 17:01:22

    会いに行っても出来る事がほぼないし、地道に準備や根回ししとく方が良いかもね

  • 52二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 20:57:46

    某月某日、炎柱邸での出来事────

    先代炎柱・煉獄槇寿郎が、酒を買って我が家に戻って来たところ…縁側の方から何やら、子供の笑い声が聞こえてきて眉を顰める

    先代炎柱(あの小僧…また来ているのか)

    「二度とうちの敷居を跨ぐな‼︎ 」と怒鳴り付ければ「塀を越えて来てるから跨いでないよ?」と言い放ち
    千寿郎に「あの子供と金輪際口を利くな ‼︎ 」と会話を禁ずれば、無数の紙飛行機を屋敷の中に飛ばして文のやり取りを試みる

    先代炎柱「霞柱め…生意気な」

    ああ言えばこう言うし、ふん捕まえようとすれば雲を霞みと逃げ去って────実に目障りで腹立たしい事この上無い鬼殺隊の若き柱は
    どういう訳か近頃、剣士ですら無い下の息子にご執心であるらしい…

    千寿郎「結構ごわごわしてるんですね…」
    無一郎「うん。重たいし毛が硬めだから、敷物か飾るぐらいしか使い道が無いけどカッコいいでしょ?」

    子供とはいえ仮にも現役の柱だ…それが真っ昼間だからと、無防備な様子で会話に興じているとは全くもってけしからん
    気配を消して忍び寄り音も無く近づいて、不意打ちの一撃でもお見舞いしてやろうとしたが…

    先代炎柱「なんだアレは…⁉︎ 」
    千寿郎「あっ…父上!」
    無一郎「あーあ、帰って来ちゃった」

    縁側に腰掛けていた真っ黒な毛むくじゃらの獣────否、熊の毛皮を被った霞柱の姿に思わず頓狂な声を上げてしまう先代炎柱であった

  • 53二次元好きの匿名さん26/06/08(月) 23:19:55

    お気に入りを友達に見せてあげる小学生みがあってホワホワする…
    被ってるのも着ぐるみみたいでかわいいねぇ

  • 54二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 01:33:40

    一休さんかな? 酒柱には少しくらい子育てに手を焼かせても罰は当たらんよねw

  • 55二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 06:30:20

    良雄兄さんからお土産に貰った熊の毛皮を早速、友達に見せに来た無一郎
    うるさい親父が帰って来ちゃった…とウンザリしつつも、こうして炎柱邸を訪ねる機会も多くはないので遠慮する気は更々ありません


    無一郎「何って、熊の毛皮だよ。見て分からない? 良雄兄さんが狩って来てくれたんだ」
    千寿郎「あんな物腰の柔らかい人が…熊を仕留めて毛皮の処理なんかも、ご自分でやるなんて意外です」
    無一郎「大師匠────良雄兄さんの師匠は鬼狩りになる前は猟師で、その人に教わったんだって。料理や洗濯も、掃除だって得意だよ」

    『買って』ではなく『狩って』来たのか、わざわざ弟子の為に…と呆れる先代炎柱

    先代炎柱「鬼狩りならば熊ぐらいは倒せるだろう」
    無一郎「分かってないなあ。熊の毛皮は首周りが一番価値があるから、鬼みたいに頸を刎ねる訳にはいかないんだよ?」

    これだから素人は、とでも言いたげに肩をすくめる…つくづく他人の神経を逆撫でする奴だ

  • 56二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 13:20:04

    あえて首を残そうとした訳じゃないけど肋骨の隙間を一突きは実際だいぶテクニカルなことしてるよね

  • 57二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 20:39:05

    >>56

    頭部よりは的が大きいけど、本来なら銃で狙う部位ですからね…



    「毛皮は僕のだからあげられないけど」と言って霞柱は、千寿郎に熊の爪で作った魔除けの御守りを渡している

    表面を磨き上げて穴を開け、金具を付けてニスを塗り表面を保護

    革紐を金具に通して首から下げる形にした物だ────艶々と輝くソレはなるほど確かに、少年心をくすぐる色と形をしていた


    千寿郎「これ…本当に頂いていいんですか?」

    無一郎「勿論だよ! そのために、わざわざ良雄兄さんに作って貰ったんだから」

    千寿郎「ありがとうございます…! 僕、友達から物を貰ったのは初めてです」

    先代炎柱「仮にも師匠をこき使うとは、なんて奴だ…」


    その師匠だが────本当は毛皮を後藤達に持って行き、爪の御守りを双子に渡すつもりだった

    無一郎が熊の毛皮を欲しがり、尚且つ爪の御守りも手放すのを嫌がったので

    千寿郎の分を追加で用意する羽目になったのだ…無論、先代炎柱には知る由もない

  • 58二次元好きの匿名さん26/06/09(火) 23:50:34

    猛獣の爪って現代で言うドラゴン枠みたいなもん考えたら絶対子供受けが良いやつだ笑

  • 59二次元好きの匿名さん26/06/10(水) 01:36:49

    槇寿郎さん的には師は威あるべしなんだろうけど
    その子の師匠はかわいい弟子に友達にも御守りをあげたいとお願いされたらせっせと拵えちゃうお人好しなんだよな~

  • 60二次元好きの匿名さん26/06/10(水) 06:39:36

    良雄兄さんは大人のDIYスキルと少年の魂を併せ持つので、彼らが好みそうな物を的確に用意出来るのだ!

    先代炎柱が呆れて自室に引っ込んだので、もう少し千寿郎君とお話出来そう…次の話題は?


    dice1d3=2 (2)

    1. お互いの兄の事

    2. 鬼狩りの任務の事

    3. さっき『友達』って言ってくれたよね?

  • 61二次元好きの匿名さん26/06/10(水) 13:42:19

    酒柱さんを根負けさせるのつよい
    千寿郎くんはやっぱり鬼殺隊のことが気になるかぁ…

  • 62二次元好きの匿名さん26/06/10(水) 21:00:18

    千寿郎「無一郎さんは柱ですから、やっぱりお仕事が大変なんですよね…」
    無一郎「まあね。今の柱は九人居るから、これでもまだマシな方なんだろうけど。標的の鬼がなかなか見つからない場合は徹夜もしょっちゅうだよ」

    初対面の時も寝不足のあまり、千寿郎に布団を敷いて貰ってそのまま爆睡してしまったのだった…

    無一郎「警備担当地区の見回りもあるし、鬼の情報を集めて他の柱達と共有したりとか…僕はまだ継子が居ないけど。もし弟子を取るとしたら自分だけ鍛えるんじゃなくて、その子の面倒も見ないといけないんだよね」

    こういうのは煉獄さんの方が詳しいんじゃないの? と言えば千寿郎は「兄は、家では仕事について話す事がほとんど無いので…立場上、秘すべき事が多いのもあるのでしょうけど」と表情を曇らせる

    無一郎「分かるよ。意気揚々と我が家に帰って、家族に話して聞かせるような内容じゃないんだ…柱が駆け付けるような任務は大体、救援が間に合わなくて人が死んでるんだから」

  • 63二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 00:32:12

    改めて身体も精神も強靭じゃないと務まらない役職すぎる…

  • 64二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 06:37:50

    >>63

    なので繊細な有一郎より、図太い無一郎の方が適任なんでしょうね…



    無一郎「千寿郎君────そういう時はいつも通りに『おかえりなさい』って煉獄さんを迎えてあげてね。悲惨な事件を見聞きして心がぐちゃぐちゃになった後に、家族が無事な姿を見ると安心するんだ。あの地獄みたいな所から、自分は生きて帰って来れたんだ…ってホッとする」


    霞柱邸に戻った時、「おかえり」を言ってくれる良雄兄さんの顔を思い浮かべながら無一郎は言う


    千寿郎「僕のような者でも、兄の役に立っているんでしょうか…?」

    無一郎「役に立つとか立たないとか、そういう次元の話じゃないの。千寿郎君の居るこの家が、煉獄さんの帰る場所なんだよ?」

  • 65二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 13:38:14

    無一郎にとって家族が支柱で聖域的なものになってるなら
    樺さんを取られるかもしれない部外者をものすごく嫌がったのにも納得でおつらい…

  • 66二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 20:15:16

    我が儘放題に生きてるように見えても、やはり柱という重責を負う者としての覚悟はある無一郎
    同じく鬼殺の剣士である双子の兄は、己に守られる事を良しとしないだろうが…せめて良雄兄さんは安全な場所で、自分達の帰りを待っていて欲しいと思う

    銀子「カアァーッ! 無一郎、オ話中ノ所悪イケドオ館様ノ御下命ヨ!」

    庭の止まり木に無一郎の鴉が舞い降り、お館様からの指令を伝える────残念ながら友との語らいの時間は終わりだ

    無一郎「あちゃー…任務かあ。僕もう行くね」
    千寿郎「はい。ご武運をお祈りしています」
    無一郎「僕を誰だと思ってるの。鬼なんて、すぐにやっつけてやるんだからね!」

    「また来るから!」と言い残して、霞のように姿を消してしまった無一郎
    鬼殺隊士にとっての『また』は約束された未来では無いが…彼ならきっと涼しい顔でやり遂げてしまうのだろう、そうであって欲しいと心から願った

  • 67二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 20:28:12

    番外編・無一郎と千寿郎君 終わり!

    樺隊士はしばらく霞柱邸でおとなしくしている予定なので別の人にスポットライト当てるか、炭治郎が大岩斬るまで時間飛ばすか悩ましいところ

    どうしましょうかねダイス神⁉︎


    dice1d4=3 (3)

    1. 他の人の番外編やっちゃおうよ

    2. 炭治郎が大岩斬るとこまで時間飛ばすよ

    3. その前に蝶屋敷で定期検査でしょ

    4. 飲兵衛爺さんの訃報が届いたよ…


    1が出た場合、次の番外編は


    dice1d4=2 (2)

    1. ルリカさん樺家へ行く

    2. いずみさんの職場復帰

    3. 頑張れ小町さん!

    4. 有一郎と風柱

  • 68二次元好きの匿名さん26/06/11(木) 23:27:23

    立場は違うけど貢献欲求が強い下の子同士で通ずるものがあるのかな…胸がぎゅっとなる

    そして飲兵衛お爺ちゃんセーフ!まだ彼岸花のことも何も分かってないのに当たらなくて良かったー!
    かわりに樺さんには極太注射を頑張って頂こう…

  • 69二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 06:49:29

    どうやらダイス神はまたしても極太注射針をブッ刺されて「わァ...ぁ...」な樺隊士をご所望のようですね、是非も無し


    おみくじのお告げ通り霞柱邸に留まっていた為、何事も無く日々が過ぎる────いや仮にも鬼殺隊に身を置く者が、そんな事を言っていられるなんて贅沢な話だ
    任務に向かう双子を見送り、まだ選別に行かない弟子を鍛え…合間に自身の修練も行い、無事に帰って来た双子を笑顔で出迎える

    樺隊士「おかえり有一郎。今回も無傷で戻って来たな、流石だ」
    有一郎「ただいま。今回は雑魚鬼だったからな、楽勝だ」

    回避に優れた霞の呼吸使い、それも甲級だ…実質的には霞柱が二人居るようなものなので、現場の者達は大いに助かっている事だろう

    筒木少年「俺も早く選別に行きたいです…そのためにはまず山での行動に慣れないと」
    樺隊士「坊ちゃん育ちの俺でも出来た事なんだから大丈夫だ。あんまり焦らないようにな」

    色々道具を揃え、満を持しての野営研修ですら一晩で脱落してしまった…己の不甲斐なさを恥じる筒木少年の肩を抱いて励ます

    ルリカ「良雄さん! そろそろ蝶屋敷にて、定期検査の時期ですわよ」
    樺隊士「ヤダーッ!」
    有一郎「子供かよ」

  • 70二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 12:41:03

    この落差よ
    でも某文豪にも拷問と表現されるほどの激痛なら恐怖症もやむなし…?

  • 71二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 19:31:17

    恐怖のお注射(正確には採血)…トラウマを刺激されて、ちいか◯化する樺隊士

    しかし痣者の寿命問題を克服する為に必要な調査なので、逃げる訳には行かないぞ!



    しのぶ「では早速、今日の分の採血しましょうねー♪」

    樺隊士「イヤッ!イヤ、イヤ‼︎ 」プルプル

    ルリカ「良雄さん。お気持ちは分かりますが、どうか少しだけ我慢して下さいませんか」

    樺隊士「アゥ…ッ…ウンッ…」


    ルリカに宥められた事で、どうにか逃げずに左腕を差し出した────そこに容赦無く極太注射針を突き刺し、しのぶは血液を採取する


    樺隊士「ゥ…ウ…」プルプルプルプル

    しのぶ「はい、終わりましたよ。我慢出来て偉いですねー」

    樺隊士「わ…ァ、ア…ァ」

    ルリカ「よく頑張りましたわ、良雄さん」


    痛みと緊張が解けた事で涙を流す樺隊士…ところで青い彼岸花について何か分かった事はあるんですか、しのぶさん⁉︎


    dice1d2=1 (1)

    1. その件ですが、お二人に報告したい事がありまして

    2. 残念ながら今のところは何も…

  • 72二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 19:47:50

    何か分かったみたいです


    dice1d3=1 (1)

    1. 普通の植物には無い特殊な成分が含まれていた。(dice1d2=2 (2) 1. 鬼 2. 樺隊士)の体組織に含まれているのと同じ物である

    2. 青い花の根部分を採取するため、樺隊士に教わった場所を掘り返そうとした調査班が全員謎の体調不良でバタバタ倒れてしまった

    3. 『青い彼岸花』を探しているという謎の芸妓に遭遇した者の体験談

  • 73二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 20:14:00

    な、なんだってー!
    真面目にどういうことだってばよ…?

