※あなたの下の名前ちゃんはjytrさんと夫婦設定です※
Side あなたの下の名前
何かおかしいと思っていた
最近ずっと眠いし、ぼんやりしてばかりだった
もしかして、と検査薬を試してみると、
―見事に陽性だった。
何回も目をこすってみたけど、線はやっぱり消えなかった
これは嘘じゃない。夢でもない。間違いなく現実だ。
そう確信できた瞬間、私は思わず座り込んだ
嬉しさと、驚きと、少しの不安が一気に込み上げてくる
でも、何よりも最初に思ったのは、柔太朗に早く言いたい
って気持ちだった
翌日、私はベビー用具店にいた
今日ついに、柔太朗にサプライズで伝えるんだ
店員さんにおすすめしてもらった、可愛い白い靴下を持って
家に帰る
まだ私のお腹に赤ちゃんがいるって実感は全然ないけど、
これを見てるだけで心が温かくなる
彼の顔が目に浮かぶ
どんな反応するんだろうな 驚きで固まったりするのかな笑
私は彼が帰ってくるのが楽しみでたまらなかった
柔太朗がついに帰ってきた
私は少し深呼吸して彼を迎えに行った
柔太朗をソファーに座らせて、私はプレゼントを差し出した
箱を開けた瞬間、彼の動きが止まった
彼の目がみるみる大きく見開かれていく
こんな顔、今まで見たことなかったかも笑
私は引き出しの中に隠してあった検査薬を見せた
そう言うと、彼は潤む瞳を腕で拭いて私を抱きしめた
2人の手がそっとお腹に添えられる
今、ここに新しい命がある。
まだ全然実感ないけど、でも確かにくる未来だ
笑い合いながら、これから先の未来を想像してみる
きっと私が想像するよりずっと楽しくて愛おしい日々が待ってるんだろうな
もちろん子育ては楽しいことだけじゃない
でも私は今、1人じゃない 隣に柔太朗がいてくれる
それだけで私の心の中にあった不安は溶けていった
2位はjytrさんでした!
妊娠系の物語は初めて書きましたが、書いててとてもほわ
ほわした気持ちになりました😊
もしかしたら続編をいつか書くかもです!
次回は3位の方の作品です!お楽しみに(*^^*)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。