国旗損壊罪法案が衆議院で可決された。自民党の岩屋毅議員は、党議拘束に反し離籍した。この問題でみんなに伝えたいことは、国旗は「破壊される」ことよりも圧倒的に「隠される」ことが多く、児童への教育施設で繰り返し行われてきた。隠されたら岩屋氏が言う「自然に尊重の心を育む」とか不可能だ!
例えばな、ワシが済む港区の区立保育園では、「保育園制度」が始まって以来今日まで「日の丸は禁止」されてきた。
2017年3月に厚労省が「保育所保育指針」というものを施行し、そこには「行事において国旗に親しむ」と規定されたが、
港区では「超法規的措置として、園児の目には日の丸を入れさせてはにらない」という保育政策が行われ続けてきた。
ワシはこの問題について度々、港区に照会したが、「そもそも保育所保育指針自体が別に守る義務のないもの」と回答してきた。
びっくりなわけ。
同指針には「子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい生活の場でなければならない」とも規定されているが、
日の丸を園児にみせるくらいならば、保育園は別にそんな場所でなくてもいい、という「強い思想」が公務員にあったわけじゃ。
ところでな、「国旗損壊」の「損壊」という言葉を、ほとんどの人が「破壊」とか「汚損」だと思っているんじゃないかな。
実は、「損壊」の意味は違う。それは「本来の用途ができない」という意味になんじゃ。
例えば、器物損壊罪も、皿に放尿した事案につき、皿そのものが壊れていなくて、洗ったり消毒できる方法があったとしても、皿に対する器物損壊を認めた(大審院決定明治42年4月16日)。
気分悪いからだよな。
同じく「国章損壊」の定義についても、
「国章が果たしている威信・尊厳表徴の効用を減失または減少せしめることをいう」(大阪高裁判決昭和38年11月27日))として、
「物理的に国旗・国章を破壊すること」ではなく、損壊とは、「遮蔽や場所移動」など、幅広く定義している。
つまり、「国旗損壊罪」が立法化された場合、これまで日本中の多くの教育施設でなされていた「そもそも日の丸を隠してしまう」「児童の目に触れないようにする」という行為が、幅広く「損壊」として処罰できるわけだ。
公立・国立学校の卒業式で日の丸を掲揚しない(除去・掲揚妨害)、など幅広い運用ができる。
この「保育園では日の丸禁止」というのは、実はかなり悪質でな、
区立幼稚園では当然日の丸が掲揚されているが、保育園では禁止という「格差」の問題になる。両親とも働いているような連中の子には「日の丸は見せない」っつーことだ。
ワシが親しい港区議の方に議会調査権に基づく事実確認をお願いすると、
保育課長は「日の丸を嫌がる外国人がいるから」と回答した。
そこで「苦情の記録は?」と更に質問するとそんな記録は存在せず、「保育課長の思想」で、日の丸を禁止していた事実がわかった。
そこで、港区長の清家愛氏は、議会で「今後は実施し、運動会での国旗制作で日本の国旗に親しむ取り組みを進める」と答弁したが、実際に答弁後の保育園運動会では、日の丸は影も形も無し。
ナチュラルに虚偽答弁していたことに戦慄。
ここまでくるともう「日本人への憎悪」なんだよな。
そこで、ワシは、政令指定都市を含む行政区の171区の広聴に「卒園式における保育園での日の丸の取り扱い」について質問するメールを送った。
そしたらな、「卒園式で日の丸を掲揚している」と回答したのは1%台なわけ。これが令和8年の日本だった。
そう。もう「反日の憎悪」がいたるところに蔓延して、ワシら日本人を敵視し、その憎悪が子どもにまで向けられているわけなんだな。
なぜ、日の丸を蔑ろにすることが「日本国全体への憎悪」なのか、そもそも論じゃが、次に引用するぞ。
トマス・ホッブスの「Leviathan」(リバイアサン)第10章では、次のように述べている。
『権力についての評判そのものが、権力なのである。なぜなら、それは保護を求める人々の支持と従属を引き寄せるからである』
(Reputation of power, is Power; because it draweth with it the adherence of those that need protection.)
つまりな、国家の表徴を侮辱したり隠したり「蔑ろ」にする行為は、結局は「国家の統治能力を減衰」させることにつながるわけだ。
歴史的にな。
だから、国旗損壊は、それが外国旗であろうと自国旗であろうと、統治能力に影響すると判断され、取り締まりの対象となっている。
もちろん、アメリカのように二度の世界大戦に勝利し、核武装した経済大国であり、どの国であってアメリカ国家の威信を破壊しえない「自信」がある場合は、歴史的に例外もあるかもしれない。
しかし、歴史的な一般原則でいえば、「国章(国旗以前に国家を象徴する存在)」への侮辱は、その国家の統治能力を下げる「破壊活動」とみなされ、厳しい処罰の対象にしてきた歴史がある。
だからこそ、世界各国は国旗損壊罪を制定するか、アメリカのように外国旗も自国旗も損壊自由という「公平性」を担保しているかの、どちらかなんだな。
地球上で日本だけが「自国旗は破壊して良いが、外国旗だけはダメ」では筋が通らない。
外国国章損壊が外交関係を棄損するのは、国旗損壊とい行為が「統治能力へとの攻撃」に帰結するからじゃ。これは、自国旗についても同じじゃ。
国家はな、目に見えないし、匂いもない。触れないし聞こえない。味もない。
「精神」に存在する。だから、精神の無い虫けらに国家はない。国家を意識するだけの高次機能が脳に無い。
人(サピエンス)だけが国家を持つ理由じゃ。
だからこそ!
その精神的領域を侵犯し、国家の威信を傷つけ、統治能力を減衰させ、
最終的には「テロ・内乱」などを「しやすい」環境をつくるための「道筋」が国旗損壊なんじゃ。
国家破壊のため、敵はあらゆる道筋をたてている。
保育園児は「日の丸禁止」もそのためじゃ。この子らが将来どうなるか? 期待しての「国家禁止」なわけだ。
絶対に油断してはならん。これは「静かな内戦」なんだ! 日の丸を守れ!
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写真は子どもとプリクラ撮ってるワシじゃ。