【倒産】「栗きんとん」で知られる栗菓子専門店 破産手続き開始決定 負債額は約11億円 物価高などが経営圧迫… “食品表示問題”が追い打ちに
■「栗きんとん」で知られる栗菓子専門店 破産手続き開始決定 栗きんとんで知られる、岐阜県中津川市の栗菓子専門店「新杵堂」が、6月19日に破産手続きの開始決定を受けました。負債額は約11億円。原材料の高騰などに加え、食品の不適正表示の発覚による信用失墜が追い打ちをかけました。 【写真を見る】【倒産】「栗きんとん」で知られる栗菓子専門店 破産手続き開始決定 負債額は約11億円 物価高などが経営圧迫… “食品表示問題”が追い打ちに 帝国データバンクによりますと、岐阜県中津川市の「新杵堂」は、2026年6月19日に岐阜地裁多治見支部から破産手続き開始決定を受けました。資本金は7500万円、負債総額は約11億円に上ります。 ■売上10億円超も…原材料費の高騰などが圧迫 新杵堂は1948年(昭和23年)創業の老舗。看板商品の「栗きんとん」は地元の銘菓として親しまれ、栗大福などの和菓子からロールケーキといった洋菓子まで幅広く製造・販売していました。 2002年9月に法人化し、2023年8月の年間売上高は約10億4000万円に到達。 近年は、コロナ禍の「巣ごもり需要」や海外展開が好調で売上を伸ばしていました。しかし、原材料費や光熱費の高騰などが収益を圧迫。過去の累積損失も相まって、債務超過の状態が続いていたうえ、設備投資の借入金返済も重荷となり、取引先への支払遅延が発生するなど、厳しい資金繰りが続いていたということです。 ■“食品表示問題”が追い打ちに こうした厳しい経営状況のなか、決定打となったのが原材料の不適切表示問題。 今年5月、中津川市の“ふるさと納税返礼品”としても販売された「THE PREMIUM 栗きんとん」について、香川県と徳島県の一部で伝統的な手法で作られる「和三盆糖」を使用していないにもかかわらず、原材料名に表示していたとして、農林水産省から食品表示法に基づく是正指示を受けていました。
CBCテレビ
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