第3話

【💙🍼】私だって甘やかしたい
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2026/01/28 13:15 更新
Side あなたの下の名前

太智は、ほんっっっまにずるい人だ。
S.Dici
あなたの下の名前ー! 前にあなたの下の名前が食べたいって言ってたやつ買ってきたで!
S.Dici
それ、俺持つで あなたの下の名前は無理せんでええよ
S.Dici
あなたの下の名前ってどんな服着てもほんま可愛いなぁ

私がいつ、何をしても肯定してくれるし、甘やかしてくれる
もちろんそれは嬉しいんやけど、でもやっぱり悔しかった


太智だってアイドルとして毎日頑張ってるんだから、たま
には私だって太智を甘やかしたい!
あなた
(私やってやる時はやるんやから…!!)

隣にいる太智は、録画してた自分が出てるバラエティ見て
リラックスしてる



今なら、やれる。



私はぎゅっと拳を握りしめた
あなた
…ねぇ太智
S.Dici
ん?どした?
ちゅっ。
S.Dici
…!!!!
太智がこっちを向いたその隙に、私はすかさず唇にキスした
キスっていっても、ほんの一瞬触れただけやけど…



太智は驚きのあまり目を見開いたまま固まってる
…これ、結構効いてるっぽい
あなた
だ、太智…?
S.Dici
ぇ、あなたの下の名前(ひらがな)、今、き、キスした、?
あなた
うん した、よ?
そう言った瞬間、太智は速攻でテレビを消して私をソファーに押し倒した
視界が真剣な顔をした太智でいっぱいになる
S.Dici
…あなたの下の名前、今のは反則やわ
急にそんなことされたら我慢できひんやん
あなた
え、っと…
あかん、そんな低い声で言われたら心臓が持たへんって…
内心めっちゃ焦ってるのをよそに太智は続ける
S.Dici
今のが俺にどんだけ効いたか自覚ある?
S.Dici
(あなたの下の名前の手を胸元へ持っていく)
あなた
!!! そ、そんなに?
S.Dici
そんなやで。即答)
俺な、あなたの下の名前のせいでこんなになってんねん
S.Dici
俺のことどうしてくれるん?
あなた
〜〜っ//
S.Dici
俺が甘やかしてる側やと思ってたやろ?
あなた
…うん
S.Dici
せやから、逆襲な。
そう言うと、太智は私の唇にいっぱいキスの雨を降らした
逃げ場なんてどこにもなくて、頭が真っ白になる



私が始めたはずやのに、気づいたらまたいつもみたいに太智に甘やかされてた
やっと離れた時には私は完全にふらふらだった
あなた
だ、いち…っ
S.Dici
ほんまあなたの下の名前可愛すぎるわ
マジで罪やで
あなた
そっ、それは太智がうちを甘やかすからやん!
S.Dici
それはやめる気ないよ
あなた
なんでよ! うちやって太智を甘やかしたいのに!
ほっぺをぷくっと膨らませてみせると、太智はにこっと微笑んで私を抱きしめた
S.Dici
俺を甘やかそうとしてくれてたん?
ありがとう すっごい嬉しかったで
S.Dici
でもな、あなたの下の名前からのキスは俺を殺しにきてる
次やられたら、俺何するか分からんで
あなた
…じゃあもうせん
S.Dici
それはあかん。 即答)
あなた
じゃあどうすればいいの?
S.Dici
たまにでええから、覚悟決めてやってほしい
それだけで俺幸せやから
そう言うと、私のおでこに軽くキスをした



……完全に負けた。
この人、甘やかしたらその倍ぐらいの威力で返してくる…


太智って、ほんま、ずるい彼氏やわ。

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