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近鉄京都線“珍しい線路”で脱線事故 現場は「カーブ上にクロス分岐器」 運転士が駅を出発直後に感じた異変

2026年7月1日 0:52
近鉄京都線“珍しい線路”で脱線事故 現場は「カーブ上にクロス分岐器」 運転士が駅を出発直後に感じた異変

29日に始発電車が脱線事故を起こした近鉄京都線は、30日朝、運転を再開しました。ただ事故原因は分からないままで、30日も国交省の運輸安全委員会が調査を行っています。

■約26時間ぶりに全線で運転再開

アナウンス
「お待たせいたしました。ただいまから改札内に入っていただけます」

アナウンスとともに、多くの人が駅構内へ。近鉄京都線は6月30日朝、およそ26時間ぶりに全線で運転再開となりました。

利用客
「助かります。原因と再発防止策をやってもらえたら」

6月29日午前5時すぎ、京都駅を出発した始発列車に起きた脱線事故。

脱線した列車の運転士
「後ろから引っ張られるような感じがした」

運転士が異変を感じたのは、京都駅を出発した直後でした。

線路を切り替える「分岐器」を通過中、感じた異変。列車を停止させると、2両目と3両目が進行方向右側に脱線しているのがわかりました。

 ◇

脱線した列車の乗客
「止まる直前に、異常なガリッみたいな何かぶつかるような音。はしごを使って車両外に出てくださいと。線路ぎわにおりて、歩いて京都駅まで戻りました。車体の外に出て『あ、脱線してるわ』と。びっくりした、初めて見た光景でした」

当時の乗客は30人。けが人はいませんでしたが、復旧作業はまる1日かかりました。

記者
「発生からおよそ22時間たち、列車の撤去が始まりました」

脱線した車両が線路上に戻されたのは、6月30日午前3時すぎ。

原因はなんだったのか。現地で調査を行う国の運輸安全委員会は…。

運輸安全委員会 鉄道事故調査官
「今の段階でこれだと言える原因はないです」

■“非常に珍しい”カーブ上にクロス分岐器が…

近鉄が開いた会見で、注目されたのは…。

近鉄鉄道本部 大阪統括部 施設部長
「(現場は)京都駅を出てから左にカーブしていく状況で、そのカーブのところにこのクロス分岐器があります」

線路を切りかえる分岐器がカーブ上にあることについて、こうした線路は非常に珍しいといいますが…。

近鉄鉄道本部 大阪統括部 施設部長
「珍しいからといって構造上ややこしいとか管理が難しいとかいうものではなくて、適切に管理すれば列車運行に対して安全に機能する」

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■車両側と線路側の複合的な要因で脱線か
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