第13話

【🤍🍼】これからは3人で
1,436
2026/03/07 12:35 更新
※今作は『小さな命のサプライズ』の続編です!

Side jytr
あなた
じゅ…たろ…っ
あなたの下の名前の掠れた声で名前を呼ばれてはっと目が覚めた
部屋はまだ真っ暗 時計には午前2時って表示されてる


隣で寝てるあなたの下の名前を見ると、苦しそうに息を吐いていた
Y.Jytr
あなたの下の名前?どうしたの?
あなた
さっきから、お腹…痛い……っ
―一瞬、時間が止まった気がした。
頭が真っ白になって、その言葉を理解するのに数秒かかった
Y.Jytr
も、もしかして…陣痛?
あなた
………たぶん…
汗をびっしょりかいて顔をしかめながらうなずくあなたの下の名前を
見て、俺の眠気は完全に吹っ飛んだ
Y.Jytr
え、ちょ待って、大丈夫!?
ど、どうしよう、まずは病院!?
あなた
柔太朗、落ち着いて…笑
Y.Jytr
いや、無理でしょ。即答)
Y.Jytr
と、とりあえず、今はどれくらい痛い?
あなた
うーん…なんか波がある感じっていうか…
じわじわ痛いというか…ッッ痛っ…
また陣痛が来たのかあなたの下の名前はシーツを強く握った
その姿を見た瞬間胸がきつく締めつけられる
Y.Jytr
…病院行こう、今すぐに





急いで準備して車に乗り込む
深夜というのもあって、街は見たことないくらい静か
でも俺の心臓はずっとうるさい
Y.Jytr
…あなたの下の名前、大丈夫?
あなた
う…ん、大丈夫…
いや、絶対大丈夫じゃない。
分かってる、あなたの下の名前が絶対弱音を吐かない人だって
でもあなたの下の名前が堪えてる姿を見ると、自分の無力さに悔しくなる



信号待ちの間、俺はあなたの下の名前の手をそっと握った
Y.Jytr
…ごめん、
あなた
柔太朗がなんで謝るの?
Y.Jytr
だってあなたの下の名前はこんな痛い思いしてるのに、
俺は何にもしてあげられないし…
あなた
柔太朗は何にも悪くないよ
Y.Jytr
でも…
あなた
だってやっとこの子に会えるんだもん
そう思ったら全然平気だよ
あなたの下の名前は少しだけ目を細めてそう言った




病院に着くと、速攻で分娩室へ案内された
ゆったりとした病院服に着替えたあなたの下の名前は分娩台の上で苦しそうに息を吐いてる
あなた
ぅゔゔゔっ…ッッ
Y.Jytr
あなたの下の名前、俺の手握っていいよ
あなた
ありがと…めっちゃ強く握るかもだけどいい?
Y.Jytr
もちろん 俺の手どうなってもいいから
あなた
ふっ、それはよくないでしょ笑
やっとあなたの下の名前が笑ってくれた
それだけで俺の心は少し温かくなる
Y.Jytr
2人で一緒に頑張ろうね
あなた
…うん
俺は少し震えたあなたの下の名前の手をしっかりと握りしめた
mob
よし、じゃあいきんでいいよ!
あなた
ふぅ゙ぅ゙っ…!!
Y.Jytr
頑張れ…!!
mob
いい感じですよ―!ママさん頑張って!
あなた
は、はいっ!
はぁ…ふぅ゙ぅゔゔゔっ!!
あなたの下の名前が全力で力を込めてる
俺の手を見たことないくらい強い力で握って歯を食いしばってるその姿は今まで見たことなかった


苦しそうだけど必死に、俺たちの子供を産もうとしてる。
そんなあなたの下の名前を見てたら、目が熱くなった
mob
頭見えてきましたよ!!
all
!!!
mob
最後もう一回いきんで!!
あなた
はぁ…はぁ…ふん"ん"ん"っっ!!!!
Y.Jytr
頑張れあなたの下の名前!あともうちょっと!!
あなたの下の名前が最後の力を振り絞る
俺も隣で必死に声をかけた



そして、次の瞬間—





おぎゃあ―――っ!!!





あなたの下の名前の足元の方から小さな泣き声がした
助産師さんがその小さな体を抱き上げ、俺たちの方に来て
くださった
mob
元気な男の子の赤ちゃんです
Y.Jytr
わぁ………
この子は俺たちの子供、ですよね?
mob
ええ、そうですよ(*^^*)
助産師さんのその言葉で、ずっと耐えてた涙が溢れた
あなた
…柔太朗、
Y.Jytr
うん
あなた
やっと、会えたね。私たちの子に。涙)
Y.Jytr
…そうだね 涙)
あなた
はじめまして、私があなたのママ
隣にいるのがあなたのパパだよ
あなたの下の名前は赤ちゃんを見つめながら優しく微笑んでる
そんな彼女の目にも、大粒の涙が光ってた
Y.Jytr
…あなたの下の名前、本当にお疲れさま
本当にすごいよ 産んでくれてありがとうね
あなた
こちらこそ、隣にいてくれてありがとう
私も柔太朗との子だから頑張れたよ
Y.Jytr
あなたの下の名前…
👶「んぅ…」
Y.Jytr
あ、ちょっと笑ったね
あなた
ほんとだ!可愛いねぇ(*^^*)
あなた
柔太朗、これからは3人で頑張ろうね
Y.Jytr
うん 2人はちゃんと俺が守るから
俺はあなたの下の名前とその子のおでこにそっとキスをした

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