  • 74二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 21:08:57

    あーそっちか…ならこの世界線での青い彼岸花の正体について、かなりスレ主の独自解釈が入った展開になりそう


    樺隊士「俺の体組織…血液とかも?」
    しのぶ「ええ。樺さんの血液はこれまで何度も採取して調べてきましたが、そのたびに成分の濃度が少しずつ上がってきています。おそらく今回採ったコレが一番濃い物になるでしょうね」

    先程採取したばかりの血が入った容器を指先でつまんで軽く振る────もしかすると、その成分こそが痣者の寿命問題を克服する鍵なのかもしれない…

    ルリカ「やはりヒノカミ神楽を極める事で、体質にも影響が出ているのでしょうか…?」
    しのぶ「全集中の呼吸は肉体を強化するモノですが、生まれ持った体質を大きく変えるような効果は無いはずですよ? 樺さんが子供の時に採取した試料と比較した訳では無いので、断言は出来ませんが…」
    樺隊士「子供の頃か…もしかしたらだけど、実家に俺が生まれた時に取っておいた臍の緒が残っているかもしれない」

    臍の緒は細胞も中を流れる血液も、全て胎児由来のモノである────母と子の絆を象徴する物品として、あるいは子が大病を患った際に煎じて飲めば恢復すると言い伝えがあるため保管する風習があった

    樺隊士「ルリカさん、お遣い頼めるかい?」
    ルリカ「わたくしは勿論構いませんが、たまにはお父様に顔をお見せした方がよろしいと思いますわよ?」
    樺隊士「いやまぁ…この傷の事で騒がれると面倒だし。あと結婚相手が見つからないなら、こっちで見繕うぞ! とか言われそうだし」

    母親似の顔に傷が付いたのを見咎められて、うるさく言われてはかなわない
    あの人は『自分と愛する妻との間に生まれた男児』としての我が子にしか興味が無いのだから…

  • 75二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 22:16:26

    幼少期の積み重ねとかで苦手意識はずっと残るんだろうね…樺父ドンマイ
    謎が増えたけどとりあえず終盤禰󠄀豆子ちゃんみたいに無惨様にガブガブされたらまずい…ってコト…?

  • 76二次元好きの匿名さん26/06/12(金) 23:28:38

    本家の彼岸花も余白が多いからここだけifでも割と無問題である
    どうなるか楽しみ

  • 77二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 06:16:56

    もし無惨様が良雄君をカジカジしちゃったら…どうなるんですかねダイス神⁉︎


    dice1d3=3 (3)

    1. 無惨が強化されちゃうのでヤバいよ!

    2. そこは普通の人間の場合と変わらないよ

    3. お腹壊すか、それだけじゃ済まない可能性もあるよ

  • 78二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 12:02:08

    >>お腹壊す<<

    陽光パワーでも濃縮されてます??

    これが日の呼吸適性100の真の力…

  • 79二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 19:38:27

    最低でもお腹壊すんだ…良雄君の血肉はデバフとして機能する⁉︎ 無惨戦で特攻とかしないように気をつけねばなりませんね



    樺隊士に頼まれて、樺家までお遣いに行ったルリカ

    樺家の人々に体が元通り動くようになった事を報告し、事情を掻い摘んで説明する


    樺父「良雄の臍の緒か…」

    ルリカ「やはり絶縁した際に処分してしまったのでしょうか?」

    樺父「いや、確か妻の部屋にあったはずだ」


    樺隊士の母親の部屋は埃が積もらぬよう、定期的に掃除してはいるが物の配置等はそのままなのだという

    机の一番上の引き出しを開けると、そこにあったのは…


    dice1d3=1 (1)

    1. 樺隊士の名前と生年月日が書かれた小さな桐の箱に収められている臍の緒

    2. 1+樺隊士の抜け落ちた乳歯

    3. 2+彼が赤ちゃんの頃の写真

  • 80二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 20:11:52

    デバフを与える逆稀血みたいなもの?と考えたら新人時代に生き残れたのも体質の影響とかあります?
    美味しくないから率先して狩られなかった狸みたいな…

  • 81二次元好きの匿名さん26/06/13(土) 23:43:39

    昔は歯を投げる風習があったし乳歯が残ってる方が珍しいのかもね

  • 82二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 08:08:18

    追加でサンプルゲットはならず…まあ目的の物は見つかったのでヨシ!


    ルリカ「これが、良雄さんとお母様が繋がっていた証なのですね…」

    桐箱に入っていたソレは茶色に干からびて、何も知らない他人からすればゴミのようにさえ見える物だろう
    しかし樺隊士の母親にとっては神頼みによって、ようやく授かった一人息子との絆の象徴なのだ…

    樺父「妻がそれを取り出して見つめる度に、家を出た息子が憎らしかった────しかし彼女は『元々あの子は神様の元に帰る運命だったのでしょう』と、寂しさを押し殺して笑っていた」
    ルリカ「神様の子、ですか…」

    彼が生まれた時、周りからどれほど喜ばれ祝福されただろう…そしてこの家から旅立ってしまった後、母親の嘆き悲しみようは察するに余りある

    ルリカ「御二方には申し訳ない事ですが…良雄さんが家出をなさらなかったら、わたくしは今こうして動ける身となってはおりませんわ。他にも大勢の方が、良雄さんのおかげで命を救われたのです」
    樺父「分かっている。街道に巣食っていたあの鬼を討ち取るには、きっとこれが最善だったのだろう」

  • 83二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 14:22:39

    親にとっては、いつまでも頼りない甘ったれな一人息子のままである

    しかし、こうして周りに良雄を慕う人々が────中には人ならざるモノもいるが、集まっているのだから

    家を出た息子が鬼殺隊士として人々を救ってきたというのは紛れも無い事実なのだろう…


    樺父「出来ればほんの少しでも、残して返して貰いたいが…」

    ルリカ「この世に二つと無い大切なモノですものね…蟲柱様にお願いしてみますわ」


    ここへ来た目的を果たしたルリカさんですが、せっかくの機会なので今すぐ帰るのも勿体無い

    もう少し話をしてみようかと思い、話題を振ります


    dice1d3=2 (2)

    1. ところで幹夫君は?

    2. 樺隊士の『良い人』

    3. 樺母が妊娠するまで、もしくは妊娠中に何か変わった事は無かったか

  • 84二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 16:31:14

    そこを選ぶか~
    恋愛結婚の樺父にはピンポイントで効きそうな話題ではある

  • 85二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 18:17:48

    良雄君が縁談を押し付けられるかも…と気にしていたので、彼に好きな人が出来た事と
    彼に恋する娘さんがいる事を話しておこうと考えたルリカさん


    ルリカ「お父様はやはり、良雄さんに早く身を固めて頂きたいと思っておられるのですよね?」
    樺父「当然だ。最早あれを跡取りに据えるのは諦めたが、せめて孫の顔は見たい」

    何せ自身が、親に勧められた縁談をぶっちぎって惚れた女と結ばれた身だ────勘当したままの息子に無理矢理、婚約者を当てがうつもりは無いのだが
    色恋沙汰や艶聞といったモノには無縁な我が子の様子に不安は尽きない…

    ルリカ「実は良雄さんは、再会した同期の女性に好意を抱いておられるのです。上弦の鬼との因縁や剣士としての仕事に復帰して殉職する可能性を考えて、なかなか距離を縮める事が出来ないでいるのですけど」
    樺父「何だと…⁉︎ 」
    ルリカ「他には良雄さんを好いて下さる娘さんがおられるのですが、出会ったばかりなのと既に想い人が居る事から残念ながら関係は進展しておりません」
    樺父「詳しく聞かせて貰おう。情報料は幾らでも出す」

    ルリカの話に思わず身を乗り出した樺父、予想以上の食い付きである…

  • 86二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 20:08:13

    息子の恋バナに食いつきルリカさんに賄賂を渡そうとする父親(厳ついおじさん)(息子はとうに成人)

  • 87二次元好きの匿名さん26/06/14(日) 23:18:38

    >>86

    (甘い物好きの下戸)(実は結構モテモテ)


    ルリカさんがお金貰ってもなぁ…使い道がありませんよ樺父ぃ!



    樺父「私の力の及ぶ範囲で手に入る物や、して欲しい事があれば何なりと」

    ルリカ「と申されましても…お父様は既に藤の家として鬼殺隊に協力して下さっておりますし」


    樺隊士の傍に居られれば、自分はそれだけで満たされて幸福なのだ

    強いて言うなら────幹夫少年に寂しい思いをさせないでやって欲しいと思う


    樺父「幹夫か…近頃は暇さえあれば、朝日君の医院に入り浸っているようだ」

    ルリカ「朝日先生の?」


    下弦の陸の手先となっていた村の若者から樺隊士の始末と死因の偽装を持ち掛けられ、断ったために命を狙われた青年医師

    両親を流行病で喪い樺家の養子となった幹夫少年を、何かと気に掛けているようだった


    樺父「朝日君達には負傷者の治療も任せ切りな上、幹夫の精神的な拠り所にまでなってくれている。こちらとしては世話になってばかりで心苦しいのだがな」

    ルリカ「ここは幹夫さんにとって、安らげる場所では無いのですね…」


    お腹いっぱいにご飯を食べられても、ふかふかの布団で寝られても、着る物住む所に不自由しなくても────心が満たされねば人は生きていけないのだ…

  • 88二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 06:25:15

    樺家に居場所が無い幹夫君を案じるルリカさん

    樺父との話が終わったら、彼に会いに行こうと思いました…


    dice1d2=1 (1)

    1. 朝日医師の医院に行く

    2. ちょうど樺少年が帰って来る

  • 89二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 12:46:53

    実子にもやらかしてる通り樺父は子供とコミュニケーション取るの下手だからなぁ…
    幹夫くんが馴染みの朝日夫妻に甘えたくなる気持ちもわかる

  • 90二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 20:48:59

    朝日医院はこの時代の医院、特に地方や民間のモノに多い擬洋風建築の建物である
    日本人の大工が木造でアーチ窓やバルコニーなど西洋の意匠を真似たモノであり、西洋医学の先進性を視覚的にアピールする意味で建てられた

    ルリカ「一見すると洋館のようですが、よく見ると屋根が瓦葺きですし壁は白漆喰ですわね…」

    木製の手摺りが付いたお洒落なバルコニーや、上げ下げ式の縦長のガラス窓などと不思議な調和を見せている…ハイカラだが派手過ぎず、医療施設らしい清潔感のある建物だ

    ルリカ「御免下さいませ」
    朝日夫人「まあ、ルリカさん! 動けるようになったのね‼︎ 」

    白い木綿製の帽子に同じく純白の、ドレスのような長いスカートの看護服に身を包んだ朝日夫人が驚きの声を上げる

    ルリカ「お久しぶりです、またお会い出来て嬉しいですわ。幹夫さんがこちらにいらっしゃると聞いて、ご挨拶に伺いましたの」
    朝日夫人「幹夫君なら今、うちの人の手伝いをしてくれてるわ」
    ルリカ「朝日先生のお仕事をですか⁉︎ 」
    朝日夫人「勿論、医療行為をやらせている訳じゃないないわよ? 薬包紙を折る仕事や待合室の掃除、器具の整頓なんかをね。お客さんとして座ってるより、そっちの方が落ち着くって聞かないの」

  • 91二次元好きの匿名さん26/06/15(月) 23:44:14

    人によっては恩人の家の跡継ぎとなればお客様待遇しそうなものだけど、好きにさせてる辺り子供の扱いに慣れてる感じするね

  • 92二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 06:26:37

    >>91

    おとなしくて賢い幹夫君なら勝手に道具を弄ったりしないという信頼があるのと職業柄、子供の相手をする事が多いので

    好きにさせても大丈夫だという見極めができているのです



    ルリカ「そうですか。幹夫さんの居場所は、ここにあるのですね…」


    受付の壁に飾ってあった、幹夫少年が描いたと思われる朝日夫妻の絵を見ながら呟く────


    朝日夫人「あとね、私今お腹に赤ちゃんがいるから…『この子のお兄ちゃんになる』って張り切っちゃって」

    ルリカ「まあ! おめでとう御座います‼︎ 」


    まだスカートの上からでも解る程には大きくなっていないが、朝日夫人はもうすっかり『母親』の顔で自らの腹を撫でた

  • 93二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 12:44:10

    朝日夫人おめでとう!赤ちゃんのことが待ち遠しいのもあってよく通ってるのかな?

