第8話

Soccer club / w🤍
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2025/12/25 20:52 更新
⚙️  あなたの名字あなたの下の名前 18歳 サッカー部マネージャー
山中柔太郎 18歳 サッカー部




You side



...... どんなデザインにしよう。

もう少ししたら私がマネージャーを務めるサッカー部の大切な大会がある。

この試合で負けてしまったら今の3年生は引退だ。

できるだけ勝ち進めれるように、そんな想いを込めてお守りを作ろうとデザインを考えているのだが全く思いつかない。
Y.jy
何してるの?
あなた
わっ!!びっくりした 〜  、柔太朗いたなら言ってよ
Y.jy
険しい顔でシャーペン握ってるんだから何かあったのかと思ったわ笑
あなた
えそんな険しい顔してた?
突然やってきたのは同級生同じサッカー部で活躍するエース。顔がいいため隠れファンもたくさん。何事も努力して結果を出す柔太朗。ときには優しすぎるが故にぶつかり合いをすることもあった。私はそんな柔太朗が好きだ。



しばらくすると柔太朗は眉間に皺を寄せ、本当に険しい顔をしていた。



そんなに変な顔を見せてたなんて … 恥ずかしい
Y.jy
あなたの下の名前顔赤いよ?
あなた
え?うそ
恐る恐る自分の手を顔にやると熱があるんじゃないかってくらい熱かった。
Y.jy
かわいい
あなた
ちょっ  …  そんなことは好きな子に言うんだよ??
そんなの言われたら勘違いしちゃうし  … !!
Y.jy
好きな子  …  ね、
そう言って柔太朗は教室を出て行った。
とうとう迎えた試合前日。

結局ユニフォームの形のお守りにして表には苗字を、後ろには背番号を縫いつけた。

うちの学校のサッカー部のユニフォームはけっこう複雑なデザインなのでよく再現できたと思う。

全員分あるかしっかり確認して終わりのミーティングでキャプテンからいつもマネージャーである私に話を振られるのでそのときに渡そうと思って掛ける言葉などを考えたらあっという間にミーティングの時間。

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じゃああなたの下の名前よろしく
あなた
とうとう明日は試合だね。いつもの試合も緊張してると思うけど明日の試合は3年生の引退がかかった大会だから3年生を始めとしてみんな緊張してると思う。「 このメンバーでまだサッカーをやり続けたい 」その思いを持ってプレーをすれば絶対結果にも繋がる。みんなの努力は1番私が知ってるからどんな結果であれ私は嬉しいです。このメンバーでサッカーをしてる姿が見れるだけで私は充分。でも勝って勝ち進んでいって欲しい。そんな想いを込めてお守りを作りました。
.
ありがとうございます!!!
私の言葉を聞いたサッカー部員は涙ぐみながらお礼を伝えてくれる。

そんな彼らの姿を見てもらい泣きしそうになりながらも部員1人1人お守りを渡していく。

順調に渡し進めていって最後は柔太朗。

あなた
頑張ってね。
Y.jy
絶対勝つから。
その柔太朗の目は覚悟を決めたような目をしていた。
あなた
お疲れ様。
結局試合には勝つことができず1点差で負けてしまった。

帰り道が一緒の柔太朗と家路を歩く。
Y.jy
ありがとう。
そう応えた柔太朗の声はどこか切なかった。


.









.








.

もうこの関係が壊れてもいい。

言ってしまおう。

もう私達は引退してしまうのだから。
あなた
…… ねぇ柔太朗
Y.jy
どうしたの?
あなた
私柔太朗が好き。サッカーしてる姿もみんなと馬鹿して笑いあってる姿。部活のために色々悩んで色んな壁にぶつかっても挫けず頑張り続けるところも。
Y.jy
…… 俺から言いたかったのに 。
そう言って柔太朗は私を思いっきり抱きしめてくれた。
Y.jy
本当は試合に勝ってから言いたかった。負けることなんて想像もしてみなかったからどうしようか悩んでた。でもこうやってあなたの下の名前がそうやって言ってくれて嬉しい。もう俺はサッカーをすることは無いかもしれない。それでもいいの?
あなた
私は柔太朗が好きだから。どんな柔太朗でも好きだから。
そう言うと柔太朗は私を抱きしめる力を強めた。
Y.jy
…… 大好きだよあなたの下の名前。

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