【作曲Tips】リファレンスに寄せられなかった「その部分」が、あなたの個性だという話 #FEAT_TUNE
FEAT事業部部長、作曲家、DJのAlicemetix(アリスメ)です。
今回は作曲のお話、というか、完全にメンタルの話です。
皆さんは曲を作る時、リファレンス(参考曲)を決めて作ってますか?
「あのカッコいい質感の曲を自分でも作りたい」
と思って真似してみるのは、制作の基本だしとても良いことだと思います。
指標となりますし、自分の求める曲の質感などが確認できるので、リファレンスを用意するのはとてもありだと思います。
ただ、作ってるうちに
「どれだけ頑張ってもあのクオリティにならない」
「なんか違う……」と凹んで手が止まってしまうことはないでしょうか?
今回は、リファレンスに寄せられなくて絶望してる人に向けたお話です。
よろしくどうぞ。
寄せようと思っても「できない部分」にこそ価値がある
そもそも、リファレンスに100%寄せる必要なんて最初からありません。
リファレンス先のアーティストと自分は違うのだから、真似しようとしても絶対にズレが生じます。
でも、その「どうしても寄せきれずに残ってしまった部分」や「気がついたら出てしまう手癖」こそが、あなたにしか作れない「個性」の正体です。
狙って作った個性ではなく、消そうとしても消せなかった部分にこそ、あなたの音が宿ってます。
100%コピーできたら、
そこにあなたの個性は存在しない
仮にもし、リファレンスを100%コピーできたとしたら、
そこにあなたのオリジナリティは存在しないことになります。
技術的に完璧なトレースができる人は、
そこから「いかに自分らしく変えていくか」という次のステップが必要になってくるわけですが、これはこれで結構なエネルギーが必要です。
そもそも100%コピーできない場合でも、
そのコピーできなかった部分こそがあなたの手癖であり、個性であり、そのリファレンス元との「明確な差」となるのです。
最初から差が生まれてるんだから、むしろラッキーだと言えるでしょう。
「寄せられなかった差」を、
無理に直そうとしなくていい
もちろん、引き出しを増やしたり、技術を磨いてリファレンスに近づけようと努力したりするのは素晴らしいことです。
基本的には引き出しは多ければ多いほど良いです。
ただ、どれだけ技術を磨いても、最後にどうしても残ってしまう
「自分の手癖」を、欠陥だと思って無理に潰す必要はありません。
「あのプロみたいなコード進行は作れなかったけど、自分の得意なこのリズム・音使いが気持ちいいな」と思えるなら、
その手癖を信じてそのまま形にしていく。
その積み重ねが、あなた独自のスタイルになっていくわけです。
まとめ
リファレンスは、まさしく"リファレンス"であり、完成曲ではないのです。
寄せきれなかった自分の曲をボツにする前に、
一度その違いや差を前向きに捉えてみるのも良いかなと思います。
参考になれば幸いです。Alicemetixでした。
おすすめ記事
◤FEAT TUNE記事一覧
◤プレイリスト「新世代ポップ⚡️#FEAT_TUNE_SELECTS」



コメント