  • 94二次元好きの匿名さん26/06/16(火) 21:12:16

    朝日夫妻のお子さん誕生を待ち侘びる幹夫君は今、薬を調合する朝日医師のお手伝いをしているようです
    この時代はまだ『医薬分離』が進んでおらず、処方から調剤・交付までを医院内で完結させる事がほとんどでした
    その方が二度手間にならなくてええやん薬剤師とか要らんやんとか思いそうですが、そんな事はありません
    明治時代辺りは医者が診療料より薬剤料で収入を得る事が多かった為、薬の過剰投与や薬害が問題になっていました
    医師はあくまでも医学の専門家なので複数の薬を服用した際の相互作用や、用量を増やした際に起こる副作用等にはあまり詳しくないのです…なのでそっち方面の専門家である薬剤師さんによるダブルチェックが必要な訳ですね


    朝日医院は自宅も兼ねており、規模は然程大きくないが調薬や薬剤の保管に使う専用の部屋が設けられている
    その一室で朝日医師はガラスケースに収められた吊り下げ式の精密天秤を用いて、往診の時に持参する薬を調合していた
    幹夫少年は天秤で計った一回分の量の薬を、薬包紙に包んで患者ごとに薬袋へと仕分けする作業を行なっているようだ

    朝日医師「薬を包むのが本当に上手だねえ、幹夫君は」

    感嘆の言葉に、樺家の跡取りは無言の笑みを返すのみ────自らの吐息で粉薬が舞い散るのを防ぐためである
    正方形の薬包紙を手際良く折って、薬を三回分包み終わったら『朝』『昼』『晩』と小さな文字で書き記す…これは一日三回・食後に服用する胃腸薬だ

    朝日医師「これは山田のお婆ちゃんの分だよ」
    樺少年「『山田フミ様 胃腸薬 三日分』…」
    朝日夫人「あなた、幹夫君! ルリカさんがいらしてるわよ」
    朝日医師「えっ?」

    数回のノックの後、ドアの向こうから聞こえる声に二人は思わず顔を見合わせた

  • 95二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 00:14:23

    薬剤師さんに処方ミスを防いで貰ったことが何度かあるのでダブルチェックがなかった時代怖すぎるぜ…

  • 96二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 06:38:23

    朝日夫人がルリカを抱えて入室すると「ルリカさん!」幹夫少年の表情がパッと明るくなる


    朝日医師「やあ君か! 今日は良雄君と一緒じゃないのかい?」

    ルリカ「お仕事中に失礼します。体が直って伝令の御役目に復帰致しましたので、皆さんにご挨拶しに参りました」

    樺少年「ルリカさん治ったの⁉︎ じゃあまた前みたいに遊びに来てくれる?」

    ルリカ「ええ! 喜んで」


    急ぎの仕事では無いからと、少し話をする時間を取ってくれるようだ…何を話す?


    dice1d3=3 (3)

    1. 幹夫少年に医院の仕事をさせている事について

    2. 赤ちゃんを授かったのですね、おめでとうございます!

    3. 通常のお仕事に加えて鬼殺隊士の治療も引き受けるのは大変ですよね?

  • 97二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 13:25:36

    鬼殺隊の急患って夜~朝方が多そうって思うと医療者側もなかなかハード…
    今後夫人の産休とかも考えると確かに気がかり

  • 98二次元好きの匿名さん26/06/17(水) 21:30:22

    朝日夫人が「休憩にしましょう。お茶を淹れて来るわね」と言ったので、「僕も行く」幹夫君が同行するようです


    急患ともなれば夜寝ているところを叩き起こされるのが常であるが
    いくら呼吸により自己治癒力が高くなっているとはいえ限界があるし、鬼によって付けられた傷は通常の怪我のようには治せない事もあるのだ…

    朝日医師「まあ今のところ医者が僕だけだからね。家内も近いうちに働けなくなるだろうし…」
    ルリカ「奥様の御懐妊、おめでとう御座います」
    朝日医師「ありがとう。これで周りから、うるさく言われなくなると思うと正直ホッとするけど…無事に産まれてくれる事を心から願うよ」
    ルリカ「こう言っては何ですが、朝日先生は代々医師の家系では御座いませんわよね?」

    それでも跡取りを強く望まれるものなのだろうか? ルリカの疑問に朝日医師は渋い顔をする

    朝日医師「自慢じゃないが樺さんに都会へ送り出された学生の中で、ちゃんと学校を卒業して帰って来たのは僕だけだからね…『お医者様の奥様』の肩書きが欲しい連中が騒ぎ立てるのさ」
    ルリカ「まあ!」

  • 99二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 03:38:02

    このレスは削除されています

  • 100二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 06:38:42

    女は男が必死で積みあげてきたモノの隣に一秒で座るというやつ、要は玉の輿狙いですね
    多忙ゆえに仕方ない事でしたが朝日夫妻の間にはなかなか子供が出来ず、それを責め立てて夫人の立場に成り代わろうとする者らがおりました
    彼女が身籠ったからといって安心は出来ない…幹夫君が付き纏うのは、いざという時に守ろうとしているからです


    下弦の陸が討伐され、奴の息が掛かった者共が一掃されたからと言って────物語の終わりのような平和が訪れる訳ではない
    この辺り一帯の現状は、樺隊士が逃げ出した当時からほとんど何も変わっていないのだ…

    朝日医師「みんな同じように貧乏なら大して不満は出ない。自分と同じくらいか、下だと思っていた相手が権力者に目をかけられて良い暮らしをしている…それが我慢ならないんだ」
    ルリカ「ならば朝日先生のように、真面目に頑張れば良いではありませんか!」
    朝日医師「それが出来ない環境の人間もいるんだよ…」

    この時代において子供は安く使える労働力なので、「働き手を奪われる」と親が学校に行かせる事を渋るのだ…
    朝日医師の場合は四男坊であるため、良くも悪くも親の関心が薄かった────いくら学業成績が優秀で、本人にやる気があろうと長男の場合はそうはいかない

    朝日医師「樺さんが僕を厚遇するのは『努力すれば、お前達の子供世代もこういう暮らしが送れるようになる』と村の人達を発奮させるためだった。けど実際は僕と同年代…親の反対で学業を修めて医者や教師になる道を選べなかった連中が荒れ出したんだ」

    あの時、進学させてくれていたら自分だって────その怒りは年老いた親や妻、果てには我が子にまで向けられる…多少の同情はするが擁護は出来ない

  • 101二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 12:44:45

    おおう…いい大人が足の引っ張りあい…
    八つ当たりして生活が上向くわけじゃないのになぁ
    おらこんな村嫌だで若者が逃げちゃうのも仕方ないオブ仕方ない

  • 102二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 17:28:19

    現実世界にも医者いじめの村って嫌な実例があるもんな

  • 103二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 19:27:45

    全員横並びで貧乏なら、世の中そんなもんだと諦めがつくのですが…樺父が歴代当主の中でも特に優秀で敏腕だったので村が豊かになり
    恩恵を受けられた者とそうで無い者との間に、一代では埋まらない格差が生じてしまいました
    自分が努力して上に行こうとしても、時間も労力も掛かるし上手くいくとは限らない
    成功している他人を引きずり下ろしたり、成果を掠め盗る方が手っ取り早くて確実である────嫌ですねえクズの思考は本当に


    ルリカ「だからと言って、朝日先生達に嫌がらせをしたところで何になるのですか? せっかく都会から戻って来てくれた、ただ一人のお医者様ですのに…」
    朝日医師「自分が損をしてでも、気に食わない相手に損をさせたいって心理が人間にはあるんだよ。出る杭は打たれるもんさ」

    村を飛び出した良雄君は、誰よりも先見の明があったのかもしれないね────朝日医師は溜息混じりに呟く

    朝日医師「僕の方はまぁいいとして…旅館に滞在している鬼殺隊士にどうにか接触しようとする輩には、樺さんも酷く頭を悩ませているんだ。そういうのは悪知恵だけは無駄に働くから、お目当ての剣士を『化け物が出た‼︎ 』と騒ぎ立てて旅館の外に誘き寄せようとした事もあるんだよ…」

    樺家が経営する旅館は鉄道駅の近くにあり、こっそり入ろうとしても必ずと言っていいくらい村の誰かしらに目撃されてしまう
    「鬼狩り様が来た!」と噂が瞬く間に広まり、一目見たい会って話をしたいと思った村人の一部が暴走する余りそのような行いをしでかしたのだとか…

    ルリカ「頭が痛くなるとは、きっとこういう心境の事を言うのでしょうね…」

  • 104二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 21:53:49

    下弦の陸討伐の際────かの鬼の分身体を埋め込まれて従わされていた集落の人間達を抑える為に、樺父率いる村の人々と警官達が活躍した
    皆で力を合わせて鬼を討ったのだ! 普段は人々が寝静まった夜の闇に紛れ、警官の視界に入らぬように行動する鬼殺隊としては珍しい事である
    そういった経緯から鬼殺隊士は、この村の住民達から概ね好意的な目で見られているのだが…

    ルリカ「警察の方からも排除されず、不審者扱いされないからこそ…そうやって必要以上に関わりを持とうとする人々が現れる、という事ですか」
    朝日医師「確か冨岡君、だったかな。水柱の彼が大変な美形だったのも災いしたね。一目惚れしてしまった女の子が、かなりの数居たみたいだよ…あはは」

    あと村の子供達の間で『鬼狩りごっこ』が流行っているが、身なりが悪かったり気弱で反撃など出来ないような子を鬼役にして
    鬼狩り役が思い思いの得物で叩きのめした事で問題になったりも…流石にそれは、まともな大人達が拳骨と大目玉を喰らわした

    ルリカ「これは想像以上に由々しき事態ですわ…」

    人間であればクラクラと目眩がする心地で、ルリカは頭を抱える

    ルリカ「失礼ながら何故、そのような方々がこれ程までに多いのでしょう?」
    朝日医師「単純に村の人口が多いから、変な人間の数も増えるって理屈さ。合併で元々別の村の住民が、こっちに組み込まれた影響もあるね」

  • 105二次元好きの匿名さん26/06/18(木) 22:26:35

    『明治の大合併』と呼ばれる1888〜1889年(明治21〜22年)に全国的に行われた大規模な町村合併により、町村数は71314から15820となり約5分の1にまで減少した
    何故こんなに町村数を減らしたかというと、合併以前に存在した約7万1千もの村は数十〜数百戸程度の非常に小規模なものが多く行政効率が悪かったのだ
    明治政府は近代化を推し進めるため『大区小区制』という制度を導入…府県の下に大区を置き区長・副区長を官選で任命、その下に小区を置いて戸長・副戸長を置き旧村役人などを人員に充てたのだが
    地域の共同体の繋がりや自治慣行等を無視して中央の命令の伝達と施行のみを行う機関を設けたため、住民の反発が強く充分に機能しなかった
    この失敗の反省と自由民権運動の高まりを受けて1878年の『郡区町村編制法』で旧来の郡町村制に戻し、戸長の選出に民選要素を一部取り入れる方向へ修正
    古くからの共同体をある程度尊重した形で、自治体として機能するのに適した規模の町村を再編成したのである────
    ちなみに合併後の村の人口2000人余りというのは、かなり規模が大きい方で地域の中心的な存在と言って良い

  • 106二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 01:17:01

    宗教的な方の鬼の概念ってこういう人心の乱れから生まれたんでしょうねぇという…
    よりによって鬼狩りにそれを向けるのはあまりにも恩仇

  • 107二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 06:41:02

    >>106

    困った事に彼ら、もしくは彼女らは純粋に好意を向けているつもりなんですよ…アイドルの迷惑ファン的な

    樺父は忠実な部下達を周りに配備して全力で阻止&叱責しているのですが「樺家が鬼狩り様を独り占めしている」と住民達の不満が高まるばかり

    合併以前の村で上の立場にあったけど無能かつ性格が悪かった為、新しい村の要職に就けなかった人間とかも居ますので…そういうのが新しい利権作ってそこに食い込もうと

    「鬼狩り様で村おこし」企画を立案して樺父と鬼殺隊両方に拒否され逆恨み、なんて事もありました



    ルリカ「わたくしや良雄さんは何も知らされておりませんでしたわ…」

    朝日医師「ずっと前に村を出て、父親からは勘当されたままの彼には何の責任も無い事だからね。村での実権も無いし」


    任務で疲労もしくは負傷した鬼殺隊士を樺家の旅館に受け入れるのをやめたとしても、この辺りで医者は朝日医師一人しか居ないため

    結局、治療者として彼が駆り出される────そこで待ち構えられる可能性があるので、下手に医院の人員を増やす事も出来ずにいるのだ


    ルリカ「何か良い方法があればよいのですけど…」

    朝日夫人「あなた! お茶とお菓子を用意しましたよ」

    朝日医師「今行くよ! ごめんね長々と愚痴っちゃって」

  • 108二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 13:26:03

    思ったより深刻でそりゃ痛覚のないルリカさんも頭痛を覚える…!
    変わらず付き人や女中さんを置いてないっぽいのも察するに余りある

  • 109二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 19:28:54

    今日のおやつは乾蒸餅ことビスケットと、香り高い紅茶である────「ハイカラですわね!」とルリカが言うと「手を汚さずに摘めるのが良いんだ」との返事が返ってきた


    樺少年「いただきます」

    朝日夫人「どうぞ。おあがりなさい」


    音を立てずに紅茶を飲み、ビスケットを少しずつ食べる幹夫少年を微笑ましく見つめる朝日夫妻

    食べ物を口にしないルリカは、その光景と紅茶の香りを堪能する事に


    ルリカ(朝日先生も薬の調合をなさるなら、もしかしたら青い彼岸花について何か知っているかもしれませんわね…)


    dice1d2=1 (1)

    1. 朝日先生は青い彼岸花というモノをご存知ですか?

    2. 人間の体組織と植物の花に、同じ成分が含まれる事はあるのでしょうか?

  • 110二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 19:43:21

    青い彼岸花を知っているかと直球で質問したルリカさん…朝日医師の回答は⁉︎


    dice1d3=1 (1)

    1. 悪いけど僕は知らないなぁ…星川教授に聞いてみようか?

