糖尿病治療薬「マンジャロ」のダイエット目的使用が横行…吐き気や膵炎、重篤な副作用リスク
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糖尿病治療薬「マンジャロ」のダイエット目的での使用が横行している。SNS上では「痩せ薬」と強調する投稿が相次ぐが、治療以外の使用では安全性が確認されておらず、重篤な副作用のリスクもある。供給不足を不安視する声も上がり、厚生労働省も治療以外の使用に注意を促している。(柏原諒輪、高田結奈)
「食事が嫌に」
「他人が食べる様子を見ることすら嫌になった。いま使えと言われても、怖くて使えない」。ダイエット目的でマンジャロを使ったことのある東京都内の女性(30)は、そう明かす。
不規則な食事などで体重が増えたため、美容外科を受診してマンジャロを処方してもらった。自己注射すると食欲がまるでなくなり、食事の様子を見ると気持ち悪くなった。副作用のためか頭痛が止まらず、鎮痛剤を飲んだこともあった。
体重は落ちたが2か月限りで使用をやめ、その後は運動や生活習慣の見直しで体重と健康を維持している。女性は「糖尿病などに悩む人以外が使うのは、体への負担があまりに大きいのでは」と話す。