🩷Ver
仕事中なのに勇斗がずっと私に話しかけてくる
今日は彼の久々の1日オフだし、最近まともに会えてなかったからそうなるのも分かってるんだけど、でも迷惑なんだよなぁ……
一瞬、部屋に雷が落ちたような気がした
わんこみたいに詰め寄ってくる勇斗の必死すぎるその表情に、私は思わずため息をついた
勇斗はそう宣言すると嬉しさからかワイワイはしゃぎだした
……静かになるのはもう少し時間がかかりそう
💛Ver
夕食後、ソファーでまったりしていると、ふと仁人に話し
かけられた
仁人のその言葉に、私は少しカチンと来てしまった
普段なら「ありがとう」って言えるのに、寝不足で疲れてるからかそんな言葉は脳内に出てこなかった
仁人は私の隣に座ってそっと私の手を握った
少し苦しそうに、でも切実に私を見つめる彼の眼差しに、
私はその手を握り返した
優しい香りのする彼にそっと抱きしめられながら、夜は刻々と更けていった
💙Ver
夜に2人でお酒を飲んでたら、急に太智がそう訊いてきた
立ち上がろうとすると太智に手首を素早く掴まれて、気づいたら彼の膝の上に座っていた
後ろからふわりと酔っ払いの匂いがする
太智の嫉妬が滲んで見えるその瞳に負けて、私はついに話すことにした
そう言うと、太智は顔を真っ赤にして私の首元に顔を埋めた
その姿はさっきまでの男の太智ではなく、いつもの明るい
天然太ちゃんだった
🤍Ver
柔太朗の声がして目を開けると、私の髪を指先で弄ってる彼が見えた
彼はすっかり目が覚めてるみたいだけど、私はもうちょっと
寝てたいから布団へ潜ろうとしたら、彼に布団をめくられた
彼の落ち着く低い声が耳元で聞こえる
気づいたら柔太朗の顔がすぐそばにあった
彼の綺麗な瞳の奥に見える独占欲に、私は嫌いって言った
ことを後悔した …頑張れ、未来の私
❤️Ver
ある晴れた日、干してた洗濯物を舜太と2人で取り込んでた時のこと
中で洗濯物を畳んでたら、ベランダから舜太の声がした
舜太が持ってたのはなんと私の下着だった
彼に触られた恥ずかしさで思わず叫んだら、彼の瞳が一瞬
見開かれたあとすぐに曇った
そう言うと彼は両手でそっと私の顔を包み込んだ
今にも泣きそうな目で見つめる彼の頭を撫でながら、私は
彼に二度と「嫌い」って言わないって誓った
新学期スタートしたため、更新頻度が落ちると思います🙇♀️
気長にお待ちいただけたら嬉しいです!
リクエストもお待ちしてます😊
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。