    2. 青い薔薇なら聞いた事あるんだけどね

    3. それを探してた芸者さんの話なら学生時代の同級生から…でも彼は、その後行方不明になってしまったんだ

  • 111二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 20:04:58

    ちらほらダイス先に紛れ込む芸妓が怖い
    一体何辻さんなんだ…

  • 112二次元好きの匿名さん26/06/19(金) 20:54:52

    朝日医師は知らなかったけど、元ガキ大将による襲撃事件以降も付き合いを続けていた
    東京帝国大学医科大学の法医学担当・星川教授に聞いてみると約束してくれました…顔が広いあの人なら、知り合いに植物学者がいるかもしれません


    ルリカ「乾燥させた花を良雄さんが手に入れまして、今は蟲柱様に調べて貰っているところなんです」
    朝日医師「実物を見せれば興味は引けそうだな…あの人の知り合いなら間違いなく変わった人だろうけど」
    朝日夫人「滅多な事を言うものじゃないわ。星川さんには、こちらで働いてもいいと言ってくれるお医者様を探して頂いてるんだから」

    夫人の懐妊を報告したら、お祝いの言葉と共に代替の人員をどうするのか聞かれたそうだ
    全く当てが無くて困っている事を話したら「では私の知り合いを頼ってみましょうか」と申し出られたという

    ルリカ「無事お手伝いの方が見つかる事を、心よりお祈りしておりますわ。奥様と赤ちゃんが健やかに過ごせますよう…」
    朝日医師「ありがとうルリカさん」

  • 113二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 02:11:59

    出たわね変人星川教授
    幹夫君も楽しみにしてるしマジで無事に産まれて欲しいですね

  • 114二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 06:30:34

    実在する医者いじめの村も結局、隣市の元市長で総合病院の院長だった人が乗り込み
    自身の強すぎる肩書きでぶん殴って解決したのだそうで…星川教授の知り合いというからには、その人も偉くて相当な変わり者であるはず
    以前はそれぞれの村に分散されていたトラブルメーカー達が、合併により一つの村に集まった事で魑魅魍魎が巣食う状態となった
    この地でも余裕でやっていける人物が派遣される予定です────田舎者相手に権威振り翳して、存分に暴れて頂きましょうね!


    ルリカ「蟲柱様曰く、青い彼岸花には普通の植物には無い特殊な成分が含まれていて…良雄さんの血液からも同じモノが検出されたそうなんです」
    朝日医師「人間も動植物も肉体を構成する成分はほとんど同じだけど、彼女が言いたいのはそういう事では無いんだね?」

    花の色は花弁に含まれる金属やその他の化学成分が、細胞の中で複雑に結合しあって色として発現する────その反応は非常に複雑で、仕組みは未だ解明されていない…

    朝日医師「特に、青い色素を持つ花は珍しいんだ。世界中の園芸家が追い求める『青い薔薇』なんてのは『不可能』の代名詞になっているくらいだよ」
    ルリカ「ならば青い彼岸花が、実在すると分かれば大発見なのでしょうか?」
    朝日医師「うーん…花を育てる人なら喜ぶかもしれないけどなあ」

  • 115二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 14:16:00

    そういえば某ゾンビゲーも始祖ウイルスは花由来でしたね…って思い出して神秘とSFの境界がバグる
    果たして青い彼岸花はどちらなのか

  • 116二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 20:06:31

    植物学は門外漢だから…と頭を掻く朝日医師

    やはり蟲柱の調査結果が出るのを待つしか無さそうだ────彼女に樺隊士の臍の緒を届けるべく、ルリカは朝日夫妻の元を発つ事に


    dice1d2=2 (2)

    1. まっすぐ蝶屋敷へと向かう

    2. その前に幹夫少年を家まで送り届ける

  • 117二次元好きの匿名さん26/06/20(土) 23:58:27

    立場的には滅多な事はないだろうが、まぁ治安悪い話の後だしな

  • 118二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 02:59:20

    養子とはいえ樺家の跡取り、村人に害される事は無いだろうが彼の身に万が一の事があってはいけない

    それにせっかくだから、もう少し話をしたいと思い幹夫少年を家まで送り届ける事にした


    道中での話題は…


    dice1d3=2 (2)

    1. 朝日先生達の赤ちゃん、生まれてくるのが楽しみですわね!

    2. 幹夫さんがお仕事を手伝ってくれて、とっても助かっているとお二人が喜んでおりましたわ!

    3. やはり樺家は幹夫さんにとって、心安まる場所では無いのですか?

  • 119二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 09:24:56

    名家の後継として選ばれるだけあって、物覚えが良く余計な事は一切しない

    気性も穏やかで賢い子だ…医院の手伝いをしているからと言って、学業を怠る事も無いと聞く


    樺少年「朝日先生達、大変そうだったから…」

    ルリカ「たった一人のお医者様ですものね。もうすぐ家族も増えますし」

    樺少年「うん。赤ちゃん、楽しみだね」


    樺家の旅館に向かう幹夫少年の足取りが重いように感じられるのは、おそらく気のせいでは無いだろう…


    樺少年「ルリカさん…良雄さんは、もう家に帰って来ないの?」

    ルリカ「分かりません。お父様とは、あの一件で和解しましたが…未だ苦手意識があるようですわ。流石に二度と会わないとまでは思っておられないようですが」

    樺少年「そうなんだ。とうさんの本当の子供が戻って来たら、僕はもう要らないよね? そしたら…」


    僕ね、朝日先生みたいなお医者さんになりたいんだ────いつも遠慮がちな彼にしては珍しく、強い意志を秘めた眼差し


    樺少年「こっちに戻ってお医者さんをやるなら、とうさんが今まで僕に使ってきたお金が無駄にならないと思うんだけど…ルリカさんは無理だと思う?」

    ルリカ「素晴らしいですわ! ただ…お家を継ぐ立場の幹夫さんが医学の道へ進む事を、お父様が許して下さるかどうか」


    初めて己の夢を語った幹夫少年を応援したい気持ちと、難しい立場にある樺家の現状を憂う想いの間で揺れ動くルリカさん…そうこうしているうちに旅館の近くまで戻ってきたが


    dice1d2=2 (2)

    1. 何事も無く帰宅出来た

    2. トラブルに遭遇

  • 120二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 10:06:07

    あちゃー…残念ながらトラブルにかち合ってしまったみたい


    dice1d3=2 (2)

    1. 『鬼狩りごっこ』をする子供達

    2. 水柱様に会わせて‼︎ と騒ぐ女の子

    3. 新しく村に派遣されてきた警官が、揉め事を起こした村人を取り押さえている現場

  • 121二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 10:29:44

    任務中の冨岡さんを一度見ただけで、会話すらした事が無いのに心奪われてしまった年頃の娘さん

    分かりますよ冨岡さんカッコいいですもんね…しかしまた会いたいからといって、その為に周りの人達に迷惑をかけるのは頂けない


    dice1d4=4 (4)

    1. 村一番の美少女でプライドが高く、水柱様にお会い出来さえすれば玉の輿に乗れると信じて疑わない自信過剰タイプ

    2. 「もう二度とこの世でお会い出来ないなら、命を絶ちます‼︎ 」などと自殺や自傷を仄めかして周囲を振り回す悲劇のヒロイン()タイプ

    3. 血で書いた恋文を寄越したり「あの方と私は前世からの恋人同士」「今世でも私達を引き裂こうとするの?」とか濁った目でブツブツ呟くメンヘラ電波タイプ

    4. 1〜3が勢揃いしてキャットファイトの真っ最中

  • 122二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 12:45:32

    最悪の欲張りセットで笑っちゃいけないけど草
    こんなん幹夫くん女性不信になってしまうよ

  • 123二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 15:01:34

    玉の輿狙いの娘「水柱様のような方にはアタシこそが相応しいの! 不細工どもは引っ込んでなさい‼︎ 」

    確かに造作は整っているが濃い目の化粧、大きな花柄が目立つ赤い銘仙の振袖を着て
    テカテカの庇髪にジャラジャラ付けた簪やリボン等の装飾過剰な娘が叫ぶ

    死ぬ死ぬ詐欺娘「あなたはお金目当てなんでしょう⁉︎ 私は真剣に冨岡様をお慕いしているの! あの方のためなら死ぬ事だって出来るわ‼︎ 」

    こちらは濃紺の地に白い小花模様の着物、常識的な服装や髪型だが
    涙で崩れた化粧と泣き腫らした目…何より首にくっきりと残る縄の跡が、見る者全てをギョッとさせる娘

    被愛妄想電波娘「じゃあ死んで…私と彼を邪魔する奴…全部いらない…」

    一目で明らかに狂人と分かる、乱れ髪で手の指に幾つもの切り傷があり
    継ぎ接ぎだらけの藍染の着物を纏った死人のような顔の娘…彼女が隠し持っていた刃物を取り出し、泣き顔の娘に切り付けようとした!

    死ぬ死ぬ詐欺娘「キャアアアァァァ‼︎ 殺されるううぅぅ‼︎ 」

  • 124二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 15:05:46

    刃物を振り回す電波娘を、すんでのところで取り押さえたのは…⁉︎


    dice1d9=5 (5)

    1. 幹夫君の帰りを待っていた樺父

    2. まとも枠の村人

    3. たまたま旅館に居た鬼殺隊士(面識無し)

    4. ルリカさん達と面識がある隊士

    5. 働きに来る前にこっそりと視察にきた星川教授の知り合い

    6. 胸騒ぎがして急遽帰郷していた樺隊士

    7. 新しく村に派遣されてきた警官

    8. 男性の柱の誰か(冨岡さん以外)

    9. まさかの冨岡さん本人


    8が出た場合、誰がいた?


    dice1d6=5 (5)

    1. 悲鳴嶼さん 2. 不死川さん 3. 宇髄さん 4. 煉獄さん 5. 伊黒さん 6. 無一郎

  • 125二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 18:09:15

    色んな意味で伊黒さんが当たらなくてヨカッタネ…

  • 126二次元好きの匿名さん26/06/21(日) 20:53:11

    「いけないなお嬢さん、そんな物騒な物を振り回しては」と余裕の表情で電波娘の凶行を止めたのは
    和装の上に二重回しトンビコートを着て中折れ帽を被ったどう見ても都会の人間…それも知識階級と分かる瀟洒な老紳士だ────

    旅館の従業員「お客様…! 危ないですから離れて下さい!」
    被愛妄想電波娘「離せッ‼︎ 邪魔をするならお前も…キエエェェ‼︎ 」
    老紳士「まあまあ、ひとまず落ち着きたまえよ」

    奇声を上げて暴れる娘の指に切り傷がある事に気付いて「怪我をしているじゃないか。どれ、手当てをしてあげよう…これでも私は医者なんだ」と今の状況にそぐわない暢気さで言葉を続ける
    その様子に毒気を抜かれたのか、娘は思わず刃物を取り落とした…隙を突いて村人達が彼女を取り押さえ拘束する

    老紳士「手荒な真似はよしたまえ! 彼女に必要なのは厳罰でなく治療だよ。巣鴨病院(明治・大正期の公的精神専門病院)に紹介状を書こう。座敷牢や祈祷なんかでは治らない」

    この時代、精神病患者を収容する施設は圧倒的に不足しており、大半は『私宅監置』と言って自宅や敷地内に「監置室」を設け患者を監禁・隔離する事が合法化されていた…これは1900年(明治33年)の『精神病者監護法』によるものである
    患者の扱いは悲惨極まりなく、多くは畳二枚分ほどの狭く暗い不衛生な場所に閉じ込められ鎖や拘束具によって身動きが取れないようにされるなど非人道的な扱いを受けていた
    巣鴨病院では拘束具の廃止・作業療法の導入・室外運動の自由化などの病院改革が進められていた為、扱いは遥かにマシだろう…

  • 127二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 01:13:44

    インバネスコートの似合う老紳士って良いよね…
    装いの通りハイカラで先進的な人みたいで期待

  • 128二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 06:23:34

    樺父「幹夫…! 怪我は無いか⁉︎ 」

    騒ぎを聞きつけて表に出て来た樺氏が、人集りの中に幹夫少年の姿を見つけて駆け寄った

    樺少年「大丈夫だよ。さっきまでルリカさんと一緒に、朝日先生の所にいたから…」
    ルリカ「あの三人が水柱様に恋焦がれる余り、会わせて欲しいと連日旅館に押し掛けていたという娘さん達ですか」
    樺父「朝日君に聞いたのか…恥ずかしながら我々も、あれらの暴走を止める事が出来ずに困り果てていた。しかし刃傷沙汰を起こしかけたとあっては是非も無い。今からあの娘達の親も呼んで、緊急の集会を開く」

    加害者である電波娘と危うく殺されかけた自殺未遂の常習犯、「アタシは関係無いでしょ⁉︎ 触らないでよ‼︎ 」と金切り声を上げる派手娘
    そして医者だと名乗った知的な老紳士
    樺父はまず彼に巻き込んでしまった事を謝罪し、警察を呼ぶから取り調べに協力してくれないかと頼んだ…老紳士は快く承諾する

    南雲医師「私は南雲という者です。星川君から『とある田舎で働いてくれる医者を探している』と聞いて、まずは自分の目で確かめてみようと…ここは東京から電車一本で来られるのが良いですな」
    樺父「星川教授から⁉︎ 確か東京帝国大学医科大学の────それは有難い!」

  • 129二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 13:31:50

    一応樺父もちゃんと心配はしてるんだよね
    伝えるのが下手なだけで…

  • 130二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 18:45:51

    念の為と幹夫君を家まで送っただけなのに、殺人未遂事件の目撃者となってしまったルリカさん

    預かった樺隊士の臍の緒を、早くしのぶさんの所へ持って行きたいのですが…


    dice1d3=2 (2)

