Side Jytr
ドアを開けると、机に前のめりになってるあなたの下の名前がいた
机いっぱいに広げられてるのは、大量のデザインスケッチに色見本にサンプル
俺の存在に気づいてるそぶりは全くない
…この状況、この間もそうだったな
そっと顔を覗いてみると、眉を寄せて真剣な顔をしていた
小さな声で独り言言ってるの可愛い。
俺のためにこんなに衣装にこだわってくれてるのは嬉しい
けど、さすがにちょっとは休まないと
俺はあなたの下の名前の隣にイスを持っていってそっと頬にキスした
そう言うと、あなたの下の名前は観念したようにペンを置いた
やっと体ごとこっち向いてくれたから、俺はそっとあなたの下の名前を
抱きしめた
鼻がつきそうなくらい近くに近寄って瞳を見つめると、
あなたの下の名前は顔を赤くして目を逸らした
あなたの下の名前はこういうのに弱いんだよね
鳥がエサをついばむみたいに何度もキスを重ねる
俺の膝の上に座らせると、あなたの下の名前は俺の肩に顔を埋めた
しばらく無言の時間が流れる
ただじっとあなたの下の名前の温もりを感じていると、耳元で寝息が聞こえた
あなたの下の名前は俺に抱きついたままうとうと眠ってた
肩をちょっと揺らしても起きずにぐっすり寝てる
…ずっと休まずにやってたのかな
俺以外のメンバー衣装も描いてくれてるから、きっと相当
長い間1人で頑張ってたんだろうな
でも、たまには俺も頼ってほしい
俺も衣装作り経験あるし、プロデュースもいっぱいしてきた
俺もちょっとはあなたの下の名前をサポートしたい
夢の中にいる彼女にそっと囁いて、俺も軽く目を閉じた
これでM!LKの皆さんの短編1周しましたー!いかがでした
でしょうか??
それぞれの口調を書くのは難しいですが、皆さん性格が違うからすごく書いていて楽しいです!
次の作品は、皆さんが一番読みたいと下のアンケートに投票してくださった方にしますので、ご協力お願いします🙏
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次は誰の物語がいい?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。