    1. 目的の物を渡しに蝶屋敷へ向かう

    2. 不安がる樺少年に付いていてやる

    3. 樺父と共に集会に参加する

  • 131二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 20:19:08

    実際に血は流れなかったものの、あんな光景を見てしまっては…幹夫少年の動揺は大きいだろう

    せめて養父が戻ってくるまでは、彼の傍に居てやりたいと思った


    ルリカ「まずは宿題を終わらせて、お夕飯をしっかり食べてお風呂で温まりましょう。最低でもお父様が戻られるまで、わたくしが傍におりますわ」

    樺少年「え、でも…ルリカさん、良雄さんの所に戻らないといけないんじゃ」

    ルリカ「あの方だってきっと、その方が良いと判断なさいますわ。それに…」


    ほんの一部の仕業とは言え、生まれ故郷の人間が鬼殺隊に迷惑を掛けていると知れば彼はさぞかし憤る事だろう

    ともすれば自ら解決の為に乗り出す可能性だってある────その時のために少しでも、情報を集めておく方が良いと思った


    ルリカ「いざとなったら伝令役として助けを呼びに行きますわ!」

    樺少年「だったら…朝日先生達にも、この事を伝えて用心するように言ってくれる? 事件とは直接関係が無いから知らせに人をやってないみたいなんだ。ルリカさんなら、すぐに戻ってこれるでしょう?」


    確かに朝日夫妻の事も心配だ…混乱に乗じて、良からぬ事を企む輩が動き出さないとも限らない


    ルリカ「承りました。戸締まりなどを厳重に、出来る限り奥様の傍に居て差し上げるようにとお伝えしますわ」


    こうして再び朝日医院へ向かったルリカさんだが…


    dice1d3=1 (1)

    1. 何事も無く朝日夫妻に注意事項を伝達出来た

    2. 朝日医院に(dice1d2=1 (1) 1. 鬼殺隊士 2. 一般人)の急患が運び込まれていた!

    3. 医院の近くに怪しい人影が見える…

  • 132二次元好きの匿名さん26/06/22(月) 23:31:33

    樺家と朝日夫妻は勿論だけどルリカさんが戻らなくてそろそろ心配性発動しそうな樺さんとまるっと何も知らない冨岡さんがとばっちりすぎる…!

  • 133二次元好きの匿名さん26/06/23(火) 06:26:53

    良かった…更なる事件発生! なんて事にならなくて…



    朝日夫人「あの娘、とうとう一線を越えてしまったのね…」

    朝日医師「その事もだけど、星川教授の知り合いがせっかく来てくれたのに…揉め事に巻き込んでしまって申し訳ないな」


    揃って溜め息をつく朝日夫妻────厳重に戸締まりをし火の元には気をつけて、護身用のステッキ(樫の木で出来た重くて堅い木刀代わりに使える物)を装備し今夜は早めに休む事にした


    ルリカ「今夜だけとは限りませんが、急患を装って狼藉者が入り込んで来る可能性も御座います。くれぐれも用心なさいますよう」

    朝日医師「分かった。知らせてくれてありがとう」


    伝えるべき事を彼らに伝え、樺家の旅館に戻るルリカさん…ところで良雄君、彼女が帰って来ない事を心配してません?


    dice1d2=2 (2)

    1. 何かあったのかと心配して朝一で実家に突撃

    2. 心配してるけど信じて帰りを待ってる

  • 134二次元好きの匿名さん26/06/23(火) 12:40:29

    なにかと物騒な村!
    樺師範は弟子達の前で面目を保ててえらい
    (なお平常心とは言っていない)

  • 135二次元好きの匿名さん26/06/23(火) 19:53:35

    >>134

    心配の余り眠れず完徹よしおしおしお状態なので、残念ながら面目は保てていないのである…



    結局、樺氏が集会から戻って来たのは夜遅くになってからだった────眠っている幹夫少年を起こさないように布団から抜け出したルリカが「首尾は?」と尋ねると、樺氏は苦虫を噛み潰したような顔で首を横に振る


    樺父「駄目だ。やらかした当人は勿論の事、親の方も全く反省の色が見られない」

    ルリカ「この親にしてこの子あり…という事ですか」


    玉の輿狙いの娘の両親は「うちの娘ならば水柱も落とせる!」と信じて疑わず、派手な着物や装飾品を望むままに買い与えてゴテゴテと着飾らせている

    それだけならまだしも「こんなにも健気な娘を水柱に会わせないとは何事か⁉︎ 」と度々樺氏に水柱を呼んで来るよう要求していたと言うのだ…


    ルリカ「柱が招集に応じるのは、お館様の命か並の隊士では歯が立たない強力な鬼が現れた場合に限ります。あの方達の時間の価値は、他の者達とは重さが違うのですわ」

    樺父「分かっている。だが奴等は何度説明したところで全く聞く耳を持たない。『水柱に会わせろ』と馬鹿の一つ覚えのように繰り返すのみだ」


    死ぬ死ぬ詐欺娘の両親は、娘が自殺未遂を繰り返す度にオロオロするばかり…明らかに本気で命を絶つ気が無いのに「このままでは娘が死んでしまう‼︎ 」と青くなって、自分の命を人質にした娘の要求に屈してしまうのだ

    なかなか子宝に恵まれず、ようやっと授かった一人娘だからと過保護に育ててしまった結果であろうか…


    樺父「そして今回の事件を引き起こした娘の親だが────あれらが最もタチが悪い。母親は『牢屋にでも何にでも勝手にぶち込めばいい』と娘に対してまるで他人事だ。父親は『自分に恥をかかせた』と、鼻血が出る程に強く我が子を殴り付けた…」

    ルリカ「まあ…酷い!」

  • 136二次元好きの匿名さん26/06/23(火) 20:43:41

    樺隊士しおしおw
    ここまでだと何か生き霊飛ばされてそうな水柱さん…最近悪寒とかありません?
    悲鳴嶼さんにパァンして貰って?

  • 137二次元好きの匿名さん26/06/24(水) 02:35:08

    このレスは削除されています

  • 138二次元好きの匿名さん26/06/24(水) 06:41:33

    貧しい暮らしと父親の暴力、そして母親の無関心
    そんな中で彼女は、偶然見かけた美麗な鬼殺の剣士に救いを見出してしまったのだろう…狂わねば生きていけなかった、そう考えれば哀れな話だ

    樺父「警察には引き渡すが、おそらく心神耗弱状態として病院行きになる。南雲医師の紹介状が有れば設備の整った所に入れるだろう…少なくとも今の境遇よりは遥かにマシのはずだ」
    ルリカ「ひとまず安心と言ったところでしょうか。それにしても何故、これ程までに水柱様を求める方が多いのでしょう?」

    確かに滅多な事ではお目に掛かれない美形だが、いくらなんでも熱狂の度が過ぎる

    樺父「あのくらいの年頃の娘にとって、同年代の男は猿にしか見えんからな…そろそろ見合い話を持ち込まれて、否応無しに嫁がされる歳だ。彼女達なりの運命に対する抵抗なのだろう…無論、だからと言って許される事では無い」

    一時の幻のような物で終わる筈が、朝日医師や藤の家となった樺家の存在で鬼殺隊との接点が残ってしまった────そのせいで若い娘のみならず
    平凡なままで終わるであろう自分の人生を大きく変えてくれる『特別な出来事』を熱望していた村人達が暴走しているのだ…

  • 139二次元好きの匿名さん26/06/24(水) 12:51:53

    村規模になってるとなぁ…
    下手に刺激しないように樺さんもうっかり迎えにこなくて正解だったかも

  • 140二次元好きの匿名さん26/06/24(水) 19:55:48

    >>139

    まとも寄りな大半の村人もアレな連中に引き摺られて「このくらいなら良いだろう」のラインがどんどん危険水域に近付いて来ている感じです

    村の人口が多いので一人当たり喋る時間が10秒でも、それが数十人数百人にもなってしまう訳で

    良雄君は熱出して寝込んでた事もあって村人的には『鬼狩り様』というより『樺家の勘当息子』のままなので、思慕や憧れの対象からは外れますね…下手したら家柄枠で剣士になったと勘違いしてる輩も居るかもしれない



    ルリカ「これに懲りて彼女達も少しは、大人しくなって下さる…事は期待出来ないのですね」

    樺父「残念ながらな。むしろ『自分達は被害者だ』『さっさと水柱に会わせて嫁入りさせないから、こんな事になった』と喧しい事この上無い。どうにかして奴等に冷や水を浴びせねばならんが…」


    今回は人間同士の問題なので、公権力である警察を頼るべきだが…駐在所が遠くて警官が駆け付けるまで時間がかかってしまう

    この村に駐在所を設置する案は警察側から『観光客も出歩く場所で、廃刀令を堂々と破っている人間が警察の目の前を彷徨いていたら取り締まらない訳にはいかなくなってしまう』と渋られている

    そもそも望月巡査達のような、事情を知っている者が配属されるとも限らない


    樺父「やらかした者達を村八分や、追放する事も難しい。以前妻を手に掛けた外道の一族を追い出したが、逆に言うと『それくらいの罪で無ければ』村から叩き出すのはやり過ぎと見做されかねんのだ」


    それに娘達の一連の言動を「乙女の純情や一途さ」「これだけ深く想われるのは水柱も男冥利に尽きるだろう」などと好意的に見る者も割と居るらしい…本当に頭が痛い事である


    樺父「手を拱いていたせいで今回、村の外の人間である南雲医師まで巻き込んでしまった。私の責任だ」

    ルリカ「お父様のせいでは御座いませんわ。しかしながら本当に、困りましたわね…」

  • 141二次元好きの匿名さん26/06/24(水) 22:39:37

    お労しや樺父…町長役とはいえ同情案件

  • 142二次元好きの匿名さん26/06/25(木) 00:16:52

    これ合理的虚偽で水柱様は婚約者いるよ諦めて!みたいに触れ回ったとしても朝日夫妻の例を見るに効果は微妙そうね
    うーんヒトコワ

  • 143二次元好きの匿名さん26/06/25(木) 06:32:24

    村のトラブルメーカー達に有効な手が打てず思い悩む樺父

    ぶっちゃけ彼ら彼女らがやってる事は鬼殺隊のみならず旅館や医院の業務妨害でもあり、刑事民事の両方で裁判所に訴える事が出来るのですが

    樺父の立場でそれをやってしまうと「最早村の秩序では揉め事を解決出来ない」とギブアップ宣言するようなモノなのでマズいんですよね…

    迷惑ファン三人娘程ではなくても「鬼狩り様と仲良くなりたい!」と接触を図った村人は多く、まとも寄りな人程「もしかして自分も訴えられるんじゃ…⁉︎ 」と不安になるし

    『ここまではOKここからNG』みたいな線引きも難しい…したらしたでギリギリを攻める者やラインを動かそうとする輩が現れるから、鬼殺隊士との接触は今後一切禁止にせざるを得ないでしょうね



    夜が明けたので、目を覚ました幹夫少年に別れの挨拶をしてから樺家を出発したルリカさん

    蝶屋敷に到着した時、しのぶさんは…


    dice1d2=1 (1)

    1. まだ寝ている

    2. 徹夜で研究していたのでフラフラ状態

  • 144二次元好きの匿名さん26/06/25(木) 13:48:59

    偉い人は偉いなりに大変…胃腸薬を送りたくなる

    貴重なスヤスヤしのぶさん!
    こっちまでしおしお完徹状態じゃなくて良かった

  • 145二次元好きの匿名さん26/06/25(木) 22:37:40

    しのぶさんは確か低血圧で、寝起きがあまり良くなかったはず…「お仕事でお疲れでしょうから」と早くから起きていたアオイちゃんに樺隊士の臍の緒を預け、出来るだけ元の形を残して返却して欲しいと言伝をお願いしました

    帰りがすっかり遅くなってしまって今頃、樺隊士はさぞかし心配している事でしょう…



    ルリカ「ただいま戻りました」

    樺隊士「る、ルリカさん…」ヨシオシオシオ…

    ルリカ「まあ良雄さん! どうなさったの⁉︎ 」


    たった一晩留守にしただけなのに、げっそりした顔で畳の上に横たわっている樺隊士の姿にルリカは驚きの声を上げてしまう


    樺隊士「なかなか帰って来ないから、ルリカさんの身に何かあったんじゃないかって心配で…夜も眠れなくて…うっうっ」

    ルリカ「遅くなってごめんなさい…わたくしはこの通り、無事に戻って参りましたわ」


    ルリカを抱きしめて、さめざめと泣く樺隊士

    「せめて今からでも、少しお休みになって」と言われて布団を敷き、おとなしく横になる


    樺隊士「目的の物は見つかった…?」

    ルリカ「ええ。蝶屋敷に届けて参りましたわ。出来る限り元のままで戻して頂けるように、お願いしてきたのですけど」

    樺隊士「そうか…渡す前に一度、見てみたかったかも」


    柘榴石の瞳が、閉じた瞼に隠されて見えなくなる────


    再び目覚めた後、ルリカさんから遅くなった理由を説明された樺隊士の心境


    dice1d100=56 (56)


    1に近いほど呆れてる

    100に近いほど激怒

  • 146二次元好きの匿名さん26/06/26(金) 04:17:23

    このレスは削除されています

  • 147二次元好きの匿名さん26/06/26(金) 06:23:04

    驚き怒り呆れが入り混じって、今まで見た事が無いくらい冷酷な表情で黙り込む樺隊士

    樺隊士「まずは、お館様に問い合わせて事実確認をしよう。迷惑を掛けた隊士にも出来たら直接謝罪したいけど…難しいだろうな」

    (ただでさえ忙しい人達を、こんな事で煩わせてしまって申し訳無い。よりによって俺の生まれ故郷の人間が鬼殺隊に迷惑を掛けていたなんて…)

    問い合わせの結果────実家の旅館に宿泊した鬼殺隊士が一部の村人から執拗に付き纏われたり、休んでいる所を『鬼が出た』との虚偽の通報によって慌てて現場に駆け付ける羽目になったりといった事例が実際にあったと判明
    藤の家かつ村の顔役である樺家は問題の村人達の対応に苦慮しており…樺氏の妻を死に追いやった下弦の陸を討伐した水柱に対しては、特に多大な恩義を感じて全力で守る姿勢を取っているため
    樺家にも、入隊時に実家との縁が切れている樺隊士にも今回の件で一切非は無いとのお言葉だった

    樺隊士「だからって、このまま放置は出来ないよ。そのうち父さん頭の血管が切れるぞ」
    ルリカ「下弦の陸の縄張りだった青梅街道にも、新たな鬼が配置されたらしく時々鬼の情報が入って来ておりますわ。弱い鬼ばかりで早期に討伐されてはいるものの、やはり近くに藤の家やお医者様が必要です」

    お館様に「生まれ故郷の事であるし、この件を自分に任せて頂きたい」と申し出て承認された樺隊士は早速、父と朝日医師に手紙を書いてルリカに託した
    更にもう一通手紙を用意したが、こちらは普通に郵便で送るようだ…

    ルリカ「丸の内に、どなたかお知り合いがいらっしゃるの?」
    樺隊士「鬼殺隊士やってると色んな職業の人間と関わるからね。俺みたいなのでも、それなりに人脈ってのがあるのさ」

  • 148二次元好きの匿名さん26/06/26(金) 13:12:37

    ルリカさんは復帰したてだしまた何かしらで動けなくなってる?とかを心配してたと思うんですよね
    蓋を開けたら斜め下のいざこざ(恩人巻き込み)は真顔になりますわね…

  • 149二次元好きの匿名さん26/06/26(金) 18:32:28

    丸ノ内っていうと昔から金融とかホワイトカラーのイメージだけど…マジで顔が広いな

  • 150二次元好きの匿名さん26/06/26(金) 20:23:54

    樺隊士「いやあ良かった、まだこの服着られて」

    ボタン2列の黒いフロックコート────中に着込んだベストも蝶ネクタイも真っ黒で、シャツの白が眩く映えている
    それらに合わせるのはグレーを基調とした細い縞柄のズボンと黒の山高帽、ピカピカの革靴やステッキ・懐中時計といった紳士のアイテムだ

    ルリカ「まあ素敵! よくお似合いですわ」
    樺隊士「有難う。何年も前に、任務で必要になったから仕立てた物なんだ」

    珍しく洋装の樺隊士、パーティーにでも行くのかと言われそうな格好だが勿論違う
    目的地ではいつもの隊服だと場違いどころの話ではないので、背に腹は代えられないのだ

    樺隊士「じゃあ行こうかルリカさん。中は狭いけど、ちょっとだけ我慢してくれ」
    ルリカ「わたくしの体は苦痛を感じませんので問題ありませんわ。本当に御供してもよろしいのですか?」

    黒い革製の旅行鞄にルリカを収納し、向かった先は東京・丸の内──── 『江戸城郭の内側』に由来する地名で、江戸城があった頃には有力大名の大きな上屋敷が建ち並んでいたが
    安政元(1855)年の大地震による大火で甚大な被害を被ったうえ、明治維新により大名家が解体された事で屋敷は取り壊されて官有地となり陸軍の兵舎・練兵場などになった
    それらが移転した後の土地を払い下げられた三菱財閥の2代目当主・岩崎弥之助は明治27(1894)年、イギリス人建築家・ジョサイア・コンドルの設計による丸の内最初のオフィスビル『三菱一号館』を建設
    そこを起点として次々とロンドンのロンバード街に倣った赤煉瓦街が建設され『一丁倫敦』と呼ばれるようになったのだ…
    つまり、いつもの隊服でウロウロして居ては浮くどころの話では無い訳である

  • 151二次元好きの匿名さん26/06/26(金) 23:12:32

    三菱一号館といえば美術館兼併設カフェとして復元されてるよね
    今見てもめちゃくちゃお洒落スポット

  • 152二次元好きの匿名さん26/06/27(土) 06:35:39

    立ち並ぶ洒落た煉瓦造りの建物────今日の目的地は、その一室を間借りしている法律事務所だ
    エントランスは石造りの重厚な物だったが、若い秘書の男性に通された事務所の中は
    白い漆喰の壁や木の格天井など、和の雰囲気が混ざっていて温かみが感じられる

    若い秘書「こちらでお待ち下さい。コートをお預かりします」
    樺隊士「有難う」

    入室前に山高帽とコートを脱いで、コートは秘書に預けるが帽子は基本手に持ったままでいるのがマナーだ
    来客用の杖立てにステッキを立て、応接間にある革張りのソファーに腰掛けた樺隊士は旅行鞄の中に潜んでいるルリカを気遣い小声で話しかける

    樺隊士「大丈夫かいルリカさん」
    ルリカ「ええ。ですが…今回わたくしが同行する意味はあるのでしょうか?」
    樺隊士「あるよ。あの人だったら絶対、ルリカさんを気に入るからね」

    鞄を開けて、花柄のワンピースでおめかしした彼女をソファーに座らせる…お茶を運んで来た秘書の男性が怪訝そうな顔をした

    若い秘書「ええと…こちらの方にも、お茶をお淹れしましょうか?」
    ルリカ「まぁ、お気遣い有難う御座います」
    若い秘書「わあぁぁ喋ったあ⁉︎」

  • 153二次元好きの匿名さん26/06/27(土) 13:00:13

    おめかしルリカさんと洋装紳士樺さん…
    なんだか一気にメルヘンチックというか絵本みたいなファンシーさでかわいい

  • 154二次元好きの匿名さん26/06/27(土) 20:07:33

    >>153

    小さな子、特に幼女達に大人気!間違い無しですが残念ながらオフィス街ゆえにルリカさんを連れて歩けない…

    樺隊士自身は他人の目を気にしないけど、仮にもお堅い法律事務所に出入りする依頼人が

    青いカバさん抱っこしてる成人男性だと、弁護士の先生の商売邪魔しかねないから…



    驚きの声を上げる秘書の後ろから「どうだね、これで少しは信じる気になったろう?」とひょっこり顔を出したのは────チャコールグレーの三つ揃えスーツを纏い、銀縁眼鏡を掛けた知的な印象の男性弁護士だった


    北斗弁護士「やあ樺君。彼女が新しい相棒かね? 何とも可愛らしいお嬢さんだ」

    樺隊士「北斗先生! お久しぶりです」


    すぐさま立ち上がり、帽子を胸に当ててお辞儀する樺隊士

    「まあ座りたまえ」と促されて、再び着席し帽子を膝の上に…置こうとしたらルリカが「お預かり致しますわ!」と自分の頭にすっぽり被ってしまった


    若い秘書「先生…本当に、この方が化け物を狩る剣士なんですか?」

    北斗弁護士「あまり疑っては失礼だろう。彼の掌を見たまえよ、皮が厚く血豆を潰した跡だらけだ」

    樺隊士「恥ずかしながら、もう何年も任務には出ていません…今は育手として後進の育成に当たっておりまして」


    北斗弁護士は帝国大学を卒業したエリートであり、士族階級の出身でもあるので

    このように樺隊士はいつになく改まった物腰で接している訳だ…かつての任務で、彼の命を救った事により結んだ縁である


    北斗弁護士「さて本題だが────君の故郷と勤め先との間で、何やら揉め事が起きているそうだね?」

    樺隊士「はい。誠に恐縮ですが、その事で先生のお知恵を拝借致したく…」

  • 155二次元好きの匿名さん26/06/27(土) 23:37:13

    真面目なシーンなのにルリカさんのお茶目さに心の恋柱がキュンキュン大暴れしてしまう…!

  • 156二次元好きの匿名さん26/06/28(日) 08:47:24

    服装のせいか礼儀作法にプラス補正付きまくりの樺隊士────お館様にさえ、ここまで恭しい態度じゃないのにねえ
    まぁあの人ならワザと失礼な事しない限りは気にしないだろうし、あえてやらかしてもいつもの笑顔を崩さないでしょうが…(だが柱達が許さない)


    樺隊士が事の次第を説明すると、秘書が「犯罪行為じゃないですか」と呆れた顔をする
    北斗弁護士は鬼殺隊が、村人から受けた被害をまとめた報告書の内容に目を通して「悪質だな」と呟いた

    樺隊士「警察にも何度か来て貰ったみたいですが、若い女性である事を盾にされて取り押さえる事が出来なかったのだそうです。あまりに被害が頻発するので今では、出動自体を面倒臭がるようになってしまって…」
    北斗弁護士「面倒臭いも何も…それが警察の仕事だろう。何も手を打たなかったせいで殺人未遂事件にまで発展させて」

    ルリカ達が目撃した、狂った娘による凶行の記録を人差し指でトントンと叩く

    樺隊士「朝日さん…この地域で一人だけの医師ですが、彼の奥さんが産休に入るので医院を手伝ってくれる人を探していたんです。『話を聞いて来てくれた都会の偉いお医者さんを事件に巻き込んだ』と、今回ばかりは流石に村でも問題になったのですが」

    事件後、電波娘の父親は「アレを気違い病院に入れやがって‼︎ 」と暴れて逮捕され、母親は行方不明になってしまったという…村に居づらくなって出て行ったものと推測される

  • 157二次元好きの匿名さん26/06/28(日) 12:32:01

    先生方の弁がごもっともすぎる…
    電波娘ちゃんのやらかしは盛大だったけど環境が全方位だめなあれで流石にかわいそうね

  • 158二次元好きの匿名さん26/06/28(日) 19:43:07

    当人は南雲医師の紹介で、設備の整った病院に収容されたので一件落着…とはいかない
    『若い娘が刃物を持ち出して暴れる』という前例が出来た為、今度は迷惑三人娘に限らず水柱に恋焦がれる女性達が一様に危険視され始めた────特に年頃の独身者は周りが早く身を固めさせようと
    形振り構わず縁談を持ち込んでは嫌がる娘を無理矢理嫁がせようとして反発され、中には家出を企てる者も出ているという…

    樺隊士「全ての元凶として、村の恩人である水柱様を恨む者もいます。ひとまず鎮火は出来たものの、あちこちで火種が燻っていて…いつまた再発するか分からない状態です」

    つい愚痴になってしまったが、これは『法律相談』では無いなと気付いて話を戻す

    樺隊士「失礼しました。お聞きしたい事は、鬼殺隊側と旅館側・朝日医院側が集めた嫌がらせ行為の証拠や記録が法廷で有効と認められるか。そして俺が原告となって、問題の村人達を訴える事は可能かという事です」

    今回の件で村のトラブルメーカー達は「こんな大ごとにする気はなかったのに…」と狼狽えている模様だ
    ここで更なる一撃を与えて、数年単位で何も出来ないようにしてやりたいところである

    北斗弁護士「流石に当事者達から直接話を聞いて、矛盾が無いか確認してからでなくては受任するとは言えないね。これらに証拠能力があるかという質問に対しては、原則的に認められるが証明力…裁判官から見てどれだけ信用性があるかについては残念ながら低めであると言わざるを得ない」

    「後から捏造した」と反論されたら否定出来ないからだ…日付の整合性や他の証拠との符合があれば、有効性が認められるかもしれないとの事であった

    ⚫︎日時を正確に、年月日だけでなく『大正X年X月X日 X時X分頃』と記載する事
    ⚫︎誰から・何を言われたか具体的に、暴言の内容をできるだけそのまま書く
    ⚫︎どこで、どんなきっかけで、どのくらい続いたか、周囲に人がいたかなど状況・場所・経緯も記載
    ⚫︎一回だけではなく、複数回にわたる記録があると「パターン」として信用されやすいので継続的に記録する事
    ⚫︎客観性を意識して、感情的な感想ばかりではなく事実中心に

    これから受ける嫌がらせ行為については、より信用性の高い記録を残せるよう北斗弁護士から助言を貰った

  • 159二次元好きの匿名さん26/06/29(月) 01:23:53

    コツコツ立証って結構地味でしんどい作業だけど樺さんは得意そうって思っちゃった
    剣士じゃなかったら案外士業や法曹系向いてたかもですね

  • 160二次元好きの匿名さん26/06/29(月) 06:33:00

    若い秘書「裁判を起こすなら樺さんの父親がやった方が良いんじゃ…」
    樺隊士「仮にも村の顔役が、村で起きた揉め事を自力で解決出来ず裁判所に頼るのはマズいんですよ」
    北斗弁護士「村社会のしきたりというヤツだねえ。実に厄介だが無視は出来ないモノだ」

    訴訟を起こす事で威圧効果はあるだろうが、鬼殺隊士と接触しようとした村人の数が多すぎるため問題行為を行なっていない者まで無駄に萎縮させてしまう…父親が暴君のように思われて、村人達との断絶が決定的なものとなるだろう
    だから村から飛び出して父から勘当され、最早しがらみなど関係無くなった自分が原告になれば良いと思った

    北斗弁護士「迷惑を掛けられているのは君の職場の人間だから、その代表として君が原告になる事は可能だよ。だが普通はいきなり訴訟を起こしたりしないで、示談の申し出や最終警告といった段階を踏むんだ」

    相手がそれらを蹴ってから裁判所に訴状、警察には告訴状を提出する事になる
    訴状は民事裁判の手続きで基本的には誰でも作成可能だが
    警察や検察に犯罪として処罰を求める告訴状は告訴権者────被害者本人、法定代理人などで無ければ作成出来ない

    樺隊士「もし俺が直接村へ行って被害を受ければ、刑事裁判で訴える事が出来る訳ですね?」
    ルリカ「そんな…危険ですわ!」

  • 161二次元好きの匿名さん26/06/29(月) 12:52:09

    また変な所で思い切りが良い悪癖…!
    未だに村人から侮られてるなら物証ホイホイではあるけど後が怖い(身内のお叱り)

  • 162二次元好きの匿名さん26/06/29(月) 20:36:31

    自分の職場と父親と恩人に迷惑掛けられるわ、ルリカさんや幹夫少年にショッキングな現場を見せてしまったわで

    お前らもういい加減にしろよ…と態度にこそ出さないけどイライラ最高潮の樺隊士



    樺隊士「それが一番手っ取り早いでしょう? 金持ちの跡取り息子なのに家出して、そのまま野垂れ死にか不幸にでもなっていれば『良い気味だ』と嗤えたものを…奴等が欲してやまない『鬼狩り様』になって帰って来た俺の存在自体が、さぞかし癪に触るだろうよ」


    (本当に腹立たしい────あの人を、命懸けで鬼と戦う仲間達の事を! お前らの人生を一発逆転させる為の道具か何かとでも思っているのか⁉︎ )


    北斗弁護士「連中にボロを出させるという意味では、それも一つの手段だろうが…村に帰れば間違いなく見合い話が殺到するぞ。うちには息子しか居ないが、もし娘が居たら絶対に君と縁組みをさせていた」


    人食い鬼とそれを狩る者達の存在を知った時、私とて年甲斐も無く心が踊ったからな────帝大卒のエリート弁護士ですら、ここまで言うくらいだ

    ましてや一生をロクな娯楽も無い田舎で過ごす運命だった者達が、どうして『鬼殺の剣士』という存在に魅せられずにいられるだろう


    北斗弁護士「『心に決めた相手が居る』と断固たる意志で拒むか、もしくは許嫁役になってくれる女性を探す事だな。実際に村に連れて行くのは、流石に危険かもしれないが」

    樺隊士「心に決めた相手、ですか…」


    いるにはいるが、彼女を巻き込む訳には────


    dice1d4=1 (1)

    1. 一応いずみさんに声を掛けてみる

    2. 小町さんに事情を話して協力して貰う

    3. ルリカさんが人生の伴侶であると言い張る

    4. 匪石之心で全ての結婚話を撥ね付ける覚悟を決める

  • 163二次元好きの匿名さん26/06/29(月) 23:25:45

    いずみさんか…
    協力してくれるなら美男美女で付け入る隙はなくなるけど、代わりに陽キャ憎しの男性衆からのヘイトが集まりそう()

  • 164二次元好きの匿名さん26/06/30(火) 06:27:00

    >>163

    いずみさんの美貌に嫉妬した女性陣の攻撃も警戒する必要があります

    特に玉の輿狙いの娘は一応、村一番の美少女ではあって己の容姿に絶対の自信がありましたのでね…



    (連れて行くのは流石に危険だけど、写真か似顔絵を村の連中に見せれば牽制になるかも…?)


    勿論、彼女が嫌がる事は決してしないが────あわよくば写真もしくは似顔絵を手に入れられるとか欲しいなとか思っている訳では…いや少しは思いました、すみません


    ルリカ「そのような事をして、いたずらに村人達を刺激するのは如何なものかと思いますわ!」

    樺隊士「だからと言って放置は出来ないよ。父さんが心労で倒れたら、幹夫君や朝日さん達はどうなる? お館様にも『任せて下さい』って言ってしまったし…」


    駄目元で声を掛けてみるくらいなら、してみても良いのでは無かろうか? ともあれ一応今後の方針が決まったので、今回の相談はこれにて終了…


    北斗弁護士「ところで樺君、ルリカ君。今回の相談料は要らないから、代わりにうちの孫娘と遊んでくれんかね? 出来ればその格好で来て貰えると嬉しいのだが」

    樺隊士「今後も良好なお付き合いを続けたいと思いますので、知恵をお借りする対価はきちんと支払わせて頂きますよ。お孫さんと遊ぶのは、ルリカさんさえ良ければ」

    ルリカ「わたくしも異存は御座いませんわ」


    若い秘書(先生のお孫さん…夢見がちで思い込みが激しい子らしいけど大丈夫かなあ?)

  • 165二次元好きの匿名さん26/06/30(火) 12:47:07

    どさくさの私欲!
    こんな時じゃなければ好きな人の肖像写真が欲しいはお坊ちゃんらしい浮つき方で微笑ましいんだけどな~

  • 166二次元好きの匿名さん26/06/30(火) 21:01:43

    法律相談を終えて、そのまま北斗弁護士のお宅にお邪魔した樺隊士達
    もうすぐ七歳になるという孫娘の前で、北斗弁護士は突如「彼は魔法使いで、此方の青い子はその使い魔だ」と無茶振りしてきたのである!

    北斗弁護士の孫娘「ほんとう⁉︎ 私ね、大きくなったら魔女になりたいの‼︎ 」
    樺隊士「魔女って…お菓子で出来てる家に住んで、子供を食べてしまう鬼婆の事かい?」

    余談だが『魔女』という訳語は明治期に誕生したモノである…しかしながら一般大衆に定着したのは1916年に中島孤島訳『グリム御伽噺』(富山房)が刊行されて以降だと言われている

    北斗弁護士「この娘は丁度そういうモノに憧れる歳でね。悪の道に進まないよう、正しい魔法の使い方を教えてやってくれ」
    樺隊士「そんな無茶な‼︎ 」

    悲鳴を上げる樺隊士だがキラキラした目のお孫さんの前で、期待を裏切るような真似は出来ず────黒魔術だとか言って鳥や犬猫を生贄にするモノに熱中されたら困るので
    家の庭や道端に生える薬草を使って、薬や化粧水を作る方法などを教えたりした
    他には硬貨やカードを用い、目の錯覚を利用した手品を披露したり…勿論ヒノカミ神楽の炎を見せて魔法使いっぽく演出するのも忘れない

    北斗弁護士の孫娘「魔法使いさん、もう行っちゃうの⁉︎ ずっとうちにいてよ‼︎ 」

    いい加減ネタ切れなので、苦肉の策で作った松の葉と砂糖水から作るサイダー…の元が入った透明なガラス瓶を、宝物のように抱いて孫娘がベソをかく

    北斗弁護士「彼は世界中を飛び回っているから忙しいんだ。無理を言ってはいけないぞ」
    樺隊士「名残惜しいけど俺、もう行かなきゃいけないんだ」
    ルリカ「どうかお元気で、小さな魔女様!」

    言い終わるや否や、すぐさま玄関先から姿を消して────もう大丈夫だと思われる距離まで移動してから、その辺に生えていた木の陰でへたり込む

    樺隊士「俺もう…動けない…」
    ルリカ「非常に活発で、生命力に満ち満ちたお子さんでしたわね…」

    樺隊士は勿論の事、本来なら疲労を感じないはずのルリカまでもがへとへとになってしまった…

  • 167二次元好きの匿名さん26/06/30(火) 22:10:43

    鬼殺隊士を困憊させる幼児の無尽蔵体力おそるべし
    ようじょつよい

  • 168二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 02:31:28

    このレスは削除されています

  • 169二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 04:20:31

    幼女先輩の強さに圧倒された樺隊士

    這々の体で霞柱邸へ戻ると…


    dice1d2=2 (2)

    1. いずみさんが届け物を持って来た!

    2. 任務から(dice1d3=2 (2) 1. 有一郎 2. 無一郎 3. 二人とも)が帰って来ていた

  • 170二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 06:57:22

    残念いずみさんは出なかった! 良雄君に渡すモノがあったんだけどなあ
    それにしても任務から帰還ダイス振ると、大体無一郎出てる気がする…やっぱり家主だから?


    無一郎「おかえり良雄兄さん! その格好どうしたの?」
    樺隊士「ただいま。知り合いの家を訪ねてたんだ。ちゃんとした服装でないと浮くからね…」
    無一郎「へえ〜良雄兄さん、そんな所に知り合い居たんだ。ルリカさんとお似合いだね」
    ルリカ「うふふ、なんだか面映いですわ」

    任務から戻って来た無一郎は、良雄兄さんの洋装姿が珍しいようで穴が開く程見つめてくる…

    無一郎「そういえば縫製係から、良雄兄さんに渡す物があるって連絡来てたよ」
    樺隊士「縫製係から? ずっと任務に出てないし、隊服の損耗も無いのに何の用事だろう?」
    無一郎「隊服の布地を改良したから、古い物を一新するんだって」
    樺隊士「そうか…普通に任務に出てたら、すぐボロボロになって新しい物に交換するからなあ」

    内心忸怩たる思いではあるものの、こうして新しい隊服を支給して貰えるのは有難い事である────受け取りに行くついでに、いずみに声を掛けてみよう

  • 171二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 09:02:38

    男だから平気とは思うが…変な試作品とか混ぜてないだろうな前田

  • 172二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 13:01:14

    器用なせいで幼女ちゃんには完全に魔法使いのお兄さんとして認識されちゃったねぇ…
    次会う時も夢を壊さないよう魔法使いロール頑張らないとだね!

    🎲神はあまり有一郎を引かないですね~
    柱と違って担当地区がないからちょっと遠くまで派遣されたりで居ないことが多いのかな?という妄想

  • 173二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 18:10:20

    >>171

    変な隊服を作るのがゲスメガネだけとは限らない…


    >>172

    その他に何故か風柱と一緒に甘味処に居たり、他の柱にも稽古を付けて貰っているという噂が…?



    おニューの隊服を受け取りに行った樺隊士

    渡された物は…


    dice1d2=1 (1)

    1. 前と同じデザインのちゃんとした隊服

    2. アレなデザインの隊服


    2が出た場合


    dice1d4=1 (1)

    1. 上は前と同じだけど下がショートパンツ+ソックスガーターベルト

    2. 伸縮性のある布地でやけにピチピチの服

    3. 大胆なスリットが入っていて脇とかふくらはぎとか丸見え

    4. 露出度自体は変わらないがシースルー素材

  • 174二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 20:49:06

    良かった成人男性にトンチキ隊服を渡す変態はいなかった!
    有一郎がいつの間にか不死川さんと仲良く?なっててすっごく気になる

  • 175二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 21:46:01

    >>174

    クソガキ認定されてる弟と違って礼儀正しいので、案外上手く付き合えてるみたいです



    ちゃんとまともな隊服貰えた良雄君

    男性隊士に劣情向ける変態は流石に居なかったのか…あるいは霞柱様の怒りを恐れて、いずみさんが頑張ってくれたんでしょうか



    真新しい隊服は材質が少し違うらしいが、以前の物とほぼ同じ着心地に思える…和服のような姿形も全く変わっていない

    双子と違って成長期はとうに終わっているし、最適正の呼吸剣術の鍛錬を続けていたとはいえ体型も特に変化は無いはずだ


    縫製係の隠「もし違和感があったら、遠慮無く言って下さい」

    樺隊士「有難うございます。多分大丈夫だと思うんですが…」


    刀を振るう時の妨げにならないか、実際に体を動かして確認してみる事に


    樺隊士「ヒノカミ神楽 円舞!」


    十二の舞型を順番に繰り出し、動きが制限されないのを確認して「大丈夫でした」と報告した後いずみの姿を探す────


    樺隊士「かくかくしかじか、という訳なんだけど…もし良かったら協力して貰えないかなーなんて」


    協力を依頼する樺隊士、いずみさんの返答は…⁉︎


    dice1d4=4 (4)

    1. 樺さんの生まれ故郷、見てみたいです

    2. 鬼殺隊の為、という事でしたら…

    3. 写真を撮るだけでも良いんですね?

    4. 申し訳ないですが、そういうのはちょっと…

  • 176二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 21:54:12

    やはり下心があったからか、お断りされてしまった樺隊士…どうしよう?


    dice1d3=2 (2)

    1. 今度は小町さんにお願いしてみる

    2. ルリカさんが人生の伴侶だと言い張る

    3. 断固たる決意で持ち込まれる縁談を全力拒否

  • 177二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 22:31:18

    樺隊士「まあ仕方ない…いずみさんに断られたからって小町さんに頼むのも何だし、そもそも今の村に女の子を連れて行くのは危険だからなあ」


    自分は全く気にならないが、大の男がルリカのような可愛らしいモノを連れ歩くのは

    世間一般の常識では奇異の目で見られる事であるらしい…ならば村では、常に彼女と一緒に居れば良いのでは無かろうか?


    樺隊士「やっぱり俺にはルリカさんが一番だよ」

    ルリカ「良雄さんとでしたら、何処なりと御供致しますわ!」

    樺隊士「有難う。でも危なくなったら今度こそ、俺の事はいいから逃げてくれ」

    ルリカ「そのような事は出来ませんわ! 良雄さんは鬼殺隊や双子ちゃん達にとって掛け替えの無い方。無論わたくしにとっても…」


    こうして、再びルリカと二人で生まれ故郷に帰省する事となった樺隊士────魑魅魍魎が跋扈する村で、鬼が出るか蛇が出るか…⁉︎


    ちなみに今、実家の旅館に他の鬼殺隊士は…


    dice1d2=2 (2)

    1. いる 2. いない


    1が出た場合


    dice1d3=2 (2)

    1. 柱

    2. 面識のある一般隊士

    3. 初対面の隊士

  • 178二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 23:08:55

    良雄君は全然気にしてないけど、せっかく今までの借り(金掛かった贈り物・先生が付けてしまった額の傷・山に出た熊を退治・集落のタチ悪い男達に対する牽制その他諸々)を返せる機会だってのに何やってんだか…と思わざるを得ない

    彼女が負けヒロイン化した場合は間違いなく予後が悪い事になるし、草葉の陰から見守ってる大河君には悪いけど

    正直スレ主はもう面倒臭いので…いずみさんルート消滅・小町さんルート一本に絞ってもいいですかダイス神?


    dice1d2=2 (2)

    1. いいよ

    2. まだ勝負は付いてないぜ?

  • 179二次元好きの匿名さん26/07/01(水) 23:35:11

    いずみさんお堅すぎるのか隠れツンなのか…面倒女子もある意味リアルだけど🎲と女心は難しい
    なんだったらスレ主様権限で小町さんイベを増やしても良いんじゃよ

    間違いないのはルリカさんのヒロイン力がまた上がってしまうという事実…

  • 180二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 06:29:43

    ダイス神がそうおっしゃるなら仕方ないなぁ(溜め息)…いや、もしかして大河君があの世から干渉してる?


    >>179

    これまでのダイス結果からスレ主が推測するに、「これ以上傷付きたくない」という思いが強過ぎるあまり良雄君側の立場や感情を慮る段階に至っていないと思われます

    もっと自分を求めて、追いかけて来て沢山「好きだ」と言って貰いたい気持ちもあるし

    本当は欲しいモノを遠慮して断ったり、喜びより申し訳なさが先だって固い表情で対応するせいで「迷惑だったかな…」と相手に思われて親切を引っ込められてしまう甘え下手な長女タイプ

    そういう娘の心の氷を溶かす展開って恋愛モノの醍醐味だけど、良雄君は他にやる事沢山あるし

    うかうかしてるうちに横から積極的な娘に掻っ攫われるパターンまっしぐらなんですよねーこのままじゃ…自分から動かない側は勝者になれない


    誰かいずみさんに発破を掛けてくれる人〜!


    dice1d5=1 (1)

    1. 大河兄さん

    2. 職場の同僚

    3. 先生

    4. 小町さん

    5. 残念ながら居ません!

  • 181二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 12:47:24

    妹のために🎲の女神にお頼み申してる大河くんの姿が見える見える…
    恋愛に限らず能動的な人が有利なのはそれはそう
    いずみさんは長女でも甘え上手っぽい小町さんの素直さをちょっとだけお手本にしても良いのよ

  • 182二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 17:40:31

    ダイス神にお願いして妹を説得する機会をゲットした大河君、早速その夜いずみさんの夢枕に立ちました


    何を話す?


    dice1d4=2 (2)

    1. 良雄の事も異性として好きになるのは無理そうか?

    2. また爺さんが倒れた時のためにも、将来どうするか考えといた方がいいぜ

    3. あの小町って娘が良雄の故郷に向かったぞ

    4. スレ主がもうお前のテコ入れすんの嫌だってさ(この選択肢が出ると桜隊士がメタ発言する)

  • 183二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 21:17:07

    樺隊士に恋愛感情を抱いているかどうかは一旦置いといて、育手が亡くなって天涯孤独になったら将来詰むぞ? と現実的な話をする事にした大河君



    桜隊士「俺は良雄がいいと思うんだが…この際、他の男でも構わねえよ。爺さんが持ち直したからって先送りにしてたら、いつまた倒れるか分かったもんじゃない────身寄りの無い女が独り身で生きていけるほど世の中は甘くないぞ?」


    ただでさえ社会保障が貧弱な上に、この時代の未婚女性は父や兄など男性戸主の家に属する立場に置かれる事が普通であった…女性が生涯の生活保障を得るには基本的に、他家へ嫁ぐしか道は無い


    桜隊士「それとも何か理由があるのか? 他にやりたい事があるから結婚して家庭に入らないとか、子供を産みたくないとか」

    いずみ「それは…」


    いずみさんが躊躇う理由(数字が被った場合、心を占める割合が大きい)

    dice5d9=5 2 5 9 5 (26)


    1. 自分のような女では彼と釣り合わない

    2. 一連の騒動で迷惑ばかり掛けてしまっていて心苦しい

    3. 他の男とは違うと頭では理解しているが、彼もやっぱり『男』なので怖い

    4. 彼が他の女性と親しくしていると心がモヤモヤするが、それが『好きだから』なのか分からない

    5. 結婚生活に全く夢を抱けない

    6. 今の暮らしは幸福とまではいかないが不幸ではないので、環境を大きく変えたくない

    7. 小町さんはとっても魅力的だから、そのうち彼女を好きになるに決まっている

    8. 兄さんのように彼も鬼との戦いで命を失ったら、今度こそ自分は壊れてしまう…

    9. 彼と結婚出来れば生活には困らないだろうが、そんな不純な理由でお付き合いするのは気が咎める

  • 184二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 21:37:45

    いずみさんは結婚生活に夢も希望も抱けないらしい…両親がめっちゃ不仲だったんですかね?


    dice1d3=3 (3)

    1. 父親はこの国の人間ではなく、母親は外国人を相手する娼婦だった

    2. 桜兄妹は黒髪黒目の両親から先祖返り若しくは突然変異で生まれて来た色素の薄い子供。父親は母親の不貞を疑い、家庭が滅茶苦茶になった

    3. 実は桜兄妹の日本人離れした色彩は後天的なモノで、特殊な条件を満たした子に儀式を行う事で色が変わる。その特別な子供を生み出す為に彼らの一族は多大なる犠牲を払ってきた

  • 185二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 21:44:28

    おおう…三度押しするくらい忌避感が強い
    と思ったら因習村要素で一気に不穏に!

  • 186二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 21:49:51

    このスレも終盤に近づいてきてるって時に、なんか新たな設定生えてキター⁉︎

    まぁ呼吸や鬼とは関係無いだろうし…無いよね? まさか青い彼岸花関係の何かがあったりしないよねダイス神⁉︎


    dice1d2=2 (2)

    1. 関係ないよ

    2. あるよ

  • 187二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 22:23:07

    あるんかーい‼︎ 大河君の最適正、『花』の呼吸ってまさかそういう意味ですか⁉︎

    あ、でも確かいずみさん前スレで乾燥した青い彼岸花の実物見てなかった? その時は特に何の反応も無かったような…いや『御神体』みたいな感じで厳重に管理されてて、儀式実行する人間以外には見せないかつ他言無用なら有り得るか?

    まぁそれは置いておいて、因習村出身者なら確かに良雄君の故郷みたいな魔境に足を踏み入れる事は躊躇われるかもしれない…妙な所で繋がっちゃったな

    話は変わりますが、いずみさん剣士にならなかったので日輪刀無くて最適正判明してないんですよね…やべーとこの出身で恋愛に超後ろ向き、でもって料理がめちゃ得意という属性持ちに心当たりがあるのですが?


    dice1d2=2 (2)

    1. 蛇の呼吸だよ

    2. 蛇ではないよ

  • 188二次元好きの匿名さん26/07/02(木) 23:29:05

    伊黒さんと同じく万力の赫賽の使い手では⁉︎ と思ったのですが、流石に違ったかあ…いや赫賽持ちである可能性は否定されてないな
    もしや兄妹揃ってダイスに干渉出来る能力が…⁉︎


    いずみ「『普通の』夫婦がどういうものなのか、私達には分からないのに…」
    桜隊士「そもそもあいつ自体が外れ値なんだから、んな事考えたところで無駄だと思うけどな」

    別に好きでもなんでもない相手と、生活の為に結婚するなんて────世の中の夫婦の大半がそうだろう、いずみは真面目過ぎるのだ

    いずみ「兄さんが生きていたら、とてもこんな事は言えないけれど…私達の代で全部終わりにした方が良いんじゃないかと思うの」
    桜隊士「だからって、一人で生きて死ぬのは寂しいだろ。置いて逝った俺が言うのも何だが心配なんだよ」

    良雄と…常にのほほんとしているあの男と一緒になれば、少しは肩の力を抜いて生きられるかもしれないと思ったのだが仕方ない

    桜隊士「あいつの次の頼み事が『小町さんの白無垢を縫ってくれ』とかでも、ちゃんと聞いてやれるか?」
    いずみ「…」
    桜隊士「無理だよな? 自分が満たされてなきゃあ他人の幸せは祝えない。結婚の話はまあいいとして…どうやって自分を満たすかを、まずは考えてみてくれねえか? いずみ」

  • 189二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 00:21:12

    経緯は違えど異性が苦手なのも某蛇柱さんとのかなしき共通項
    女性版伊黒さんがずっと交際や婚姻圧に曝されてたifと考えたら自己肯定感も底が抜けるかぁ…参ったなセンシティブだ

  • 190二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 06:44:11

    要は真っ当に愛されて健やかに育った(父との確執とか『持てる者』として生まれたが故の重圧とか彼なりにコンプレックスはあるけど)良雄君に対して

    暗い水底から明るい水面を見上げるような感情を抱いている訳ね…蛇恋の男女逆バージョン的な?

    そう考えてみれば報われてほしいし普通の恋愛モノなら報われる流れですが、ここはダイススレだしそもそも時透兄弟スレである…彼女が幸せになれるかはダイスにかかっているぞ!


    自分の幸せとは何か考えてみてくれ、と亡き兄に言われたいずみさん…何か行動を起こす?


    dice1d3=2 (2)

    1. 特に何もしない

    2. 長助に彼の故郷の場所を教えて貰う

    3. 将来について女性の同僚に相談してみる

  • 191二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 13:27:55

    いずみさんが初めて大きく起った…!
    ハラハラするけどおおきな一歩は応援したいですね

  • 192二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 15:07:37

    >>190

    そうここは時透兄弟スレ……

    つまりどちらの娘でもダイスで良い仲になれたとて家族公認となるには最終関門(一癖も二癖もある双子)が仁王像のように待ち受けているのであるデデドン!

  • 193二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 20:33:26

    >>192

    最終関門が手強過ぎる…! いずみさんは特に、一連の騒動のせいで双子から目の敵にされてしまっているから尚の事…



    長助「良雄ノ故郷ハ東京カラ、電車一本デ一時間ッテトコダナ」

    いずみ「意外と簡単に行ける場所なのね…」


    いずみ達の故郷は、鋸の歯のように複雑に入り組んだ入り江に抱かれた漁村である

    陸地は起伏が多く急な傾斜の山地が海岸にまで迫ることもあり、平地が少ないため陸路での行き来では不便な場所だった────そのため船を使った移動が主流だが、兄と二人で陸路の一本道をひたすら走って逃げたのだ…


    長助「桜ノ名所ト弁財天ヲ祀ル神社ガ近イカラ、春ハ観光客デ賑ワウガ…今ハ旅館ノ予約モ空イテルゼ」


    dice1d2=2 (2)

    1. 行ってみる

    2. でも仕事が…復帰したばかりだし…

  • 194二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 21:06:06

    まだ勇気が足らないかー!!
    ここで🎲で引かなかった実は小町さんも突貫してるんだぜの情報を出したら迷わず駆け出しそうなものだけど
    (対処する樺さんの苦労は考えないものとする)

  • 195二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 21:35:37

    >>194

    ダイスで当たらなかった選択肢ですな

    鬼殺隊でその情報を把握してるのは…本当なら長助が知ってるか


    dice1d2=2 (2)

    1. いずみさんに発破をかける為のウソ

    2. 本当に小町さんが突撃してる


    そうだね仕事は大事だね…先生の看病の為とはいえ長い間休職してたもんね

    そんないずみさんに救いの手が…⁉︎



    縫製係の隠「桜さーん! 樺さんに渡した新しい隊服だけど、生地に耐久性を上げる加工を忘れてて強度が足りないの‼︎ 」

    いずみ「ええっ⁉︎ 」


    同じ不備がある他の隊士の隊服は全て回収したが、任務に行かない彼の分だけが後回しになってしまったらしい────とはいえ実際に鬼と戦うとなれば命取りになり得るので、早急にちゃんとしたモノと交換せねば!

  • 196二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 21:53:34
  • 197二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 22:00:15

    たておつです

    何気なく言ってみたもののまさか本当に小町さんも参戦してるとは…正直すまんかった
    魔境村 VS キャットファイトペア&何も知らない樺隊士&真ヒロインルリカさんパーティ VS ダークライ
    …情報過多!

  • 198二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 22:05:56

    グラウンドゼロじゃん…あーもうめちゃくちゃだよ
    全部消し飛んで跡には何も残らなくなりません?

  • 199二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 22:12:40

    理不尽には理不尽をぶつけんだよ、でこれくらいめちゃくちゃな方が話を聞かない村人には効くかもしれねぇ

  • 200二次元好きの匿名さん26/07/03(金) 22:19:21

    善逸「いいご身分だな………!!!」

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